串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

塩田温泉 上山旅館の風呂

2020年11月20日 | 宿-関西

裏山のかつての舞台跡野天風呂がある。

舞台・・・?

この舞台で何が演じられたんだろうか?

江戸時代に発見された塩田温泉。

明治7年、上山旅館創業。

創業140年を超える。

かつて、娯楽の少ない時期、温泉宿に逗留し、舞台で
演じられる出し物を楽しんだのだろうか?

雪駄ではちょっと歩きづらい庭園を歩き、奥の野天風呂を目指す。

浴衣短いです。

仲居さんが身長に合わせてサイズを選んでくれたけど、小さいです。

まずは2ケ所ある貸切風呂へ。

ここにだけタオルがありました。

タオル類は全て部屋から持って風呂場へ。

かぶせていた保温シートをのけて入ります。

奥の石垣、石垣のある露天風呂はちょっと苦手。

その理由は書けない。

同じような貸し切り露天風呂が2ケ所あります。

カタカナが混じるのが渋いですねぇ。

で、入り口に札を掛け、中から施錠。

予約は要りません。

空いていれば、7:30~21:00まで誰でも入れます。

あいにく空いてなかったら、はるばる庭園を歩いて来たのに、ショックですねぇ。

そんな時は横にある男女別の露天風呂へ。

こちらは男女別の露天風呂。

湯舟に覆いかぶさるモミジ、今頃はきれいに紅葉してるかな?

カラン、シャワーたくさんありますが、ここではせっけん、シャンプー類は使えません。

使えたとしても、ここでは寒いでしょう。

季節によっては使えない時もあるようです。

歩いて館内へ戻ります。

雰囲気がいい内湯の入り口。

時間によって男女入れ替え。

民芸調の脱衣室。

 

チェックイン時女性用だった庭園風呂。

浴室内に柱が3本(だったかな?)。

ちょっと珍しいです。

 

灯籠の下から湯が・・・。

片隅に17度の源泉風呂もあります。

17度ではとても浸かれませんが、嬉しい事に熱湯が出るカランもあって、
自分で湯温を調節し、大きな湯舟と温冷交互入浴を楽しみました。

夕食中に男女の風呂が入れ替わるが、備品類までは入れ替わらない。

洗顔せっけんはこの庭園風呂だけにある。

こちらはもう一方の内湯桧風呂。

浴室に入った所に源泉風呂があり、湯舟からあふれた湯が
風呂場の入り口の方へざぁ~っと流れ、入り口辺りは常にきれい。

庭園風呂よりは小ぶりな桧風呂。

大浴場は23:00までと、朝は6:00~。

湯口からは源泉と熱湯がブレンドされた湯が注がれる。

源泉名:塩田温泉 温度:18.2度 湧出量:1L/M  PH=6.58
Na=1230  K=22.2  Mg=60.6  Ca=227  Fe2=4.52
Cl=1390  HCO3=1840  Co2=810
成分総計:5710mg/Kg  ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

湯温が低く、湧出量も多くないので、加水・加温・濾過・塩素消毒と好ましくはないが、
濃い源泉風呂もあるし、源泉掛け流し至上主義だけど充分楽しめる宿だった。

食事も奇をてらった料理ではないが、しっかりした味付けでおいしかった。

老舗旅館の長い間に培われた客へのもてなしは、安心して泊まれるという
私の思いを満足させてくれる宿でした。

再訪したいです。

復路立ち寄った道の駅神戸フルーツ・フラワーパーク大沢

ファームサーカス・マーケットという物産館には神戸の商品が並んでいる。

神戸の良いものを届けたいというコンセプトのもと野菜・加工品がズラリ。

ハイカラな神戸に憧れ、神戸通いをした大阪の娘たち。

懐かしい商品もあるようです。

今日から四国へ行って来ます。

コロナ第三波の中来てくれるな!と思われるでしょうし、こちらも怖い。

それでも行く・・・の?

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