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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

万清楼の風呂

2014年05月24日 | 宿-関西

万清楼とホテル浦島のお風呂です。

万清楼の風呂「千代の湯」は1階に内湯と露天風呂があり、チェックインから24:00まで入浴可能。

朝は5:00~入れる。

風呂は男女で入れ替わる事はない。

脱衣所にタオル・バスタオルが用意され、アメニティも揃っているので、手ぶらで風呂へ行けるのは有難い。

 

独自源泉の内湯と露天風呂。

源泉名が「勝美湯」。

この宿の前身は、宿か銭湯だったのだろうか?

浴室ではあまり感じなかったが、湯上りの体から上品な硫黄臭がする。

口に含むとえぐみはないが塩っ辛い。

湯上り後、少々体がべとつく。

露天風呂に使われている石は何だろう?

カランは6ケ所でシャワーは強力。

アメニティは花王のレアーナ。

茶の洗顔石鹸もある。

湯船の回りにはぐるっと排水溝があり、湯船からあふれた湯はこの排水溝へ。

湯船の中からも熱い湯が出ている。

湧出量は34L/Mと決して多くはない。もしかしたら循環かな?

違いました、源泉掛け流しです。

    • 源泉名:勝美湯
    • PH=7.0  温度:42.3度  湧出量:34L/M
    • Na=603.3  Ca=314.4  Cl=1402  SO4=142.3
    • 成分総計:2578mg/Kg
    • 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

ささっと夕食を済まし19:20のボートで浦島へ。

浴衣で行ったのでお約束の緑のポーチは持っていない。

まず目指すは忘帰洞。

忘帰洞の風呂内部は写真撮影禁止だけど誰も居ない脱衣所ならいいだろう。

やはり夕食直後の風呂は空いている。

こんなに誰も居ない時間ってそうないだろう。

夜の時間帯、あの写真で見る洞窟風呂の方は男性用になっている。

波打ち際の湯船、夜はなんだか不気味でゆっくり浸かってられない。

    • 源泉名:ホテル浦島集中タンク(岩窟湯、赤島湯、赤島2号泉、翁湯、祭渡山泉の混合)
    • PH=7.3  温度:53.8度  湧出量:449L/M
    • Na=1622  MG=151.8  Ca=616.7  Cl=3611  SO4=486.4
    • 成分総計=6644mg/Kg
    • 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

こちらは忘帰洞へ行くまでにある「ハマユウの湯」で、ここは貸し切り状態。

 白濁した湯がこんこんと・・・。

一般的な宿ではこの内湯だけでも充分なのに、浦島ではほんの一部の風呂に過ぎない。

    • 源泉名:磯ノ湯2号泉
    • PH=7.7  温度:47.3度  湧出量:122L/M
    • Na=908.6  Mg=92.4  Ca=325.2  Cl=2166  SO4=146.3
    • 成分総計:3776mg/Kg
    • 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
 
    • 源泉名:磯ノ湯1号泉
    • PH=7.3  温度:44.6度  湧出量:115L/M
    • Na=1125  Mg=72.5  Ca=111.5  Cl=2080  SO4=196
    • 成分総計:3700mg/Kg
    • 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉

はぁ、もう一方の洞窟温泉「玄武洞」は遠い。

玄武洞の濃い湯は好きなんだけど、こちらは人がいっぱい。

おまけに、館内別行動の相方との待ち合わせ約束時間まが迫っている。

玄武洞の湯を楽しむ間もなく「磯の湯」へ。

「磯の湯」ってこんなんだったっけ?忘れている。

こちらも誰も居ない。

「玄武洞」はあんなに賑わっていたのに・・・。

手前にぬるい湯の湯船、奥に熱い目の浴槽。

交互入浴が楽しめる程の温度差はない。

熱いめの湯船は浦島では珍しい透明の湯。

しゃきっとする湯で、この熱いめの風呂は気に入った。

個人的にはこの「磯の湯」が一番好き。

次に来るような事があれば、この湯をゆっくり楽しみたい。

    • 源泉名:磯ノ湯5号泉
    • PH=7.5  温度41度 湧出量:111L/M
    • Na=685.7  Ca=379.9  Cl=1809  SO4=168.9
    • 成分総計:3166mg/Kg
    • 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
湯温41度なので、これがぬるい方の源泉なんだろうか?
 
もう一つ成分分析表が掲げられ、それは「磯ノ湯1号泉」だった。
 
浦島の風呂は全て源泉掛け流しという。
 
全部で800室近い部屋がある温泉宿、凄い量の湯が必要だろうに、全て掛け流しとは立派なものです。
 
それに、どの浴室にも使用源泉の成分分析表が掲げられている。
 
当然といえばそれまでだが、どれほどの人がこれを見ているだろうか?
 
リーズナブルな料金で、あるいは格安ツアーで、これだけ素敵な湯に浸かれる宿はそうないだろう。

 
話を戻して・・・
万清楼、味良し、部屋良し、ホテル浦島の湯も含めて温泉は楽しく充実。

そして一人15000円弱の料金。
本当に満足させてくれた宿でした。
 
南紀では白浜が田辺まで高速が通じているので近いのだが、白浜では気に入った宿はみつかっていない。
 
下道(国道42号線)を2時間程走らなければいけない勝浦までは遠いが、ちょっと足を延ばして又この宿に泊まりに来たい。
 

 


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