万清楼とホテル浦島のお風呂です。
万清楼の風呂「千代の湯」は1階に内湯と露天風呂があり、チェックインから24:00まで入浴可能。
朝は5:00~入れる。
風呂は男女で入れ替わる事はない。
脱衣所にタオル・バスタオルが用意され、アメニティも揃っているので、手ぶらで風呂へ行けるのは有難い。
独自源泉の内湯と露天風呂。
源泉名が「勝美湯」。
この宿の前身は、宿か銭湯だったのだろうか?
浴室ではあまり感じなかったが、湯上りの体から上品な硫黄臭がする。
口に含むとえぐみはないが塩っ辛い。
湯上り後、少々体がべとつく。
露天風呂に使われている石は何だろう?
カランは6ケ所でシャワーは強力。
アメニティは花王のレアーナ。
茶の洗顔石鹸もある。
湯船の回りにはぐるっと排水溝があり、湯船からあふれた湯はこの排水溝へ。
湯船の中からも熱い湯が出ている。
湧出量は34L/Mと決して多くはない。もしかしたら循環かな?
違いました、源泉掛け流しです。
- 源泉名:勝美湯
- PH=7.0 温度:42.3度 湧出量:34L/M
- Na=603.3 Ca=314.4 Cl=1402 SO4=142.3
- 成分総計:2578mg/Kg
- 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
ささっと夕食を済まし19:20のボートで浦島へ。
浴衣で行ったのでお約束の緑のポーチは持っていない。
まず目指すは忘帰洞。
忘帰洞の風呂内部は写真撮影禁止だけど誰も居ない脱衣所ならいいだろう。
やはり夕食直後の風呂は空いている。
こんなに誰も居ない時間ってそうないだろう。
夜の時間帯、あの写真で見る洞窟風呂の方は男性用になっている。
波打ち際の湯船、夜はなんだか不気味でゆっくり浸かってられない。
- 源泉名:ホテル浦島集中タンク(岩窟湯、赤島湯、赤島2号泉、翁湯、祭渡山泉の混合)
- PH=7.3 温度:53.8度 湧出量:449L/M
- Na=1622 MG=151.8 Ca=616.7 Cl=3611 SO4=486.4
- 成分総計=6644mg/Kg
- 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
こちらは忘帰洞へ行くまでにある「ハマユウの湯」で、ここは貸し切り状態。
白濁した湯がこんこんと・・・。
一般的な宿ではこの内湯だけでも充分なのに、浦島ではほんの一部の風呂に過ぎない。
- 源泉名:磯ノ湯2号泉
- PH=7.7 温度:47.3度 湧出量:122L/M
- Na=908.6 Mg=92.4 Ca=325.2 Cl=2166 SO4=146.3
- 成分総計:3776mg/Kg
- 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
- 源泉名:磯ノ湯1号泉
- PH=7.3 温度:44.6度 湧出量:115L/M
- Na=1125 Mg=72.5 Ca=111.5 Cl=2080 SO4=196
- 成分総計:3700mg/Kg
- 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
はぁ、もう一方の洞窟温泉「玄武洞」は遠い。
玄武洞の濃い湯は好きなんだけど、こちらは人がいっぱい。
おまけに、館内別行動の相方との待ち合わせ約束時間まが迫っている。
玄武洞の湯を楽しむ間もなく「磯の湯」へ。
「磯の湯」ってこんなんだったっけ?忘れている。
こちらも誰も居ない。
「玄武洞」はあんなに賑わっていたのに・・・。
手前にぬるい湯の湯船、奥に熱い目の浴槽。
交互入浴が楽しめる程の温度差はない。
熱いめの湯船は浦島では珍しい透明の湯。
しゃきっとする湯で、この熱いめの風呂は気に入った。
個人的にはこの「磯の湯」が一番好き。
次に来るような事があれば、この湯をゆっくり楽しみたい。
- 源泉名:磯ノ湯5号泉
- PH=7.5 温度41度 湧出量:111L/M
- Na=685.7 Ca=379.9 Cl=1809 SO4=168.9
- 成分総計:3166mg/Kg
- 含硫黄-ナトリウム・カルシウム-塩化物泉
そして一人15000円弱の料金。


