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串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

岩室温泉 木のぬくもりの宿 濱松屋

2022年01月09日 | 宿-甲信越

何年前だろうか?

新潟県の岩室温泉 木のぬくもりの宿 濱松屋

蔵王の高見屋で見た石張りの廊下、そうだ!この宿にもそんなのがあった・・・と、思いだし、ゴソゴソ、写真を取り出した。

 

 

 

これには驚いた覚えがあります。

大きな木ですね。

 

 

 

残念ながら温泉は源泉掛け流しではなかったような。

岩室温泉、源泉掛け流しの宿は少ないですね。

 

 

料理は若旦那さんが作っておられて、給仕は大女将。

今も、ご健在でしょうか?

平成16年・・・。

なんと17年も経っている。

参考にはなりませんが、館内の写真とおいしかった料理の数々を・・・。

右は鮭の地川

濱松屋さんの名物料理です。

味・・・?う~ん、忘れました。

左は、氷頭膾(ひずなます)

鮭の鼻先の軟骨部分でコリコリした食感が楽しいです。

どちらも高級な酒の肴。

刺身はブリ、イカ、赤貝。

赤貝の刺身、宿で出るのは珍しいです。

のどぐろの塩焼き。

切り身がこの大きさとは、大きなのどぐろだったんだ。

新潟名物ののっぺ汁

この他にズワイカニも出たようです。

食事は、上品な味付けで、珍しい郷土料理が食べられ満足でした。

領収書が出てきた。

一人16,000円の宿泊料、日本酒(冬妻)2本3,200円、合計37,764円支払ってる。

今、この料理では@22,000円ぐらいかな?

江戸時代から続く老舗のお宿、おいしい料理と女将さんのもてなし、もう一度泊まりたいお宿です。


旅館こだま

2018年11月28日 | 宿-甲信越

東北紅葉旅、最後の宿泊は乗鞍高原温泉旅館こだま

メインストリートの県道84号から少し中へ入った所に
あるのだが、入る道を間違いちょっとウロウロ。

背後の紅葉の美しさを見て、新潟から真っ直ぐ大阪へ帰れたかも・・・と、
乗鞍高原でもう1泊することを後悔していたが、その気持ちは
吹っ飛んでしまった。 

部屋は8畳+4.5畳で、4.5畳の方にはすでに布団が敷かれていた。 

 

L字型の部屋なので布団が敷いてあっても全く気に
ならなかったが、
他の部屋ではどうなんだろう? 

入口方面を見て。

椅子とテーブルも用意されていた。 

ポットは電気ポットではなく、冷蔵庫も無いが
これは問題なかった。 

WiFiは繋がるがテレビのBSはダメ。

 

洗面所とウォシュレットのトイレ。 

          

 部屋を出た正面に共用の洗面所があり、ここに大きな冷蔵庫と
給湯機があり、熱い湯はここで利用出来た。

冷蔵庫は共用で、名前を書いて入れておく。

溶けていたたくさんの保冷剤をここで凍らせて頂いた。

食事は1階の食事処で朝・夕共に頂く。 

夕食は18:00~、朝食は7:30~8:30まで。

そう手の込んだ料理ではないが、どれもキチンと作られ味も良い

まず蕎麦が出た。

お腹を空かしてたせいもあるが、この旅で初めて食べる
蕎麦、実においしかった。 

お肉もたっぷり。 

 アツアツ岩魚の塩焼き。

鍋はカモ鍋。 

ワカサギ、春菊、マイタケ、レンコンの天ぷら。 

 もう、お腹いっぱい。

熱いもは熱いうちに運ばれ、もてなしの気持ち
いっぱいの料理だった。

いつも冷酒を選ぶ私達。

長野らしく真澄があり、もちろんこれを!

朝食は一般的。 

 でも品数多い。

 キノコのホウバ味噌焼き。

私にはちょっと味噌が塩辛い。

 風呂は一晩中入れる。

こじんまりした、全て木製の浴室に白濁した
硫黄泉が掛け流しになっている。 

カランは3ケ所。 

 

化粧落としや洗顔料も置いてあった。 

こちらは貸切対応の露天風呂。

22:00までは予約制だったが、それ以後と
翌朝は、空いていれば中から施錠して利用できる。

源泉名:湯川源泉 温度=46.8度 PH=3.2
Na=62.8  Ca=61.5  Cl=77.2 SO4=336.8
成分総計:909.1mg/Kg の単純硫黄泉

ご夫婦2人で切り盛りしておられるように感じた。

表に出てこられるのは奥様か?

ご主人は料理担当のようで、チェックアウトの時
挨拶に出て来られて、初めてお顔を見た。

土曜日宿泊なのにこの内容で@11300とコスパは良い。

泊まる者が何を必要としているか?

よく察して居心地の良い宿にしておられる。

天気が良いのでもう1泊したいところだったが
自宅を出てから1週間。

そろそろ帰らなければ・・・、後ろ髪引かれる
思いで宿をチェックアウトした。


ホテル デァモント新潟西 その他

2018年05月16日 | 宿-甲信越

地下1階にある大浴場へ行ってみた。

風呂は6:00~25:00までで、宿泊客はカードキー提示で無料。

部屋着やスリッパで行けるのは有難い。

反対側に岩盤浴もあり、こちらも1回は無料なので
どんなものかと入ってみたが、サウナ苦手な私には辛い。 

脱衣所にも漂う塩素臭。 

目が痛いぐらいの塩素臭だったが、すぐに慣れた。 

 ジェットバス快適。

ロングドライブの疲れも吹っ飛びそう。

天然の温泉ではなく、韓国の月岳山地域から産出する天寿石を使った湯。

遠赤外線放射率が高く、波動数値も他に類をみない高いものとか。

部屋にはなかった化粧落としと洗顔は、風呂場に用意されていた。 

コインランドリーも2台。 

 朝食のみのプランなので、夕食は1階にある食事処旬彩亭で。

 

 私は天ぷら御膳。

 天ぷらのネタも多く大満足。

 相方が注文した越の鶏唐揚げ御膳

付け合わせ野菜もたっぷり。

唐揚げはやや濃いめの味ながら、そう辛くもなくおいしい。 

両方に付いてた刺身。

冷酒1本注文して二人で4000円程。

満足して眠りにつきました。 

 朝食はバイキング。

パン派の私だが、もずくの酢の物は頂きました。

品数もそこそこあり、いつものビジホの朝食よりはうんとマシ。

 朝、付近をウロウロ。

霧に包まれる平成大橋

一画に旧帝石橋の碑があった。 

 

ちょっと読みにくいですが、詳しくは ↑ を。

昭和16年に半官半民の国策会社として設立された帝国石油

繋がりの深い新潟市に自社が設けた道路や橋梁が市に寄付され
共用に供されたケースがいくつかあるが、この帝石橋もその一つ。

1日目の宿に満足して、日本海沿いに北上しました。


ホテル ディアモント新潟西

2018年05月15日 | 宿-甲信越

 2018.05.01 

今回も陸路北海道入り。

北陸道を走り、日本海沿いに青森へ。

チャンポン好きなので、チャンポンが食べられるSA、PAを探す。

下り線の賤ヶ岳SAでは野菜たっぷりのラーメンがあったと思うが、
お腹は空いてないのでパス。

有磯海SAでやっとチャンポンにありつく。

海鮮類が入っているが、味としては、上り線名神多賀SA
近江チャンポンの方がおいしい・・・かな?

下り線有磯海SAは、ホテルニューオータニ高岡の運営で、落ち着いた感じの
レストランでは、上質な食事が出来るし、テイクアウトのパンもおいしい。

売店ではしろえびポテトチップス1箱(12袋入り)を買うと、1袋のサービス
があり、旅はこれからなのに1箱買いトランクへ。

まずは新潟で1泊。

新潟西インター近くのホテルディアモント新潟西に投宿。

高速道路のインターに近いのは便利。

市内の中心地とか駅前だと、朝・夕の渋滞に巻き込まれる。

広い平面駐車場、雨に濡れないスペースに停めた。

敷地内にはコンビニもある。


 グリーンを基調色にした爽やかな感じの部屋。

ベッドは掛け布団を巻き込まないデュベスタイル

枕も硬いのと柔らかいものと2つあり、寝心地は抜群。

ゆったりとしたツインルーム。 

部屋のWiFiは電波強力。

BSも視聴可能。

 

 

風呂とトイレは別スペース。

広々洗面所。 

                        

 

 

 

 

 

 

 

              

 バスタオル・ボディタオル・フェイスタオルそれにハンドタオルと4種類。

化粧落としやクレンジング等化粧品類はない。

ワッフル織りの気持ち良い部屋着。

このホテル、天寿石を使った大浴場や岩盤浴があり、
風呂場へは、この部屋着やスリッパでOK。 

                    

 電気ケトルもお洒落。

煎茶とインスタントコーヒーが人数分。

 部屋の窓を閉めた状態。

開けると眼下に信濃川 

                  

       壁紙や鏡もお洒落なもので、通常泊まるビジホの味気ない部屋に
       比べると、リッチな気分にひたれ、女性向けだなぁ。

       お値段もビジホの倍に近いが、Jのポイントで安く泊まった。

     

       

       

 


菊之湯の食事

2017年08月09日 | 宿-甲信越

 今日はちょっと遅いめ19:00からの夕食。

 ロビー越しに食事処老松の間を見る。

 40畳の間に3組のテーブル席。

 外から老松の間を見ると・・・。

 テーブルには先附と前菜が並べられていた。

食前酒は紫蘇ジュース。

とうもろこしで天の川。

 前菜の数々。

川エビの素揚げ、鴨の燻製、ゴマをまぶし揚げたキス、たっぷりのジュンサイ・・・。

見た目も鮮やか、手の込んだ料理にこの後何が出てくるのか楽しみだった。

お酒は真澄。 

う~、造りはいただけない。

サーモンとカンパチ、どちらも好きじゃない。

 少量だし、苦手な馬刺しが出てくるよりいいか。

                       

お凌ぎは古代米の蒸し物。

笹の葉にしては柔らかい葉で包まれている。

名荷の葉だった。

珍しい、たいてい笹の葉で包んでいるのが多いけど。

名荷なら我が家の庭にも茂っている。

やってみようかな。

洋皿は和牛ローストビーフ。

コンソメジュレが固過ぎて、うまく肉とからまない。

野菜の盛り付けも、もう一工夫必要かな。

煮物は夏野菜の冷製炊き合わせ。

冬瓜、上品過ぎる薄味。

茄子の揚げ煮はおいしい。

酢の物の鰻ざくは酸っぱい~。 

料理は待たされる事もなく、丁度良いタイミングで出てきたが
前菜で期待したほどではなかった。 

 

 一方朝食はおかずがたくさん並び、思わず迷い箸。

 野菜サラダも多彩で量も丁度良い。

素揚げしたじゃがいもと鶏の甘煮もおいしい。

自家製ヨーグルトはたっぷりな量で少々持て余す。

鮭の西京焼き、極細の長芋短冊、白髪ねぎたっぷりの味噌汁、
さっと炙ったタラコ・・・この朝食だけで30品目は摂れる
のでは・・・と、思わせる豪華な朝食だった。 

この皿を見て驚いた。 

凄い金継ぎ。

笠間焼だろうか?

こういう風に割れたのはどうして???

部屋食だったらこの皿にはお目にかかれなかった。

部屋食を好まないのは、こういう出会いを期待するからかもしれない。

久しぶりに館内アチコチ写真を撮りたいと思う宿だった。

相方は好まないが私は又季節を変えて泊まりたい宿になった。


菊之湯の部屋

2017年08月08日 | 宿-甲信越

部屋は1号館の7畳間。

7畳だが狭くは感じない。

テレビ小さいかな。

 

 

広縁とのしきりは夏仕様の御簾。 

敷居があるから冬には障子が入るのだろう。

 籐の椅子の座布団も渋くてなかなかいい。

部屋に入った突き当りに水回りが集まっている。

右手に内風呂。

 アメニティは一般的。

ドライヤーは強力。

小ぶりな風呂は陶器製か? 

源泉温度は50度と熱いが、水は入れず源泉だけの源泉風呂を楽しんだ。

 1階の各部屋に専用の庭がある。

右手の小窓は風呂。

 うわっ、金魚がいる。

小石の上にも浅い水。

この浅さでは鯉は無理。

 電気ポットに煎茶のティーバック。

テーブルの上には蕎麦茶が用意されていて、お着き菓子は小布施竹風堂の落雁。

真っ白な急須、大ぶりな湯呑、いい感じ。

御簾といい広縁の椅子セットなど、調度品は一流。

浴衣と作務衣が用意されていた。

作務衣も浴衣と同じ生地、柄。

入り口近くに大きく空の冷蔵庫はあるが、夜、冷水の用意はない。

ちょっと意外だったのが、掛け布団が羽毛ではなく案外重かった。

そして朝、朝食を食べている間に布団は片づけられる。


菊之湯の風呂

2017年08月07日 | 宿-甲信越

菊之湯はほとんどの客室に温泉の風呂が付いている。

それだけでも温泉ファンには嬉しいが、大浴場も趣向が凝らしてあり、
風呂に関しては大いに満足した。

まずは、チェックイン時女性用だった菊風呂から。 

           

 大浴場は3号館(梅の棟)1階にあり、22:00で男女が入れ替わり
晩は24:00まで、朝は5:00から入れる。

一晩中入れる訳ではないが、各部屋に温泉の風呂があるので十分でしょう。

脱衣所も広く、風呂上りも快適に過ごせそう。 

 男性用アメニティも置かれているが、化粧落としはない。

 

うわ~、素晴らしい! 

 

 床は青石で滑らない。

湯船の縁のRに身を任せうっとり。 

イタリア製の大理石で作られた16枚の花弁の菊。 

菊の真ん中が湯口で、花弁の間を伝って湯が浴槽へ。 

                           

      こちらは入れ替わった紅風呂で、やや小ぶり。

                             

 菊風呂にはなかった露天風呂が付いている。

露天風呂へは、内湯の中にあるドアを開けて。 

 

内湯の湯口が変わっているが、テレビで見るCMを思い出した。

こちらも床は青石、浴槽は伊豆石との事。 

壁は何だろう?

この色から紅風呂と名付けられたのかな?

 

露天風呂からあふれた湯が内湯へ流れ込む。

私は気にならないのだが、相方はこれは嫌だ・・・と。

ややぬるめの湯は柔らかくて優しい。 

               

     完全掛け流しと思っていたが、どうやら循環併用みたい。

     湯船からはあふれているし、こんなステキな風呂、循環でもいいか。

     湯は成分総計445mg/Kg 程のアルカリ単純泉。

    PH=8.9 のせいかややつるつる。

 

 


浅間温泉 菊之湯

2017年08月06日 | 宿-甲信越

相方は毎年恒例の八が岳山麓の原村で3泊4日のゴルフ同窓会

その帰りに浅間温泉の宿で待ち合わせてお泊り。

私はJRで松本へ。

好きな列車旅、車窓の眺めを楽しみ、時々居眠り。

あっという間に松本到着。

 松本近郊の美ヶ原温泉では何度か泊まっているが、浅間温泉は初めて。

松本駅から乗った浅間温泉行きの路線バスは、この浅間温泉街を
ぐるりと回り松本駅へと戻って行く。

広い温泉街で大きな宿も多い。

大きな宿、リゾート界 松本

 本棟造りの建物、ほ~っと感心しながら写真を撮っていると
中からスタッフが現れ館内へ。

本棟造りの民家とは、大きな切妻の屋根を持ち、その妻側に出入り口がある。

屋根の頂点に建物の引き立て役である雀おどり(雀おどし)が乗っている。

などの特徴があり、松本地方では未だ200年の歴史をもつ家も残っている。

この菊之湯の建物も古いものかと思っていたが、築40年ほどらしい。

もっとも創業は明治時代。

 しめ縄は年中掛けておくのだろうか?

背の高い、ぼってりした蕾をつけたハスが両サイドに。

フウチ草、いいなぁ。

うちにもあるけどね。

おぉ~内部も凄い!

左手フロント、真ん中を歩いて部屋や風呂へ、右手はロビー。 

ピアノの奥の棚にはガラス製品が並ぶ。

床は、なまこ壁で用いられる黒い瓦が一面に敷かれていて、
清々しく重厚な雰囲気を醸し出している。

 ケヤキ大黒柱は漆でピカピカ。

 松本民芸家具(だろうか?)の椅子が並ぶ。

こちらは食事処として使われる老松の間

40畳の部屋だが、ここで食事したのは3組だけ。

部屋食が基本かな?

当初部屋食との事だったが、部屋食は好きではないので
わがままを言い、この老松での食事となった。 

 

コオニユリだろうか?

館内の花はこれで統一されていた。

こういう風に一種類だけの花を活けるのは、私も好き。 

 陶器かな?

 右へ行けば大浴場がある3号館(梅の棟)。

私達の部屋は左方向の1号館(松の棟)。

壁にかかる刺し子の半纏。

細かい針仕事に感嘆。

 温泉街を歩いてみた。

菊之湯と同じ本棟造りの民家がもう1軒あり大きな表札がかかっている。

表札の名前見てみた。

降旗・・・。

あまりない名前で、すぐに連想したのは映画監督の降旗康男。

半信半疑でネットで調べてみた。

やはりここは降旗監督の生家のようだった。

本棟造りの特徴、屋根の上の雀おどり(雀おとし)は、これか・・・。

            

    翌日、土産に浅間温泉の名物おしんこ餅を買って帰る。

    日持ちはせず、賞味期間は3日間。

    薄い新粉で作ったお餅の中に、上品な甘さのこし餡入り。

    一度に2個ぐらいは食べられそう。

 

 

 

 

 

 

 

 


ちとせの食事

2016年12月06日 | 宿-甲信越

長い間ほったらかしていた松之山温泉のちとせ。

以前にも泊まっていながらアップしていない。

特に理由はないけど・・・。

 で、食事編。

食事は朝・夕共に食事処で。

松之山郷という個室になった食事処ではなく宴会場を区切った部屋での食事だった。

部屋からは松之山郷の前を通り宴会場の食事処へ行くが、松之山郷からは肉を焼くいい臭いが・・・。

新潟和牛ステーキプランというグレードアップしたプランの人達はこの松之山郷での食事なんだ・・・ろう。

 一番リーズナブルなプランの我々は、この宴会場なんだ・・・と、ひがみモード。

テーブル席なのは有難い。 

 素朴だけど、宿のこだわりを集めた前菜類と小鉢が3種。

人参嫌いな私は、右端の人参を人参ジュースで煮たような菜々煮は嫌だ。

お箸がいい。

手を添える部分がくびれて持ちやすく、焼き物のような質感の花柄もステキ。

売店で売られていたので、正月も近い事だし、家族分を買って帰ろう・・・かな、と、
思ったが一膳1000円近くするので、これは諦めた。 

      

左、出雲崎のもずくの酢の物。造りは魚沼美雪マス、ヒラメにホタテ。

最近、刺身のツマは大根ではなく寒天が使われる所が多い。

この方が好きかな。 

      

 一人鍋は棚田鍋と名付けられた、地豚と大根おろしたっぷりの鍋。

煮えた頃におこげを入れて食べる・・・と、いう凝ったもの。

鍋の中の大根おろしが煮えたらどんな感じだろう?と、不思議だったが豚肉とよくからまりおいしかった。

この地豚 越の紅といい、妻有ポークの中でも特に優れたものらしいが、ほんとにクセがなく口の中でとろけるようにおいしかった。

      

 左 さつま芋と白身魚のすり身の揚げ真薯。右は冬瓜のふくめ煮 鶏とカニの餡かけ。

      

 

わらびとニシン、ちとせ伝統の山海煮

ご飯は松之山産棚田のコシヒカリだが、そうおいしいとは思わなかった。

いろんなデザートの中でもグラスに入った山ぶどうのゼリーがおいしく、もう少し食べたぃ~。 

朝食も同じ会場、同じテーブルで。 

鮭フレークをはじめ、いろんなおかずがまとめられ。 

    

 

やはり前回も感じたが、ちとせの食事は凝ったものが多く、味付けもよくおいしい。

地元の食材を使い、めずらしい食べ方で提供されるので、次は何だろう?と、楽しみながらの食事だった。

  

      

 

 


松之山温泉 ひなの宿ちとせ

2016年11月09日 | 宿-甲信越

松之山温泉 ひなの宿 ちとせ、2度目の宿泊。

前回、何故かアップしなかった。

食事がおいしかった、部屋もきれい、温泉もコスパも良く・・・なので、もう一度泊まろうと。

兎口温泉植木屋、和泉屋、ちとせが2回と松之山温泉ではこれで4度目の宿泊。

やや寂れ気味と感じた松之山温泉街だが、駐車場に入りきれない車、宿泊者の多さを見ると、ちとせの一人勝ちだろうか?と、思ってしまう。

藍染の座布団カバーがいいなぁ。

 一番リーズナブルな部屋おまかせプランで予約していたが、通された部屋は和洋室。

広くはないが、ツインベッドの洋間に6畳の和室。 

 

部屋の入り口方面を見る。

戸のすぐ横に空の大きな冷蔵庫がある。 

 テレビの横にトイレ。

 アメニティは特に無し。

浴衣は中サイズx2が用意されていたが1枚大サイズに交換してもらう。 

 電気ポットに冷水も用意され、お茶はティバックではない。

一口大の笹団子。

結構おいしい緑茶だった。

大浴場の前にある湯上り処ぽっかぽか

      

アイスキャンディーがふるまわれるのは知っていたが、茹で玉子のサービス、以前はなかった。

松之山の源泉で24時間かけて出来上がった温泉玉子。

むくと茶色い玉子が現れた。

ふくみつ華山温泉と同じアイスキャンディー。

      

鮮やかな布袋さんの焼き物を通る度にナデナデ。 


古名屋ホテルの食事

2016年10月26日 | 宿-甲信越

1泊朝食付きで予約していた。

中華の夕食が付いたプランもあったが、コース料理では多いのではないかと思い夕食はフリーで。

しかし夕食は館内の中華レストラン蘭園で、と決めていた。

 

海鮮サラダとエビ、イカの炒め物を注文して二人でシェア。

どちらもおいしい。

大きなエビ、火が通っているのだろうか?と、思う程透明でちょっとこわごわ食べたがお腹はOK。

 メインは二人とも大好きなあんかけ焼きそばを一人前づつ注文。

しかしボリュウムがあり、完食するのに苦労した。

これも一人前を二人で分けるべきだったかな。

期待を裏切らないおいしい夕食でした。

朝食はM2Fにあるベンジャロンで。

壁にベンジャロン焼きが並んでいる。

相方は和食。

焼き魚は赤魚のごろっとした切り身でおいしそう。

私もおかずの豊富な和食にしたいのだが、洋食はどんなんだろう?と、洋食を選んでしまう。

目玉焼きにカリカリベーコン。

ベーコンは揚げないで焼いて欲しい。

パンの味はまぁまぁ・・・かな。

コーヒーとヨーグルト。

コーヒーは私好みの味でおいしかった。

和食でも頼めばコーヒーが出るので、次に泊まるなら和食だわ。

なかなか良いホテルでした。

ホテル派じゃないけど、あの部屋付きの露天風呂、ロビーのしつらえ・・・甲府へ来たならリピート間違い無し。


古名屋ホテル-いろいろ

2016年10月22日 | 宿-甲信越

チェックイン時駐車場側から入ったので、このロビーは朝になって初めて行った。

ロビーも豪華で少し気おくれしてしまう。

左手フロントだが背後の壁面はトランクがずらり埋め込まれている。

渋くて使い込まれたようなトランクが勢ぞろい。

違う所にも同じインテリア。

持ち手をつかもうとしたがつかめない。

 滝が流れるこの光景は大阪のホテルでも見かけたが。

 朝食の後無人のロビーへ下りて行く。

古い写真が壁面を飾っている。

家族写真や古名屋旅館だった頃の写真で、ちょっと違和感を感じた。

以前立ち寄り入浴をした時は古名屋ホテルだったが、その後しばらくしてアーバンヴィラ古名屋ホテルと名前に冠が付いた。

はは~、どこかに身売りしたんだと、勝手に思い込んでいた。

それにしては、古名屋の家族写真が飾ってあるとは・・・???

フロントで聞いてみた。

経営は変わってなく、もっと先をみつめたホテルにしようとアーバンヴィラが付いたらしい。

アーバンヴィラ、直訳すると都会にある上流階級のカントリーハウス。

上流とは無縁の私が泊まってもいいんだろうか?

上流を体感するものがあった。

Cafe & bar のラウンジ The Silk。 

ずらりクッションが並んでいる。 

 

 

 

シルクだぁ。

それも色とりどり。

 

           

 オープン前で誰も客はいない。

誰も座ってないからこのクッションが目に入ったと思う。

写真を撮るのにも好都合だし、一つ一つ見て回るのも楽しい。

タイシルク?これだけ色も柄も違うクッションのオンパレード、見事です。

そしてもう一つ驚いたのは、このベンジャロン焼き。

レストランの名前も The Benjarong。

 海外旅行をする人にはタイのお土産で有名だろうが、国内派の私は知らなかった。

七宝焼きを連想させる美しい磁器だ。

はぁ、シルクのクッションといい、ベンジャロン焼きといい目を見張るものを見せてもらった。

明日から北陸へ出かけてきます。

6度目のふくみつ華山温泉です。


古名屋ホテルの風呂

2016年10月20日 | 宿-甲信越

大浴場へ行ってみる。

以前入っているのだが、全然覚えていない。

ただ、館内をアチコチ歩いてたどり着いた・・・と、いう事だけは覚えていた。 

別棟の大浴場へは宿泊棟の3階からエレベーターで1階へ下りる。

部屋も3階だったので他のフロアーよりも行きやすいのだが・・・。

脱衣所に浴用タオルは山積みになっていた。 

 

かわいい湯船だこと。

うっ、塩素が匂う。

加水・加温無しの源泉掛け流しだが当局の指示に従い塩素消毒はされているようだ。

もったいないけど、安全性を考慮すれば仕方ないのかも。

知り合いの薬剤師さん曰く、塩素臭がする湯ならほっとするらしい。

 全然展望は効かないが露天風呂もある。

 

露天風呂に湯船は2つ。

これは桃をイメージした湯船・・・? 

洗い場は露天に2ケ所、内湯に3ケ所。 

          

  う~ん、この風呂だけなら古名屋ホテルでは泊まらないかもしれない。

         なんと言っても部屋の露天風呂がいぃ~。

         泊まるなら露天風呂付きの部屋に限る。

         もっとも、シティホテルなので温泉はオマケと考え、
         館内の洒落たインテリアは、見応えがあり、
         観光旅行で泊まっても楽しめる宿だと思う。                       

 

誰もいないようなので男性用の風呂を覗いてみた。

おもしろい遊び心いっぱいの湯船だこと。


古名屋ホテル

2016年10月20日 | 宿-甲信越

 甲府市内にあり、温泉もあるというアーバンヴィラ 古名屋ホテル。

併設の中国料理蘭園のランチがおいしいと知り、以前、ランチ&立ち寄り入浴をした事があった。

今回初めて宿泊する。

堂々たる玄関。 

          

竹が茂り、よく見なければ見過ごしてしまう側面にさりげなく巨石が建ち並ぶ。

予約した部屋は源泉掛け流しの露天風呂付き和室。

和室は3階のフロアーに4部屋だけ。

10畳間、広縁はないが広い露天風呂スペースがある。 

椅子とテーブルのセットがあれば言う事ないんだが。 

 

 露天風呂は滞在中ず~っと湯は出ていて、入る度にざぁ~っとこぼれ思わず笑みが。

かすかに硫黄臭がし、浴感はつるつる。

大浴場は部屋のある3階から一旦外へ出てエレベーターを乗り継いで・・・と、遠い。

一度だけ大浴場へ行ったが、この露天風呂で大満足。

滞在中何度入ったか覚えてないぐらい楽しんだ。

=

源泉名:甲府市内温泉旅館組合第一号泉 温度:45.2度 PH=7.4

Na=367.5  Cl=450  SO4=100.3  HCO3=265.2 

 成分総計:1405.4mg/Kg 泉質:ナトリウム-塩化物・炭酸水素塩泉

スペースはかなり広くて、洗い場も付いている。 

 しかし、立ち上がると向うのノッポビルから見えるだろう。

窓を開閉する人と目が合ったと相方は言う。

入り口を入って右側にトイレと洗面所。 

アメニティは男性用も揃っている。 

          

中身が空の冷蔵庫。冷凍庫も広くて保冷材も冷やせた。
ポットは電気ポット。
お茶は煎茶のティバックがたくさん。
冷水代わりにペットボトルのミネラルウォーターが人数分置かれていた。
浴衣ではなく作務衣。
大浴場へはこの作務衣でいいが、それ以外の場所では作務衣はNG。

          

それだけでも有難い。清里の清泉寮では風呂場へ行くにも室内着ではNGだった。

          


仙仁温泉 岩の湯の食事

2016年02月17日 | 宿-甲信越

夕食は館内の食事処深仙庵で頂く。

この深仙庵へのアプローチが、前回泊まった時から変わっていた。

今までは館内の通路にすぎなかったのが、高い石垣が築かれ、上に小山が出来ている。

う~ん、ちょっと食事処にはそぐわない眺めで、以前の雰囲気の方が好き。

 突き当りが食事処深仙庵。

 

 お品書きはなくなり、一品づつ丁寧な説明がある。

前菜は、村山ゴボウを梅で煮たもの、柚子豆腐、蓮根の白和え、人参の松風風・・・と、野菜揃い。

先附は、山芋と蕎麦を固めたもので、崩して頂く。

      

竹に入った食前酒は白酒で、これが量もたっぷり。

大雪渓の純米原酒と渓流の搾りたて生酒を頂く。 

刺身は大岩魚、鯉の洗い、信州サーモン。 

鯉は酢味噌で、左端は玉ねぎたれで、これもよく合う。

川魚は苦手だけど、鯉は薄くそぎ切りされ、ぴ~んと冷えていておいしい。 

       

      アマゴの塩焼き。

   リンゴ、ジャガイモなども串にさされて。

    

                                                                                                               煎り玄米と梅昆布のスープ   

        

 鯉の骨と身を3日間煮込んで造られたスープ。鯉のつみれが入っている。                    野菜の煮物です。

鯉の旨味が凝縮されていると言われるが、分からない。                      

牛フィレ肉の杉の香焼き。 

  レアーは苦手なので、熱せられた石の上で、もう少し焼く。     

 

 

 

お口直しにイチゴのゼリー 

           

 私好みの器のフタを開けると中は長芋饅頭。

デザートもあったハズだけど・・・。

           

お腹がいっぱいで、ご飯は食べられない。

おにぎりにして部屋に持ってきてもらった。

そして、部屋には夜食のフルーツが届いていた。


朝食は深仙庵の洋室で。 

 ここでの朝食は久しぶり。

野菜たっぷり。 

旅館の食事は野菜不足になりがちだが、ここは違う。

喜ぶべきか・・・?

 

         

 

 

この蕎麦かゆは大好き。

いいだしで味付けされているので、粥というより雑炊。

ご飯も用意されているが、この蕎麦かゆだけでお腹いっぱい。

 

食後のコーヒーとデザート。 

丁寧に調理され、品数も多いが、サプライズのない地味な料理が並ぶ。

最初に泊まった14年前から山里料理というスタンスは変わっていない。

ぶれない姿勢を評価すべきでしょう。