串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
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菊之湯の食事

2017年08月09日 | 宿-甲信越

 今日はちょっと遅いめ19:00からの夕食。

 ロビー越しに食事処老松の間を見る。

 40畳の間に3組のテーブル席。

 外から老松の間を見ると・・・。

 テーブルには先附と前菜が並べられていた。

食前酒は紫蘇ジュース。

とうもろこしで天の川。

 前菜の数々。

川エビの素揚げ、鴨の燻製、ゴマをまぶし揚げたキス、たっぷりのジュンサイ・・・。

見た目も鮮やか、手の込んだ料理にこの後何が出てくるのか楽しみだった。

お酒は真澄。 

う~、造りはいただけない。

サーモンとカンパチ、どちらも好きじゃない。

 少量だし、苦手な馬刺しが出てくるよりいいか。

                       

お凌ぎは古代米の蒸し物。

笹の葉にしては柔らかい葉で包まれている。

名荷の葉だった。

珍しい、たいてい笹の葉で包んでいるのが多いけど。

名荷なら我が家の庭にも茂っている。

やってみようかな。

洋皿は和牛ローストビーフ。

コンソメジュレが固過ぎて、うまく肉とからまない。

野菜の盛り付けも、もう一工夫必要かな。

煮物は夏野菜の冷製炊き合わせ。

冬瓜、上品過ぎる薄味。

茄子の揚げ煮はおいしい。

酢の物の鰻ざくは酸っぱい~。 

料理は待たされる事もなく、丁度良いタイミングで出てきたが
前菜で期待したほどではなかった。 

 

 一方朝食はおかずがたくさん並び、思わず迷い箸。

 野菜サラダも多彩で量も丁度良い。

素揚げしたじゃがいもと鶏の甘煮もおいしい。

自家製ヨーグルトはたっぷりな量で少々持て余す。

鮭の西京焼き、極細の長芋短冊、白髪ねぎたっぷりの味噌汁、
さっと炙ったタラコ・・・この朝食だけで30品目は摂れる
のでは・・・と、思わせる豪華な朝食だった。 

この皿を見て驚いた。 

凄い金継ぎ。

笠間焼だろうか?

こういう風に割れたのはどうして???

部屋食だったらこの皿にはお目にかかれなかった。

部屋食を好まないのは、こういう出会いを期待するからかもしれない。

久しぶりに館内アチコチ写真を撮りたいと思う宿だった。

相方は好まないが私は又季節を変えて泊まりたい宿になった。


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