三春駅を目指して歩きました。
「三春駒」の醸造元「佐藤酒造」の敷地内を通ります。
この道、地元の方から「近道ですよ。」と教えて頂いたのですが、ここは佐藤酒造さんのご好意で通らせて頂いているようです。
大谷石で造られた倉庫が目に入りました。
案外、新しいもののようです。
佐藤酒造さんの入り口です。
平日なら蔵見学が出来るようです。
関係者の方がおられ、頭を下げながら通り過ぎようとしたら、丁寧に返事を返してくださいました。
偶然、職人横丁と呼ばれている通りに出ました。
街並みも見たいと思っていましたが、荷物の重さにバテバテであきらめていました。
それだけに、偶然前を通る事が出来てどれほど嬉しかったか。
ここは、鍛治屋さん。
家は傾き、屋根にはコケが・・・。
それでも、ちゃんと営業しておられるんですねぇ、お客さんが来ていました。
どうやら、この女性が使う農具を求めて遠方から来られた感じでした。
うふっ、いいモノ見れた!
疲れもしばし忘れ、浮き浮きした気分で駅へと急ぎました。
三春駅のホームも凄い行列です。
早くから並んだので、列車には座れましたが乗客のほとんどは観光客。
地元の人にとっては迷惑な話でしょう。
しかし、客が来ない観光地ほど寂しいものはありません。
少しの間だけ我慢してください。