串カツ子の旅日記

美しい国、日本。まだまだ見たい所がいっぱい。
温泉、宿屋、食べ物、紅葉、桜、街並み・・・興味の対象は尽きません。

飯田線秘境駅号

2018年04月14日 | 旅-関東・中部

2018.04.11

 JR東海 50歳からの旅クラブ 50+(フイフティプラス)主催の飯田線秘境駅めぐりツアーに参加。

この秘境駅号に乗ってみたいと思ってた私、すぐに申し込んだ。

桜舞う名勝天竜峡さんぽ と続くプランだが、桜は既に終了。

 新大阪発7:17のひかりで名古屋まで。

このひかり508号、次の豊橋に停車するのに、何故か名古屋でこだまに乗り換えさせられる。

豊橋着8:57。

受付を済まし、飯田線ホームに行くと多くの駅員さんが待機。 

 9:50発車。

お見送りだった。

なんだか凄い力の入れように、少々気恥しい。

少し走った車線区でも。 

 

4/5~4/8 4/12~4/15 まで運転される秘境駅号

4/11は、このツアーの貸切運行。

東京や静岡、関西圏から集まった客、総勢140名程。 

                    

 新城駅を過ぎた頃弁当が配られた。

朝早い食事だったので、昼には少々早いが早速頂く。

う~ん、品数も多いし味付けもいい。

 板敷川の川底は黄緑色の大きな岩盤。

 長篠城跡を横目でちらっと見て佐久間発電所を過ぎる。

 S字鉄橋の写真を撮りたかったが、これではS字じゃないなぁ。

おおぞれとは読めない。

列車はワイドビュー伊那路の車両。

3両編成でトイレは1号車に1ケ所あるだけ。

女性客が多いこの団体で1ケ所は辛い。

数か所の駅に停まるからそちらで用を足せるが、秘境駅なのでトイレがある駅は少ない。

座席は、天竜川沿いの窓側A席が一番。

幸いな事に往路はA,B席だったので眺めの良い天竜川を満喫した。

 東京駅に似せた駅舎だとか。

駅舎前で地元の人達が名産品を売っていた。

栃もちが入ったぜんざいや干ししいたけ・・・。

雨の降り出しが予報より早い。

ぜんざいを買って冷えた体を温めた。

 天竜川は青磁色し、とうとうと流れる。

 うわぁ、きれい~。

どんよりした空だから、川の色はこんな色合いになるのかな?

 続いて小和田駅。

3つの県にまたがっている。

 

                     

 

 今は廃屋になっている製茶工場があるというので見に行く。

その途中、背の高いドウダンツツジが咲き誇る。

 タイミング良く佐久間ダム湖浚渫(しゅんせつ)船がやって来た。

5種類の浚渫船があるらしい。

浚渫船とは水底の砂をさらって取り去る作業を行う船。

 中井侍駅の手前のトンネルは現役。

左のトンネルは昭和39年廃止になった。

 

 長野県最南端に位置する駅で、ホームは切り立った斜面にある。

 この部分だけ、いきいきとした緑色の苔。

 美しい・・・。

 

 ホームの反対側には茶畑が広がる。

中井侍茶は長野県内の品評会でも最高峰に輝く緑茶らしい。

これは買って帰らなくちゃ。

中井侍駅をくぐっていたらこんなサイトに出会った。

 沿線で眺めが一番という為栗(しでぐり)駅。

 

 この吊り橋を渡って、天竜川の真ん中へ。

 

 

吊り橋は大丈夫かな?と、思う程多くの人。 

全員、このツアーの参加者だが・・・。

 飯田線で最も標高の高い田本駅

崖にへばりつくようなホームを歩き、人一人が歩く幅しかない階段を上がり、ホームが見渡せる所で撮った写真。

傘の列は、その階段を上がろうとするツアー客。

写真だけ撮ったらすぐに下りなくてはいけないが、これも一方通行。

ほどなく終点の天竜峡駅に到着。

前日に添乗員さんから確認や注意事項の電話があったり、当日も雨の中走り回っておられた。

車掌さんの案内放送もこまごま、丁寧でいい旅だった。

しかし、残念なのは、平岡の駅で買った中井侍茶。

このツアー客向けのイベントコーナーで100g1500円の緑茶を買った後、常設コーナーでは同じお茶が
1300円で売られていたのを見た。

生産者もパッケージも全く同じ。

たった200円高いだけだけど、腹が立つ。

この臨時列車が地域の活性化に少しでも寄与するのはいい事だと思うけど、それに悪乗りしてはいけないでしょ。

100g1500円もする緑茶、そうそう飲めるものではなく、きっとおいしいだろうと・・・。

自宅で楽しみにしてお茶を淹れた。

残念ながらこの味で1500円!高過ぎる。 

この腹立たしいお茶の一件さえなければ、凄く良い旅だったのに。


能登半島に向けて

2017年12月29日 | 旅-関東・中部

 能登半島へ行くのにちょっと寄り道。

 名神京都東インターで下りて湖西道路を走る。

冠雪の比良山系に朝日が当たりきれいだなぁ。

道の駅 マキノ追坂峠で小芋が売られていた。

親芋とそれにくっついた小芋。

こういう形で出来るのだろうが、珍しい売り方に思わず笑みが。

しかし、ちょっと高いのでは? 

 国境高原スノーパーク辺りも結構な積雪。

敦賀までの国道161号は、道路の両側面から放水される。

勢いも強く、車体の汚れがこれで落ちるかも。 

鯖江インターで下りて水汲みに行くが、通行止め。

仕方なく手前の三場坂清水へ行くが、常連さんの車でいっぱい。

水汲みは諦めてすごすご戻る。

桃源清水は暖かくなる頃まで再開は無理だと感じた。 

亀蔵で蕎麦を・・・と、開店時間の11:00過ぎに着くが
11:15からの開店と貼り紙があり、しばし待たされる。

このパターン以前も経験している。

スタッフは結構おられるが、開店時間に間に合わすのが
無理な時もあるのでしょう。

観光客と思しき人が私も入れて3組、寒いなぁ。 

 ランチを注文。

蕎麦がき、蕎麦豆腐、鶏のそば粉唐揚げ、揚げ蕎麦サラダ
の4品を食べていると、メインの蕎麦が出てきた。

おろし蕎麦にしたが、冷たさがお腹にしみる。

隣のお兄さんが食べている鴨なんばん、おいしそうだった。


ジオパーク大島-トウシキ海岸

2017年03月31日 | 旅-関東・中部

走っているうちに突如現れる千波地層切断面には、知っていてもうわ~っと驚く。 

 

トウシキキャンプ場にやって来た。

誰も居ない。

広い芝生にテントが幾張も張られ、夏は賑わうのだろう・・・か?

元日にはここで初日の出を見るツアーがあったらしい。

海岸近くに出たかった。

地元の方に道を聞くと、この段丘の左手に細い道があるらしい。

 それがこの道。

狭い!そして赤い。

 ボムサッグ・・・という。

噴火の時に飛んで来た噴石が火山灰の層にめりこんだもの。

 これが見たかった。

 夏には賑わうらしいトウシキ海岸。

砂浜というのはなく、岩がごろごろ。

大島で白い岩石を見るのは初めて。

白っぽい地層は火山灰だろう。

 大島はどこを見ても火山を感じる。

それもそのはず、火口から噴きあがった溶岩で出来ている島なんだから。

地球の活動遺産が見れる場所ジオパーク

日本各地にあるだろうが、はぁ凄い!と、何度も驚き感動した大島ジオパーク。

 波浮の港展望台から波浮の街並みを。

噴火で出来た火口湖だったのが、江戸時代に起きた小田原地震
の津波で海とつながった波浮港。

 月と砂漠ライン への取付道路、前回はゲートが閉まっていたが
この日は開いていた。

レンタカーを借りる時、ここは走ってはいけないとは
言われていない。

前回の伊豆大島レンタカーでは、御神火ラインとこの月と砂漠
ラインは走行禁止だった。

行こっ!

ほとんど一車線の道が続く。

20分程で駐車場に到着。

車はここまでで、この先は歩かなきゃいけない。 

トーシキ海岸や波浮の港辺りでは曇天ながら霧に
包まれる事はなかったが、少し標高が高い所は一面の霧。

黒い溶岩の砂礫の道を進む。

 第一展望台はどこだろう?

もう10分は十分歩いている。

霧で何も見えない。

展望台へ行っても同じだろう・・・と、引き返す。

天気が良ければ一面黒い世界が見えただろうに、残念。

これも宿題かな。

 今回借りたレンタカーはタント。

日曜日の午後とあって、車はこれしかなかったみたい。

24時間で¥6200と安い。

キズの確認などなく簡単でいい元町レンタカー

おじいちゃん達がやってるという感じのレンタカー会社。

 宿題があったので大島公園の椿を見に。

温室の入り口は華やか。

 う~ん、2週間前と全然変わってない。

この椿、開くのだろうか?

大島桜と椿の競演。 

 

熱海に戻って来た。

駅前の足湯は大はやり。

驚いた!タオルの自動販売機がある。

考えた人、エライ!

遠いからと敬遠していた伊豆大島は見所いっぱいだった。

熱海からジェットフォイルで1時間もかからない。

関西からも手軽に出かけられる。

又、季節を変えて行ってみたいし、もう少し足を延ばして
八丈島まで行ってみようかな。


再び大島へ-三原山

2017年03月20日 | 旅-関東・中部

 3月12日再び大島へ。

前回から2週間ほどしか経っていないが、
連日満室だった大島温泉ホテルに空きが出、
これを拾って大島へ行くことにした。

前回、三原山へ登れなかったのが心残りだったせいもある。

新幹線で熱海へ向かう。

前回は見えなかった伊吹山、今日は雄姿を見せてくれる。 

 富士山は前回ほどじゃないが。

熱海駅から港まではバスで15分程かかる。

大寒桜が満開。

これ、熱海桜というんだろうか? 

このところず~っと晴天が続いていたが、どうやら
明日は下り坂らしい。

熱海からのジェットフォイルは珍しく元町港へ着いた。

風向きによって岡田港に入るか、元町港か?

当日の朝に決定し、こちらで確認する事が出来る。

熱海から直行便なら45分で大島に着く。

今まで目が向かなかった大島だが、関西からでも便利に行ける。

今回のレンタカーは、元町レンタカー

日曜日とあって前回借りた伊豆大島レンタカーに空きはなかった。

まず観光協会へ行き、3000円の宿泊割引券をゲット。

念願の三原山登頂へ歩き出す。

青い色の山頂遊歩道へ。

山頂へ着いたらお鉢めぐり(火口一周コース)を歩きたかったが
時間的に無理なので、火口見学道で火口を見に行く事にした。

るんるん、舗装された道を歩き始める。

溶岩が流れ出た跡は真っ黒。

今は黒とベージュの世界だが、青々とした草の頃は
緑と黒、さぞ美しいだろう。

1986年の大噴火の時の溶岩流の先端部。

厚さは5mもあるという。

この辺りまでは平坦な道だが・・・。

なだらかだった舗装路は上りになり、結構きつい。

ゴロゴロした石がないだけ歩きやすいが、やはり登山だわ。

やっと山頂が近づいて来た。

1986年の噴火の時、溶岩は三原神社の直前まで
迫ったが二手に分かれ神社を避けて流れた。

三原山を御神火様と崇めてきた島民は、神の力が働いた・・・と。

山頂にはトイレもある。

火口見学道へ。

水蒸気だろうか?

お鉢めぐりでは背後の稜線を歩く。


火口だ。

直径2.5キロ~3.2キロ。

夕方に近い時間、他に誰も人は居ない。

ちょっと不気味。

かつて自殺の名所だった頃は、もっと近くまで行けたんだろうか?

山頂でトイレの掃除などをしていた方の車が下って行く。

膝に難ある私は上りより下りの方が辛い。

乗せて欲しかったなぁ。

ゴジラ岩越に山頂口を見る。

あそこへ下って行くのだ。

火口は見れたが、お鉢巡りはしていない。

又、宿題を残してしまった。


大島へ

2017年03月18日 | 旅-関東・中部

濃溝の滝から館山に戻り昼食はスーパー回転寿司やまと で。

実は前日にも来たのだが、日曜日とあって満員。

ズラリ待っている。

これではいつになるか分からない。

待てない大阪人、予約票は取ったもののすぐに店を出た。

なので、リベンジ。

月曜日の11:00過ぎなので、前日とは打って変わりガラガラ。

よく目立つ建物だこと。

生魚は夫婦そろってあまり好きじゃない。

イカ・タコに貝類を注文。

くらスシローに比べると断然おいしい。

ネタが本物。

是非、なめろうを食べてみたかった。

う~ん、私には味噌が少し辛いかな?

もう一つ、なめろうを焼いて食べるサンガ焼き も注文。

うん?生で食べる方がおいしいかな。

あれこれ食べたが会計は4000円弱と、思ったより安い

タッチパネルで注文すると、自動的に積算されるシステムもいい。

館山へ来て初めておいしいものが食べられた。

館山駅でレンタカーを返却。

館山港の夕陽桟橋。

自転車で走る姿を見たが、その気持ちよく分かる長~ぃ桟橋。

夕陽は見えない。

渚の博物館内ジェットフォイルのチケットを交換し
港までマイクロバスで送迎。

さぁ、大島へ


濃溝の滝

2017年03月18日 | 旅-関東・中部

最近話題の濃溝の滝に行ってみたかった。

休暇村館山をチェックアウトし、ナビをセットすると
 国道128号線回りの道を案内する。

なんだか遠回りのような気がして、違うルートを選び出発。

しかし、これが凄い道だった。

亀山湖を通ったのは覚えているが、その先は? 

 

ナビの案内通り行くが、途中通行止めのような看板が出ていた。

トラバーは傍らに寄せられているから、通れるんだろうと進む。

途中で通行止めになったらどうしよう・・・。

心配しながら進んで行くほぼ1車線の林道(みたい)。

幸い対向車はなく山道を抜けた。

帰り道は国道128号線へ出たが、これがスイスイ。

素直にナビのいう事を聞いておけば良かった。

濃溝温泉千手の湯の駐車場に車を停め、林の中を下って行く。 

広い駐車場だが、観光バスも何台か停まっていた。

ツアーのコースに組み込まれているんだ。

 立て看板には農溝の滝と書かれているが・・・。

柱跡なのか甌穴なのか分からないが。 

 これが噂の滝か。

撮影スポットには三脚を立てたカメラマンやツアー客でごったかえす。

光の当たり具合で幻想的な写真が撮れるようだが、あいにくの曇天。

三脚の方達は陽が差すのを待っているのだろうか? 

濃溝の滝=亀岩の洞窟 なんだろうか? 

 

復路木道を歩いて戻る。 

 渓流公園として整備され、6月にはホテルも飛ぶらしい。

源泉掛け流しの千手の湯

一昔前、温泉めぐりをしていた頃には、入らずには
おれなかったが今はパス。

館山に戻るが、ナビの通り鴨川有料道路と国道128号線で帰る。 


館山へ-赤山地下壕

2017年03月14日 | 旅-関東・中部

 初めての地、千葉県館山を目指す旅。

今回は列車+レンタカー。

三島の少し手前で富士山が見えた。

中腹には雲がかかっていたが、山頂はくっきり見えた。

 東京駅で総武線の乗り場が分からず、ちょっとウロウロするおのぼりさん。

千葉で内房線に乗り換え館山を目指すが、これが結構長くて。

これなら横浜からのバスで館山入りにすれば良かった。

上総湊を過ぎた辺りから海が見えだした。

館山駅前は南国風。

この日の泊まりは休暇村館山

24時間のレンタカー付プランを利用。

トヨタレンタカーで車を借りていざ出発。 

一番楽しみにしていた戦争遺跡の赤山地下壕跡へ。

豊津ホールという所で受付をする。

200円の料金を支払い、氏名など記入すると、
ヘルメットと
懐中電灯が手渡された。 

造られた年代ははっきりしないが、規模や造り方からみて
終戦間際の昭和19年に造られたと考えられている。

受付で「地層がきれいですよ~。」 と、
言われたが
ピンとこなかった。

ツルハシ跡が残っている。

地層・・・、う~んこれか。 

きれい過ぎる。

どこを見ても地層だらけ。 

空襲が激しくなった戦争末期、館山海軍航空隊の
防空壕として
使われたが、この地層を見て少しは
慰められた方もいたのではないか?

平和ボケの私はそう感じたが、そんな悠長な心境
ではなかったでしょう。 

 

自然が作り出す造形に今更ながら感嘆し
赤山地下壕を後にした。

そしてもう1ケ所の戦争遺跡を見に。 

標識は出ているが、場所が分からずウロウロ。

結果的にはこの喫茶室のほん近くだった。 

掩体壕 (えんたいごう)。

えんたいとは読めなかった。

平面から見ると、草に覆われそれとは分からない。

こうしてみると、なるほど!

飛行機や物資を格納した鉄筋コンクリート造構造物。 

日本各地にまだ相当数残っているらしい。

70数年前の鉄筋だが、しっかりしたものだ。

東京湾の入り口にあたる館山には、多くの軍事施設が作られたらしい。

海上自衛隊館山基地の近くに、戦後米軍が上陸した所もあると
聞いたが、時間がなく、そこまでは行けなかった。


大島にて-2

2017年03月11日 | 旅-関東・中部

大島は椿まつり真っ最中。

大島には国際的に認められた椿を見る施設が3ケ所ある。

大島公園、椿花ガーデン、大島高校が国際優秀椿園に認定されている。

好きな人は3ケ所ハシゴして見るでしょうが、私は無料の大島公園だけ。 

品種によって開花時期が違うので、今、良く咲いている花を見つけて。 

繻子重(しゅすがさね) 

大虹 

温室へ入ってみた。

温室といっても窓は解放されてて暑くはない。

どうやら貴重な品種を温室に集めて管理しているように感じた。

まるで蘭のようなユーシェネンシス。 

ミッドナイトという品種で、蕾がかたまっている。

これが開花するとどんな感じなんだろう? 

それを見にもう一度大島へ行くつもり。

 

江戸椿系の散椿。 

ツアー客が到着して椿園も賑やかになった。

土産物屋のブースも人だかり。

後10分程でアンコ踊りが始まる。

見たいのに、その10分が待てない相方。

しぶしぶ大島公園を後にした。 

メインの三原山だが歩いて火口を目指す時間はない。

展望台から眺めるだけだった。 

次は山頂まで行き、お鉢めぐりをしたい。

 山頂口の手前に割れ目火口の標識があり、それを見に行こうと脇道を入る。

しかし、この道路の舗装、至る所でボコボコ。

これも台風26号の傷跡?

行き交う車もないので、車線を右へ左へと穴ボコを避けながら進む。

駐車場からは遊歩道が設けられ歩きやすい。

火口は草が生い茂りイマイチ迫力に欠ける。

まぁ、行かなくていいかな。

今回借りたレンタカー。

椿まつり期間中は割増料金。 

昼食を食べていなかったので、岡田港で食事出来る所を探すが、
元々少ない食事処、定休日だったり午後の休憩だったりで見つからない。 

仕方なく東海汽船の待合所内にある食堂で相方ラーメン、
私は明日葉蕎麦

明日葉を練り込んだ温かい蕎麦の上に海藻がたっぷり。

海藻がフタをしているのか、麺は熱い。

私は平気だが、猫舌の人はしばらく食べられない・・・ほど。

つゆも薄味でおいしい!

熱海行のジェットホイルで大島を後にする。

うっすら浮かび上がる島影を眺めながら、大島へは又行きたいと思った。

で、明日から1泊で大島へ行って来ます。

今度は大島温泉ホテルの泊まり。

部屋の風呂も温泉らしいので楽しみ。


大島にて-1

2017年03月09日 | 旅-関東・中部

大島の観光に充てた時間は5時間程。

1時間半もあれば、車で大島を一周できるというが、
やはり5時間では短過ぎる。

初めての大島、是非見たい所が何か所もある。

宿にレンタカーを配車してもらい、まずは赤禿(あかっぱげ)へ。

赤い道はサイクリングロード。

平行して走るサンセットパームラインに車を停め、そこから歩く。  

海へ流れ出た溶岩の末端が手に取るように見える。

おまけに赤茶けた溶岩だ。 

先端には海鳥が羽根を休める。 

 

 

 

この道を歩きたかった。

他に観光客は誰も居ない。

三原山や椿園は見ても、なかなかここまで来ないのだろうか? 

↑ 何だろう? 

大島牧場直営店のプラットハウスへ。

生の明日葉を買う。

ちょっとクセがある明日葉、山菜を食べているようで案外好き。

レジで「関西の方ですか?」 とたずねられる。

話すアクセントですぐに分かるのだろう・・・と、思っていたら
その女性も大阪から嫁いで来たと言われる。

お互い大阪の地名を言い合い、談笑。

丁度、牛のエサやりだった。

大きな乳房をゆらゆらさせてやって来る牛を見ていると
なんだか可哀想な気分になる。 

欲しくもないのに牛乳の為、毎年痛い想いをして出産しなくちゃいけない。

そして、その牛乳は私達が横取り。

経済動物なんだから・・・と、割り切れない。

そう言いながら牛乳は飲むし、牛肉や豚肉も大好き。

はぁ、勝手な人間。

 これまた驚いた、千波地層切断面。

写真などで見ていたが、これほど長く続いているとは。

 自然の造形美にただただ感嘆。

バームクーヘンかミルフィーユ か?きれい過ぎる。

波浮の港に近いトウシキ園地。 

 

大島が出来る以前に活動していた筆島火山のマグマの通り道
だったものが浸食によってこれだけ残っている。

 

筆島を過ぎ、岡田へ向かって大島一周道路を走っていると、木々の間から
↑ の写真のような所が見え、車を停めて見に行く。 

裏砂漠へ行きたかったが、レンタカーでは、この取付道路を
走行するのは禁止されていた。

御神火スカイラインも走行禁止。

平成25年の台風26号の被害で復旧工事が行われている。

今回利用した伊豆大島観光復旧支援の一環、宿泊料金の3000円割引、
三原山の噴火で全島避難となった災害からの復興かと
思っていたが、あれはもう30年前の話だと聞いて、
月日の経つのは早いものだと・・・。

 一面大小溶岩の砂利だった。

大きさ比較のためキャンディを置いたが・・・。

少し頂いて帰る。 


大島へ行くのは今でしょう!

2017年03月01日 | 旅-関東・中部

 3月30日宿泊まで東京都の伊豆大島観光復興支援事業という事で
島内の宿泊者に対して一人一泊3000円の宿泊費が割引されます。

東海汽船のジェットフォイルの料金も2割引きぐらい安くなり、
大島へ行くのは今だ!と。

記入した申込書に身分証明書を添えて、まず元町港にある観光協会へ。 

 これが観光協会でもらった割引券

チェックインしたら宿に提出しておく。

それを利用して泊まったのがホテル赤門

大島へ行くなら3月中ですよ~。

詳しくはこちら

 


波浮の港 みなとや旅館

2017年03月01日 | 旅-関東・中部

千葉の館山から大島へと2泊3日の旅をしてきました。

どちらも初めての地です。

一番印象に残ったのは、波浮の港にある旅館みなとや

今は営業してなく、自由に見学できる施設になっている。

受付も無人、観光客も誰もいない。
相方も車で待っていて、見学するのは私一人。

誰かいるの?って、少々驚いたが人形だった。

しかし、美しくリアルに再現されている。

賑わった当時の姿を再現しているのだろう。

宴会の席にはズラリお膳が並んでいる。 

お膳の中もリアルに再現されていた。

大島は椿祭りの期間中で、多くのツアー客で賑わっていたが、
ここ波浮の港まではやって来ないようで、静かに感心しながらの見物だった。

大島へ行く方、是非この施設の見学をお勧め。


湯屋温泉から能登へ

2017年01月15日 | 旅-関東・中部

湯屋温泉 奥田屋をチェックアウトし高山へ。

高山に寄る目的は

トラン・ブルー 人気の高いパン屋さん。

横の駐車場で2人のガードマンが車を誘導するほど、訪れる人が多い人気店。 

前回来た時、建物の右手をぐるっと回る行列に驚いて通り過ぎた。

しめしめ、今日は行列などない。 

と、喜んで店舗に入ると、スタッフから脇の椅子にかけて待つように指示される。

客がレジを済ませ帰ると、やっとパンが並ぶコーナーへ。

店内狭いからそういう措置は有難い。

土・日などは店の外にまで長い行列ができるのだろう。 

土・日・祝日には整理券を発行するらしい。

 一番人気はクロワッサンらしいが、焼き上がり時間にはまだ早いので買えない。

何種類か買ったが、やはりこの店のパンはデニッシュ系がおいしい。

奥に並ぶデニッシュ食パンは1000円だった・・・かな。

高山から無料区間の高山清美道路に乗り、東海北陸自動車道を北上。

やはり五箇山辺りはチェーン規制がかかり、積もってはいないが
さかんに雪が降りしきる。 

北陸道金沢森本インターから能登里山海道へ入り、道の駅高松で休憩。 

 コーヒーだけ注文し、海を眺めながらトラン・ブルーで買ったパンで昼食。

 さらに能登里山海道を北上し、道の駅ころ柿の里しか へ。

目的は干し柿。

干し柿には大きく分けて2種類あり、市田柿のようなしっかり固く
なったのは
ころ柿といい、中がぐちゅぐちゅのはあんぽ柿というらしい。 

ぐちゅぐちゅ苦手。

う~ん、まだ高い。 

12月に干し柿が一番多く出回るらしい。

家庭用の小さなパッケージのものを購入。

干し柿は我が家でも作るが、こっちのころ柿の方がおいしい。 

 こんなものも売られていた。

2人暮らしなら十分な量かもしれない。

ごぼー、人参、それに蓮根まで入っている。

手間を考えれば安い値段だわ。

この日の泊まり休暇村のチェックインにはまだ早いので、気多大社に初詣。 

この雪吊り、今頃は大いに役立っているでしょう・・・か?

1月5日とあって参拝客は少ない。

それでも 広くて停めやすい駐車場には結構車が停まっていた。

 国の天然記念物に指定されている入らずの森という原生林があるらしいが、
立ち入り禁止の立て札があり、そこを歩く事は出来なかった。

入り口辺りの大木にはサルの腰掛がいくつか。

境内の片隅、苔がきれい。 

苔なのにノビノビ育ってるなぁ。

気多大社からは車で10分程の休暇村能登千里浜を目指すが、県道129号線でネズミ出没。

珍しくおとなしく走っていた我が家はセーフ。

普通に走っていたらアウトだったでしょう。

最近、合図はしてくれない・・・のかな?

 


公共交通機関で加賀温泉郷

2016年11月06日 | 旅-関東・中部

 今回の ふくみつ華山温泉季がさね への旅は、車ではなく公共交通機関で巡った。

山中・山代・片山津の加賀温泉郷ではキャンバスという便利な加賀周遊バスがあり、これを利用した。

キャンバスには少々お歳を召した車掌さんが乗車していて、乗って来る客に行先を訪ね、
降車場所を案内したり、観光地をガイドしたり・・・と、実に親切。

3ケ所の温泉地で宿泊する人を対象に600円のECO乗りクーポンというお得なクーポンがあり、これを利用して那谷寺へ。

那谷寺へのアクセスは、JR粟津駅で降り、そこからバスで那谷寺へ行くのが一般的だと思っていたが、
このキャンバスなら加賀温泉駅から30分程で那谷寺到着。


10月24日の紅葉。

紅葉にはまだ早くて、どうだんつつじだけが紅く染まっていた。

1時間後のキャンバスで加賀温泉駅に戻り、宿の送迎バスで片山津温泉へ。

片山津温泉ではこういうサービスもあった。

柴山潟の遊覧船に60歳以上なら無料。

(10月末で終了)
宿泊する宿に申し込んでおき、チェックイン時に頂いたクーポンを持って桟橋へ急ぐが、あいにくの強風で遊覧船は中止。

これに乗ろうと急ぎ足の那谷寺拝観だったのに・・・。

人口の浮島、浮見堂の近くから遊覧船は出る。

柴山潟越しの日の出。

右側頂上に雲がかかる白山。

      

      季がさねの前に茅葺の神社のような建物があり、何だろう?と気になっていた。

      近寄って覗いてみた。

      

片山津の湯がここで各所に配られているんだ。

と、言う事は集中管理され、どこで入っても同じ湯なんだ。


季がさねの前にある あいあい広場

足湯もあり、早朝から地元の人が清掃されていた。

べんがら格子でひときわ目立つ元芸妓検番。

前述のecoクーポンで、加賀温泉駅~那谷寺を往復し、片山津温泉の総湯に無料入浴。

そして、スィーツ引換券が付いているので、総湯の中のまちカフェで加賀棒茶のシフォンケーキを頂く。

実に値打ちのある600円でした。

翌日は永平寺おでかけ号というバスで永平寺へ。

原則予約制で宿泊する宿で予約しておく。

空いていれば予約無しでも乗れるのだろうか?

未確認。

永平寺へのアクセスは、加賀温泉駅からJRで福井へ出て、バスに乗り換えなくちゃいけない。

この永平寺おでかけ号は、片山津温泉から出発し、山代温泉・山中温泉で予約した客を拾って永平寺まで行く。

片山津で乗る客は少なかったが、山中温泉で多くの人が乗った。

運転手は道々おもしろい話でガイドしてくれる。


いつも車旅の多い私だが、公共交通機関で加賀温泉郷を巡るこれらの親切なサービスには感心させられた。

各温泉地の宿も協力しているだろうが、この足のサービスと比べると、宿はまだまだ進化する必要があるように感じた。

季がさね、前日に泊まったふくみつ華山温泉と宿泊料金はそう変わらないのに、
ホスピタリティ、コストパフォーマンス・・・違いは大きい。

団体も入る大きな宿にそれを求めるのは無理かな。

どこにあるの?と地図で探すふくみつ華山温泉、片や有名な温泉地の加賀温泉郷、努力しないでも集客できるのだろうか?



城端にて

2016年10月28日 | 旅-関東・中部

 ふくみつ華山温泉へ泊まる前に城端観光へ。

高岡で城端線に乗り換えるが、切符(乗車券)が間違っていた。

北陸新幹線が金沢まで延びたせいで今までJR北陸線だったのが、金沢~倶利伽羅まではIRいしかわ鉄道線

倶利伽羅~市振までがあいの風とやま鉄道線とJRとは別、第三セクターの経営となっている。

乗車券は目的地の城端まで通しで買えるが、各社分の料金を合算するので、
金沢から新幹線利用で買う方がJRだけの運賃なので
安くなる。

正当な運賃の同じ大阪からの連れより、新幹線経由となっている私の方が400~500円安くなっていた。

こういう間違いは多いのだろう、高岡の駅でまだ発車してない車内で検札が入り、間違いを指摘された。

これは私が悪い訳ではなく、切符を購入した旅行代理店の間違い。

そこまで確認しなかった、いえ知らなかった私も悪いのだろうが、
城端をじょうはたと読んだ旅行代理店の社員も勉強不足だなぁ。

まぁ、乗車券を売るのはマージンが少ないから旅行代理店も力を入れてないのかもしれないが。

新幹線、しんかんせん・・・と、喜んでばかりはいられない。

どうして新幹線が来たら、JRは在来線を切り捨ててしまうのだろうか?

 

ややこしい話の前置きが長くなってしまったが、1両の列車で城端到着。

この城端線に土日のみ観光列車ベルモンタが走っているが、全席指定の上座席数が少なく満席で乗れなかった。

駅の構内には地元ボランティアの人達が育てたキバナコスモスが満開。 

 駅の中に南砺観光協会があり、こちらはすこぶる親切。

荷物はタダで預かってくれるし、お茶のサービスもあり、地元のお菓子などを1個単位で
販売していておやつにぴったり。

南砺プレミアム旅行券で何度もお世話になり、そのチケットを利用してふくみつ華山温泉に安く泊まった。

      

      昼食がいけない。

      お吸い物は付いているが、上の定食で1200円は高い。

            

 

 

 

以前も見た城端曳山会館へ行き、漆塗り、金細工の見事なしつらえの車輪に感嘆。

300年続いている祭りだが、明治までは質素な木製の車輪だったのは、加賀藩が金箔の使用を認めなかったかららしい。

近くの元銭湯桂湯へ。

以前来た時はお休みで内部は見れなかったが、今日はオープンしている。

 布の細工物がずらり並び販売中。

浴槽も床のタイルも当時のままらしい。

随分小ぶりな浴槽に驚く。

 

曳山会館の裏手にある蔵跡。 

 たくさん咲いた秋明菊

もう少し城端観光をしたかったが、雨は降るし、風は強いしで観光中止。

再び城端線で2駅先の福光へ戻り、タクシーでふくみつ華山温泉にチェックイン。


梅ケ島温泉へ

2016年10月13日 | 旅-関東・中部

西名阪、国道25号線、東名阪、伊勢湾岸道、新東名の新清水インターで下り県道29号線へ。

名古屋港を見ながらの伊勢湾岸道新東名はトンネルは多いものの、通行量も少なく快適な道。

安部川は青みがかった青磁色で美しい。

昼食をとるべくうつろぎへ。

祝日の昼ごはん時とあって、2ケ所ある駐車場も満車。

天ぷら蕎麦を注文したが、かなりの時間待たされた。

さすがはお茶どころ、中身が空っぽの急須へ茶筒から好きなだけ茶葉を入れ、ポットの湯を注ぎ、好きな濃さの緑茶が出来上がる。

お茶好きにはたまらない旅行地です。

二八の蕎麦はのど越し良くおいしい。

つゆも私にはやや辛めながら、まずまず。

川根本町がある大井川沿いほどではないが、この辺りにも茶畑が広がる。

        

赤水の滝公園へ。

紅葉にはまだ早いが、1本だけ染まりかけていた。

お茶の木が1本。

紅葉すれば美しいだろうが、ここはクリスマスローズが500本もあるとか。

それを見てみたい。

梅ケ島温泉までの県道29号線は、所々道幅が狭く運転しにくい道が続き、これで2度目の梅ケ島温泉泊まり、
3度目はないと思っていたが、クリスマスローズの咲く頃にもう一度行きたい。

日本3大崩れの大谷崩れ を目指すが、林道への入り口には工事用道路につき関係者以外進入禁止のような事が書かれた看板があがっている。

かと思えば、大谷崩れまで6キロ という看板もあり、一般車両も自己責任で大谷崩れまで行けるのだろう。

途中別荘地もあるが、道はかなり悪く、舗装はされているものの、アスファルトはボコボコ。

車で行ける終点には15台ほど停められる駐車場があり、数台の車が停まっていた。

工事関係者の車かな?と、思ったが、工事関係にはもう少し上に駐車場があった。

どうやら八紘嶺などの縦走路を歩く登山者の車のようだった。

工事事務所などを横目で見ながら歩き始めた。

すぐに登山口に着いたが、登山届をここで出すようになっているし、横に掲げられた地図を見ると
大谷崩れまでは相当歩かなければいけない様子、それに熊が出た・・・とか。

根性無しの私はや~めた。

悪路を運転して来た相方は、何の為にここまで来たんや!と、言いたげに一人で出発。

私は誰も居ない道を急いで引き返し車へ。

車で待つ事20~30分、相方が下りて来た。

案外近かったようだ。

瓦礫のような石が広がる河原に出たが、曇天だったせいか崩れた崖ははっきり見えなかったらしい。

刈込池の前例がある私。

もうオマエが行きたいという所へは行けへん!と、おかんむり。