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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

佐渡へ-2(フェリー)

2011年10月15日 | 旅-関東・中部

新潟駅でのバス乗り場表示がイマイチはっきりしなかったので、南口に出てしまった。

佐渡汽船乗場行きのバスは、反対側の万代口の方で、
新潟に着いた早々の失敗、先が思いやられる。

 

フェリーは「おおさど丸」5373t。

両津までの67キロを2時間30分かけて航行。

新潟~両津間は、佐渡の南東側を行くため高波の影響を受けにくいらしい。

信濃川河口に建つ旧新潟税関の建物を眺めながら海洋へ出て行く。

うまくキャッチ出来たのだろうか?

利尻・礼文へ渡るフェリーでは、カモメに餌やり禁止だったが、
こちらのフェリーには、そんな貼紙はない。

ウミネコやカモメもよく分かっていて、ず~っと船の後を付いて来る。

足がピンクなのでカモメだろうが、羽根の色は茶色い。

セグロカモメorオオセグロカモメだろうか?

フェリーは新潟港を出て日本海へ。

この航路も国道の一部。

佐渡で唯一の国道350号線。

佐渡の両津から島内を南下し小木まで46キロ余り。
小木から又航路を直江津まで78キロ。

竜飛岬では階段国道があるが、海上国道もあったんだ。

天気は良くて、波もなく快適な船旅だった。

 セグロカモメ・・・か?

これはウミネコ・・・だろう。

 海面すれすれに飛ぶカモメ。

 両津からのフェリー「おけさ丸」とすれ違う。

 こちらはジェットフォイル。
新潟~両津間を1時間で結ぶ海の飛行機。

早いのはいいが、甲板へ出れる訳じゃなく、指定席に座るのみ。
そして運賃は片道6340円と、フェリーの2等運賃2440円の3倍に近い。

初めての佐渡入り、それに天気もよく、海もおだやか。
時間はかかっても、自由に甲板に出れるフェリーがいい。

朝食がまだだったので、スナックコーナーに行って何か食べよう。

ながもという海草が入った「ながも蕎麦」。

 昨夜、自宅での夕食以来何も食べてなく、ほんとに空腹だったせいもあるが、
この蕎麦、だしも薄味でおいしかった。

新潟のフェリー乗場の食堂には、もっとたくさん海草が入った蕎麦があり
これを食べたかったが、時間の関係で食べられなかった。

こちらは1等船室。

ガラガラだった。

何もない2等に比べると、マットがあり、枕、毛布もセットされている。

2等運賃に1050円プラスするだけだが、船内は空いているし、
船室で寝ている訳ではないから、私は2等で充分だった。

フェリーのペットコーナーを初めて見た。

ペットが寂しがらないように、飼い主が座る椅子も並んでいる。

佐渡が見えてきたが、べたっとした島影。

利尻島が見えて来た時ほどの感激はない。

 両津港への入り口に建つ灯台。

新潟発9:25、両津着11:55。
結構長い船旅だった。

この佐渡汽船は新潟県も出資している日本初の第三セクター企業とか。

しかし、車の航走料金は5m未満で往復33340円と高い。

佐渡へ車で行くには、車を持ち込むべきか、島内はレンタカーにするか迷ってしまう。

慢性赤字が続いている直江津~小木航路では期間限定で格安料金が設定されている。

大阪から車で行くなら、これだな!