自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

アナバチ

2010-08-11 22:04:22 | Weblog
「暑い暑い」を理由にしてすることをさぼっている。
他にも理由はあるがしばらく庭をミント世の中は変わっている。


ミント
ハッカと言う人もある


ミントというハーブを研究するとシソ科の多年草で種類は数千種にもなる。
大きく分けるとスペア種とペパー種があり、代表的なものにはスペア、アップル、ジンジャー、クール、パイナップル、レモン等があり、隣に異種を植えるとすぐ交雑して別ものになる。
別の種になるのも早いが先祖がえりも早く、知らない間に元の香りにかえっていることが多い。
そんなミントの花が咲いているのに気付き周りを見れば


ユリが咲き

ゲンノショウコも咲きだした


ゲンノショウコのそばに土を掘り穴をあけているハチがいた。




アナバチの仲間


このハチの正式名はクロアナバチらしい。
しばらく観察していると飛び立ったハチは何やらバッタを咥えて帰ってきた。


キリギリス系のツユムシが幼虫の餌だ


ハチはツユムシに毒針を刺して仮死状態にして穴に連れ込み、卵を産む。
卵から孵化したハチの子らはアナバチを餌にして成長していく。
アナバチの仲間には


しろすじぎんぐちばち?


虫を探して飛んでいる。とり逃がしたがもう1種、餌を巣に運び込んだ。
種によりバッタや蜘蛛等が決まっている。
今月はじめMさんからいただいた鈴虫が大きくなり、半分程度別のケースに入れる予定だ。



分室を作らないと共食いが始まったら大変。
鈴虫の餌は市販品を使っているが削リカツオでも共食い防止にはなる。
観察には時間をかけてミント良いレポートは掛けないと反省した。