自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

せみ

2012-07-26 21:33:14 | Weblog
本日も気温が上昇を続ける。
蝉の鳴き声もだんだん多くなってくる。
朝はクマゼミ、クマゼミが一段落するとニイニイゼミが鳴き出し
暑い真っ盛りはアブラゼミ、夕方近くになるとツクツクボウシがやってくる。
山では日暮らしがカネカネと鳴く。
年金暮らしになると日暮らし生活続く、だからその鳴き方は理解できる。
が残念ながら日暮らしは恥ずかしいのか姿を見せずにカネカネと鳴く。


クマゼミ

ニイニイゼミ

アブラゼミ

ツクツクボウシ


地域、場所により蝉の鳴く時間帯は違うかもしれない。
昨日、テレビで珍百景を見ていたら蝉の殻が5段重ねで珍を貰った。
もしや我が家の木の下でも見られるかと懐中電灯を持って探検に!
その蝉が地下から這いあがり地上で羽化する姿を撮影出来た。
まずニイニイゼミ


21時頃

22時頃には翅の色も変わり動き出した。


アブラゼミ


桑の木の下に無数の穴がある


これだけの蝉が地下で7年、根っこにしがみついて樹液を吸えば樹勢は衰えるはずだ。


この枝だけでも10個以上
しかも4段重ね
珍百景ものだ


80%がアブラゼミのものだった。





クマゼミの羽化


21時頃



羽化を初めた時間はわからないが



22時頃にはクマゼミの翅と分かるまでになった。

7月25日の夜発見した羽化数
ニイニイゼミ 2匹
アブラゼミ  7匹
クマゼミ   2匹 
我が家の自然は学ぶ気があればいくらでも学べる環境のようだ。
まだまだ蝉の羽化は続くだろう。
特にクマゼミの羽化はこれから本格化するだろう。
クマゼミの蝉しぐれ競演ももうすぐだろう。