2023.05.29
函館から国道278号線で恵山に向かいます。
一度も列車が走る事のなかった旧戸井線の橋梁跡です。
旧戸井線、昭和11年に五稜郭駅から戸井駅までを結ぶ29.2キロの鉄道が計画され、
あらかた仕上がっていたが、後2.8キロを残して昭和17年に工事は中断された。
この汐首地区辺りが本州からは最短の地。
現在青森から函館までフェリーでは3時間40分かかる。
大間から函館までは1時間30分。
大間~函館より距離が短い汐首~大間なら60分で行けるかもしれない。
この青函連絡船の輸送距離を短かくするため、戸井から津軽海峡を隔てた青森県の大間まで連絡船を運航し、
大間から先は大間線(大間~大畑間でこちらも未完成)に接続するという計画があったらしい。
なるほどねぇ、下北半島にも計画され中止になった線路がありましたね。
これが仮に実現していたら下北半島は、もっと開けてるかも。
今、大間までは遠いです。
岩肌を彩るオレンジ色のつつじ。
この恵山のつつじを見る予定でしたが、つつじも今年は早かったようで、ほとんど終わってました。
道の駅なとわ・えさんは休業日。
噴煙上がる恵山が望まれます。
電線いっぱいで見苦しいですが、茶色の家が緑との対比であまりにも鮮やかなので。
火口原まで車で行けます。
かつて泊まった事のある恵山温泉旅館。
凄い温泉と新鮮・豪華な魚料理、忘れられません。
が、今回は違う宿を選びました。
火口原駐車場は広いです。
そして駐車料金は要りません。
そもそも訪れる人が少ないようです。
整備された遊歩道を歩き・・・。
川湯温泉の硫黄山にもこのイソツツジが咲くつつじケ原があるけど、こちらの花は数少ない。
前の階段を上がれば恵山山頂へ。
下に続く階段を下りて行く事も出来ます。
鞍部を行けば海岸に出るようです。
駐車場へ戻ります。
雄大な眺めにすっかり満足。
訪れる人も少なく静かに地球の鼓動をまじかに見れて、ホントに良かった。
ここは穴場ですね。
海峡展望台
道路沿いにピンクの花を付けた木をたくさんみかけました。
ベニウツギです。
国道278号線茅部辺りまで、この木が続いてました。
水無海浜温泉はどうなってるかなぁ・・・?
ここで道は行き止まり。
道道635号線は、繋がってません。
家族連れが海水浴を楽しんでました。
今宵の宿ホテル恵風は、すぐ上にあります。
さぁ、チェックイン。