2、3月、ほとんどの日が満室だった大島温泉ホテル。
ツアー客が多く利用するのかな?
と、思っていたが、宿泊した当日駐車場に観光バスは停まってないし
団体客と思しき集団は見かけなかった。
三原山登山道路からホテルへの取付道路はボコボコ。
道路だけではなく建物も古く、老朽化も進んでいるような気がした。
翌朝、すっぽり霧に包まれた大島温泉ホテル。
右手奥に土産物コーナーがあり、買い物したら1割引きにしてくれた。
大島土産の定番椿油。
大阪でも買える製品はおいといて、ネイルケアー用の
ペンシルタイプの椿油を買った。
客室は1階と2階、三原山に面した山側と海側がある。
ロビー回りには活きの良い生花がいっぱい。
活けられているという感じではなく、無造作に花瓶に納まっている。
しかし、どの花もいきいきしてきれい。
宿スタッフの庭で咲いた花なのだろうか?
なんて、勝手に想像。
部屋は1階山側の和室8畳間。
海側にも部屋はあるが、2階でないと海は見えないような感じ。
広縁に置かれた椅子は2脚共に外に向いている。
窓の外に三原山が望める。
海側の部屋よりいいかな?
嬉しい事に部屋の風呂は温泉。
しかも源泉掛け流し。
右手のトイレから出て来た相方が悲壮な声で言う。
ウォシュレットと違う・・・と。
う~ん、大島で一番大きい、そして東海汽船の関連宿なのに
今時ウォシュレットではないとは。
湯を出すがしばらくは水。
果たして温泉なんだろうか?と、不安になったが、
そのうち熱い湯に変わって一安心。
翌朝は霧に覆われ何も見えなかった。
広縁の端に洗面所。
洗面台は広くて使い勝手が良かった。
このカランの湯も源泉。
反対側に空の冷蔵庫とクローゼット。
浴衣は男女共に同じ柄。
右端の明日葉茶、淹れてみると真っ黒。
左に大判ガーゼのハンカチが人数分。
何も説明はないが、これは頂いてもいいんだろうと持ち帰る。
電気ケトルとペットボトルの水が置かれていた。
冷水は用意されてなく、この水を冷蔵庫で冷やして・・・と、いう事だろう。
ウォシュレットでないのは悲しいけど、部屋はきれいに掃除され
何よりも温泉の内風呂が嬉しい。