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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

夏の東北旅-8 湯瀬ホテル

2013年09月06日 | 宿-東北

 8月19日、この日の泊まりは湯瀬ホテル

朝食のみのプランだったので、夕食は「道の駅鹿角あんとらあ」のレストラン
「グルメ味館」でお気に入りの田舎丼を。

春、連れが喜んだ天丼は、山菜の季節だけの限定メニューで今はなかった。

とろろがかかったご飯の上に山菜、とんぶり、しその実、それに蕎麦なめこ。

いやぁ、これ好きです。

いつも高速道路から眺めていた「湯瀬ホテル」へチェックイン。

巨大なホテルで、玄関前にスタッフが待機している所へ観光バスが到着。

団体向きだな。

 ロビーでウェルカムティをセルフでいただく。

背後に広がる庭園は数日前のゲリラ豪雨で損壊。

土砂に埋った池の池浚い中だった。

 米代川渓谷をまたぐ通路橋を渡り、今宵の部屋がある瑞祥殿へ。

下を眺めれば・・・。

左手の建物が瑞祥殿で、一番奥に風呂場がある。

部屋は禁煙フロアーのツイン。

ソファーが味気ないが、これはトリプルに備えてだろう。

残念ながら渓谷には面してなくて、窓からの眺めはイマイチ。 

結構広いです。 

独立したウオシュレットのトイレ、それに非温泉のバス。 

ジャンプー類はポーラ製。

 空の冷蔵庫に電気ポットと充分です。

こちらは瑞祥殿1階にある大浴場「美人の湯」で、清掃時間以外は
15:00~翌日9:00まで入浴可能。

脱衣所も広くてきれい。

片隅にスタンド型の掃除機が置かれ、髪の毛が落ちている床は自分で
お掃除できるので気持ちが良い。

女性用の風呂は、この落ちた髪の毛に困ります。

 湯船も大きい。そして掛け流し。

少しつるつるする浴感で、それ以外の特徴は乏しい。 

洗い場は1ケ所づつ区切られている。

区切られていない洗い場前にもそれぞれシャンプー類が置かれている。

ポーラ製のシャンプー類、洗顔石鹸、メイク落としが各カラン前に置かれている。

団体向けの宿と思っていたし、宿泊料金もリーズナブルなのに、このアメニティの
充実さには嬉しい驚き。

大浴場の外に設けられた露天風呂は小ぶり。

身を乗り出すと渓谷が眺められた。

  • 源泉:湯瀬温泉49号と48-2号
  • アルカリ単純泉 PH=8.9  温度58.4度 湧出量 100L/M
  • 成分総計 628mg/Kg    

 風呂は吉祥殿にもあり、かなり離れているが行ってみた。

しかし清掃中で入れず。

宿題が残ったので10月にも再訪したいと思ってます。


夏の東北旅-7 龍泉洞

2013年09月06日 | 旅-東北

8月19日、宮古の国民休暇村をチェックアウトし、田老の三王岩へ。 

遊歩道の入口は2ケ所あるが、津波の被害で海岸からの遊歩道は立入禁止になっている。

高台にある展望台から眺めるしかできない。

背の高い男岩は50m、左手の女岩は22m、太鼓岩という岩は写っていません。

はるか下方に立入禁止の遊歩道が見える。

BSプレミアムの番組「こころ旅」で、火野正平さんがこの遊歩道の入口で
立ちつくしていた場面が思い出された。


三陸海岸から内陸へ入り龍泉洞を目指す。

日本三大鍾乳洞(他は秋芳洞と龍河洞)の一つ龍泉洞、かねてから行きたいと
思いながらも、なかなか果たせずにいたが、やっと来れた。

洞内に棲むコウモリと共に国の天然記念物に指定(昭和13年)されている龍泉洞。

全長は知られているだけで3600m、そのうちの700mが公開されている。

龍泉洞を流れるミネラルたっぷりの湧水(日本名水100選)が龍泉洞入口で飲める。

龍泉洞の魅力は鍾乳石もさることながら、洞内の地底湖にあるという。

洞内に入りまず現れる「長命の淵」。

ライトに照らされ少々不気味な「月宮殿」は、洞内で一番広いホール。

小船を浮かべて・・・の写真を見たが、照明もしょぼいだろう時に勇気ある人達だこと。

 

ドラゴンブルーとよばれる水の色。

公開されている他にも地底湖は8ケ所有り、第四地底湖は水深120mで、世界有数の透明度。

幻想的・・・を通り越して、何やら恐ろしい気持ちになった。

ここへ落ちれば・・・。

親切なお知らせ。

足腰に自信はないけど「地底湖展望台」へ行ってみたいので登った。

滑らないよう慎重に登ります。

公開されている洞窟内で一番高い地点「三原峠」。

温度と湿度が表示されている。

湿度がそんなにあるとは思えなかったが・・・。

地底湖の水の美しさや凄い水量にも驚いたが、もっと驚いたのはこの立派な構造物かもしれない。

ステンレス製(多分)の階段、螺旋階段、歩廊・・・狭い鍾乳洞の中を人力で運び設置したのだろうか?

きっと別の入口もあるのでしょう。

 

地底湖展望台

「長命の泉」

「玉響の滝」 凄い水量です。

 

ぽちゃ~んと落ちる水が波紋を描き・・・。

道路を挟んだ向側に「龍泉新洞科学館」があり、入場券で両方見れる。

こちらは写真撮影禁止だった。

龍泉新洞科学館前に銅像が建っている。

その碑文が↓。

「明治の人」・・・なるほど。

先人の遺徳を偲ぶ(誇る・・・か)文を読み、銅像に一礼して龍泉洞を後にした。