自然を尋ねる人

自然の素晴らしさ、豊かさ、人と自然の係わり合いを求めて!自然から私たちにくれる贈り物を見つけるために今日も歩く。

夜目遠目傘のうち

2012-06-11 10:53:16 | Weblog
堂々川のホタル
約1kmの川沿いに多いとろで約100匹
少ないところは数匹が舞うのだが、どこもそれなりのホタルの美は楽しめる。
我が家ではセンノウ(仙翁)の花が美を競い始めた。


松本、八重松本、白センノウが開花
小倉、節黒センノウは咲く準備中


梅雨入りの夜堂々川で見たグリーンの蝶
堂々川にこのような綺麗な蝶がいたとはつゆ知らず
蛍のおかげで見ることが出来た。


クロスジアオシャク


川の沿道では草刈りしたままの状態で乾かしていた草、
近々福山市の方が引き取りしてくださることになった。
それならもう一息、草刈りをがんばり、
ホタル見物来訪者の皆さんの為になることをしたい。


同好会が管理している証の看板
付近にはウツボグサの群生がある。
撮ってもよいが盗らないで

今月21日中條小が
ヒガンバナを植える場所

9日蛍が良く飛んだ5番砂留東の山寄せ土手


9日の夜蛍400匹ほどに対して来訪者は
車150台以上、来訪者300人以上
口の悪い人は「ホタルより車の方が多い」と皮肉を言う。
助けてくれる人は「服部のホタル祭りはホタル数匹だった。ここは最高だ」と言う。
服部地区の場合ホタルが飛ぶピークは10日頃だから少ないのは当たりまえだ。


5番砂留の谷筋


車の光が多くてホタル観賞は難しい。
ハザードランプをつける人を見かけ注意する。
その人曰く「このランプをつけるとホタルがよってくるからつけているのだ」と言う。
どこのホタルも人工の光は嫌いだ。
よしんば近づいたとしてもそれはホタルのかっての世界。変わり者のホタルだ。
間違った言葉を信用して多くの人に迷惑をかけているうえ、注意を聞かない人がいた。
車のNOは控えているが公表はしない。また公表する権限もない。


ホタルを放す家族


頭のよい中条小4年生の子供がポリ袋からホタルを出している。
ホタルは見るだけにしてと言ったら中条の川から採ってきたと言う。
母親が家に持ち帰るはだめといったからここで放すのだという。
出来たら採ったところへ返してと言ったが間に合わない。
このあたり5番留の砂留の下は約50匹のホタルが乱舞していた。





この小学生に「ホタルは綺麗だろう。君のお母さん並みだね」と言うと
先ほど約束したホタルの写真が欲しいらしく約束を守ってと言う。
母親はこの子意味がわかっていないと笑う。

下流では少ないホタルを眺めホタルは綺麗と言ってくれる。



巡視も楽ではないが
再度5番砂留下を通ると先ほどの子が約束を守れと言う。
それと今日一番多い場所はどこかと聞く。
もう夜が遅いから帰れと言うと母親らしき人がそこを案内してくれと言う。
ついてきた。
長靴は!と聞くと運動靴をはいていた。
行ける所まで案内。



このホタルを見て家族とは別れた。
おかあさんの顔は夜目の為よくわからなかったことを付け加えておく。
最後は今日もメーンエベント日本一の石積砂防砂留をホタルがライトアップするところ。




22時頃ホタルの飛翔がすくなった時間帯
その頃、車の数も減り写真が撮れる


普通堂々川のホタルは20時~21時頃までに大波小波合わせて
三回から四回乱舞する時間帯がある。

お願い
翌朝10日清掃の為川を巡視すると煙草の吸殻が約50本、拾わせてもらいました。
すべてがホタル見物者ではないだろうが捨てないで欲しい。
夜目、遠目の堂々川は綺麗だが近くで見れば大変、
同好会の人たちが後を片付けてくれていることも知ってほしい。