ムカーシ、昔のその昔 備後の国がまだ穴の海と呼ばれていた頃
堂々川はトウトウ谷の溝川だったとか。
数年に1回、大水が大量の砂を乗せて下流に流れる事はあっても平和な澱みが多かった。

そこに住む生き物はたまには喧嘩もするがお互いをかばいあって生きている。



そんな時、異国から迷い込んだというウシガエルの「ウシガ」は下流から登ってきてこの淵に住みついた。

ウシガはしばらくはおとなしくしていた。
しかしお腹がすいてきてからは周りの生き物を全て食べ始めたのです。
憎たらしいこのお腹。
日本赤ガエルの卵はぺろり一飲みにされた。
お母さんの亜科さんも命からがら逃れましたがブルブル震えています。
お腹がいっぱいになっても「ウオーウオー」と低い声で威嚇をします。


これは大変だ早くここからいなくなってもらわないとこの澱みは全滅する。
ヘビトンボの長老が皆を集めて集会を開いた。

コオニヤンマの幼虫は3人寄れば文殊の知恵、1本では折れるが三本の矢は折れないよと提案した。

ホタルの幼虫が僕の先生に頼もうと言い出した。
僕の光は熱を出さないが、先生は魔法の光を出すからと提案した。

皆は「それがいい、それがいい」と賛成しました。
震えていた亜科さんはそれを聞いて、ヘビトンボの長老と一緒にホタルの先生のところへ頼みに行きました。
先生は「分かった」とすぐに行動を起こしてくれました。

魔法の撃退光を発射しました。
ウシガは体がしびれ、背中を見せて去っていくのです。

亜科さんはみんなとの団結でかえるの戦いに勝ちました。
皆もウシガよ「もう」ここへ「かえる」な、早く自分の故郷の国へ帰れと大声で言いました。
勝つには勝ったが少しつら勝った部分があったのは残念です。
それからしばらくして、この地の名前は安心して住める国「安那郡」と言う名に変わりましたとさ。
堂々川はトウトウ谷の溝川だったとか。
数年に1回、大水が大量の砂を乗せて下流に流れる事はあっても平和な澱みが多かった。

そこに住む生き物はたまには喧嘩もするがお互いをかばいあって生きている。



そんな時、異国から迷い込んだというウシガエルの「ウシガ」は下流から登ってきてこの淵に住みついた。

ウシガはしばらくはおとなしくしていた。
しかしお腹がすいてきてからは周りの生き物を全て食べ始めたのです。
憎たらしいこのお腹。
日本赤ガエルの卵はぺろり一飲みにされた。
お母さんの亜科さんも命からがら逃れましたがブルブル震えています。
お腹がいっぱいになっても「ウオーウオー」と低い声で威嚇をします。


これは大変だ早くここからいなくなってもらわないとこの澱みは全滅する。
ヘビトンボの長老が皆を集めて集会を開いた。

コオニヤンマの幼虫は3人寄れば文殊の知恵、1本では折れるが三本の矢は折れないよと提案した。

ホタルの幼虫が僕の先生に頼もうと言い出した。
僕の光は熱を出さないが、先生は魔法の光を出すからと提案した。

皆は「それがいい、それがいい」と賛成しました。
震えていた亜科さんはそれを聞いて、ヘビトンボの長老と一緒にホタルの先生のところへ頼みに行きました。
先生は「分かった」とすぐに行動を起こしてくれました。

魔法の撃退光を発射しました。
ウシガは体がしびれ、背中を見せて去っていくのです。

亜科さんはみんなとの団結でかえるの戦いに勝ちました。
皆もウシガよ「もう」ここへ「かえる」な、早く自分の故郷の国へ帰れと大声で言いました。
勝つには勝ったが少しつら勝った部分があったのは残念です。
それからしばらくして、この地の名前は安心して住める国「安那郡」と言う名に変わりましたとさ。
すでにその地名があるものに、後から地名由来を作ったと思われる伝承が多数、古事記や風土記にあるように思います。
地名記憶術かと思われる。
殿様に聞かれて知りません、忘れました、大恥ですが、万一誤った名前を伝えたりすると一大事です。
嘘を言ったということで、切腹に及ぶ心配もあります。
世相を現した新作風土記ですね。
新作風土記とはいい命名で感心しました。
所でホタルの先生ってどなた?
ウシガエルって、関東で言う食用蛙のことかしら?
あの、大きな声で気持ち悪い鳴き方をする・・・。
いま、こんなもの食べる人居ませんよね!
でもとても分かりがよく、ユニークな読み物として面白かったです。
童話作家に転進ですか。
自然さんも益々忙しく、
薬草研究か、ホタル会の世話役、町の名士、童話作家、八面六臂の強多忙。
堂々川も自然が豊かですね。
ウシ蛙やオニヤンマの幼虫まで。
私の散歩している三崎公園でも溜池にウシ蛙が住み付いている。
ウオーウオーと鳴いているが、近くへ行くと泣きやんでします。
しかし上手く写真に撮りましたね。
ウシガエルはアカガエルの卵を食べるのですね・・。
蛍の幼虫は食べられないのでしょうか・・?。
そこが1番問題ですね。
自然さんはどんなパワーを出してウシガエルを追い出されたのでしょう・・。
兎に角目出度し目出度し・・・。
でもカエルだけに又帰ることには ならないでしょうね~。
叱られそうなのでカエルとす。(笑)
RCC・冊子・PHと色々結果が出て素晴らしい毎日ですね~。
大変でしょうが充実されていますね。
おめでとうございます。
台風今夜辺りからのようです。
お互いに何事もありませんように・・・です。
あなおかし
いい物語です
こちらではなかなか見ることができない、
小さな、動く生き物、たくさん見ることができて
楽しかったです。
物語にすると、図鑑で見るのとちがって、生き生き。
蛍の先生は、自然さんだと推察しています。
もう台風の嵐がやってきている頃でしょうか。
どうぞ被害でませんように。
ウシガエルさんが去って、平和な川に戻ってよかったですね。
ところで台風は大丈夫でしょうか?
台風心配ですね。堂々川の生き物も大変です。