串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

城北菖蒲園

2011年06月01日 | 大阪

 

良心的な看板が・・・。

入園料金200円也。

この看板を見て、「やめた!」と、帰る人もいるだろうし、
「花が少ない、金返せ。」と、いう人もいるんだろう。
ここはおおさか。

大阪市旭区の淀川沿いにある「城北公園菖蒲園」。

子供の頃、よくここまで遊びに来ました。

その当時は、こんな整備された公園ではないし、菖蒲園もなかった。

花菖蒲園の開園は、昭和39年。
もう、遊び場は公園ではなかった・・・。

看板に偽り無し。

でも、アマ写真家が少なくてゆっくり、じっくり撮れるし、なにより花の活きが良い。

咲き揃う「蛇の目」。

江戸系、伊勢系、肥後系の三系統の花菖蒲250種、約13000株が栽培されている。

開園は5月下旬から6月中旬頃まで。

 江戸時代、盛んに品種改良されたという。

戦もなくなり天下泰平、時間を持て余した侍父ちゃん達の楽しみだったのかな?

まさに、水も滴るいいおんな。

あの日に戻りたい。

 

 

上2枚、江戸系の「猿踊り」。

さつきは満開。

 

あじさいも園内のアチコチに植えられている。

 

 

 

白い花をいっぱい咲かせた「キササゲ」という大木が1本。

ちょっとシャガに似た花。

写真を撮っていたら、係員の方が1枚の紙をくれました。

花菖蒲の名前が書き込まれ、開花している花にはチェックが入っています。

これ、保存版だわ。

そして、ウラを見てがっくり。

誰、こんな事を書くのは。

花の名前が分かりにくいなぁ・・・と、思いながら写真を撮っていました。

見学者の質問に答えている係員さん、私に詳しい地図をくれる係員さん・・・。

皆さん、1年かけて育ててこられた花を楽しんでもらおうと
一生懸命のようで、凄く好感を持ちました。

意見を聞こうと、アンケート用紙も置かれています。

シーズン中にもう一度来ようと思いながら城北公園を後にしました。


この記事についてブログを書く
« 猿尾の滝 | トップ | 大仙公園日本庭園の花菖蒲 »

大阪」カテゴリの最新記事