良心的な看板が・・・。
入園料金200円也。
この看板を見て、「やめた!」と、帰る人もいるだろうし、
「花が少ない、金返せ。」と、いう人もいるんだろう。
ここはおおさか。
大阪市旭区の淀川沿いにある「城北公園菖蒲園」。
子供の頃、よくここまで遊びに来ました。
その当時は、こんな整備された公園ではないし、菖蒲園もなかった。
花菖蒲園の開園は、昭和39年。
もう、遊び場は公園ではなかった・・・。
看板に偽り無し。
でも、アマ写真家が少なくてゆっくり、じっくり撮れるし、なにより花の活きが良い。
咲き揃う「蛇の目」。
江戸系、伊勢系、肥後系の三系統の花菖蒲250種、約13000株が栽培されている。
開園は5月下旬から6月中旬頃まで。
江戸時代、盛んに品種改良されたという。
戦もなくなり天下泰平、時間を持て余した侍父ちゃん達の楽しみだったのかな?
まさに、水も滴るいいおんな。
あの日に戻りたい。
上2枚、江戸系の「猿踊り」。
さつきは満開。
あじさいも園内のアチコチに植えられている。
白い花をいっぱい咲かせた「キササゲ」という大木が1本。
ちょっとシャガに似た花。
写真を撮っていたら、係員の方が1枚の紙をくれました。
花菖蒲の名前が書き込まれ、開花している花にはチェックが入っています。
これ、保存版だわ。
そして、ウラを見てがっくり。
誰、こんな事を書くのは。
花の名前が分かりにくいなぁ・・・と、思いながら写真を撮っていました。
見学者の質問に答えている係員さん、私に詳しい地図をくれる係員さん・・・。
皆さん、1年かけて育ててこられた花を楽しんでもらおうと
一生懸命のようで、凄く好感を持ちました。
意見を聞こうと、アンケート用紙も置かれています。
シーズン中にもう一度来ようと思いながら城北公園を後にしました。