桜2200本、松1300本を有する芦野公園は桜の名所。
林の中を歩いて湖畔へ。
湖と思っていたが、五所川原に多いため池で、「藤沢ため池」。
「ため池100選」に選定されているらしい。
「夢の浮橋」という名の橋が対岸まで続いている。
橋はため池の中央に向かって傾斜があり、一番低い所は、ほとんど水面すれすれ。
水草がゆらゆら・・・。
ため池だが、私の近所のため池の水とは雲泥の差で、実にきれい。
ジュンサイではない・・・だろう?
黒い実がなる・・・と、地元の人が言う。
何だろう・・・?
ヒシ?
夜には照明が点くのだろうか?
夜、ここを歩くのはちょっと怖いなぁ。
吊橋を渡って松林の中へ。
林の中、太宰治がたたずむ。
小さい頃、この辺りでよく遊んだらしい。
国道339号線に面した入り口へ出て、芦野公園駅へ歩く。
駅舎はすでに営業終了。
大阪ではとうに終わっていた紫陽花が満開。
駅のホームから直接「駅舎」へ入れる。
芦野公園駅のホームには花が咲き乱れる。
大きなギボシがいっぱい。
1株でいいから欲しいぃ。
ジーゼル機関車に引かれてやって来たのは・・・。
帰りも往路乗ったストーブ列車だった。
シートは新しいが、木枠の窓を開けるにはコツが要るし、車内はかなり傷んでいる。
「津軽フリーパス」で乗れる範囲は金木まで。
車内で差額運賃を支払うが、このハサミに驚いた。
まだ、あるんだ。
金木から芦野公園までの一駅間@170。
小さくても鉄ちゃんだぁい。
終点の五所川原駅。
もう、ホームには誰もいない。
好きなんだなぁ・・・。
さて、私は夕食をすぐそばの「でる・そーれ」で頂く事にしよう。