つつじの植え込みでがさっと音がする方向を見ると、そこにはタヌキ・・・?
通りかかった人は「あらいぐま」だと言いますが、
施設の方に聞くと、どうやら「たぬき」のようです。
こんな植え込みの中にひそんでいました。
しばらく動こうとしません。
しかし・・・。
去って行く後姿を見て驚きました。
肝心のタヌキがピンボケですが、下半身に毛がありません。
ところどころ皮膚が赤くなっているのが見えます。
毛がすっかり抜けた後ろ足は痛々しく赤くなっています。
皮膚病にでもかかっているのでしょうか?
もう1匹いたのですが、走り去る姿は、同じように痛ましいものでした。
保護して・・・と、言っても野生の動物、無理でしょうね。
人知れず、つつじに埋もれて死んでしまうのでしょうか。
今思えば、タヌキのカメラ目線、あれは私に何かを訴えてるような気がしてなりません。
あせびは満開でした。
あせびの蜜を吸うのは「アオスジアゲハ」らしいです。
桃源台のボタンは3分咲きでしょうか。
GWが見頃のようです。
休憩舎の前では日本桜草が展示されています。
桜草の花言葉は「希望」だとか。
世話をしている方が「これを被災地に届けたいんだが・・・。」と、言っておられた。
実現するといいのになぁ。
華やかなボタンや可憐な桜草を見て心なごみましたが、あのタヌキの姿が
頭から離れません。