4島に分かれた隠岐。
それぞれの島に名所・旧跡が点在し、個人旅では一度に全部見て周るのは難しい。
フェリーの航送料金も佐渡と違い格安というプランもない。
車は本土に置いておき、公共交通機関で回ろうと思っても、4島への船の乗り継ぎ時間や現地での足を考えると、
なんだか面倒になり、行きたいと思いながらもなかなか行く決心がつかなかった。
昨年、休暇村蒜山高原が主催する3泊4日の隠岐ツアーを見つけ、これはいい!と思ったが、既に満員だったり、
催行が終了していたり・・・で、今年こそと心に秘めていた旅だった。
日本各地の休暇村でバスツアー旅Qという休暇村主催のツアーがある。
隠岐へのツアーはやはり人気のあるプランらしく、電話した時点では満員でキャンセル待ちでやっと予約できた。
1日目は、休暇村蒜山高原へ集合し宿泊、翌日隠岐へ向けて出発。
隠岐で2泊して休暇村へ戻り解散という3泊4日の旅。
休暇村に戻るのは17:00頃になるので、そのままもう1泊休暇村で泊まる人がほとんどだったが、
私達は、少し足を延ばして湯原温泉で泊まる事にした。
順序を追って旅のあれこれを・・・。
まず休暇村蒜山高原にチェックインするまでの行動を。
米子道蒜山インターを通り越し溝口インターで下りる。
目的は大山の恵み湧水見学に。
大山山麓の湧水はこちらを参考にしました。
まずは大山平原ゴルフクラブの近くにある地蔵滝の泉へ。
看板や標識がしっかり建っているので、ナビでゴルフ場を目的にしておくと簡単にたどり着いた。
この左手から下り、緑の橋の下をくぐる。
赤い橋はトラックが走っていた道路。
車を停める広いスペースがある。
先客が一組、お地蔵さんの方へペットボトルを持って歩いていかれる。
流れ出た水が小川を作り、梅花藻だろうか水草が爽やかに揺れる。
子供の癇癪にご利益があるという滝地蔵。
きれいに手入れされている。
この筒から水を汲むのだが、上流からも水がどんどこ流れて来る。
左側の写真は、昭和34年の伊勢湾台風以前の姿で、5m程の落差がある滝だった。
車に積んでいるペットボトルに水を頂いた。
この後、何か所か湧水スポットへ行くが、水を汲んだのはここだけだった。
昼食はここと決めていた。
結婚式場がメインかな?プリムローズガーデン内のガーデンカフェ。
月・火・木・金曜日のみの営業で、平日でも結婚式がある日には営業してないようなので、営業日を確認して行く必要がある。
11:30からなのに10分前に着き、しばし花々を眺めながらオープンを待つ。
高い天井、床からの大きな窓。この写真の右手にもテーブルがズラリと並んでいた。
昼の食事は、AランチとBランチのみで、デザートが付くかどうかだけの違いなので、デザート無しのAランチを注文。
う~ん、この一品が出るまでえらく待たされた。
待てない大阪人、少しイライラ。
結局このハーフコースが食べ終わるまでに1時間程かかった。
まずは人参のムースの上にフォアグラがのった一品。
人参のムースが程よい柔らかさで、上にのったフォアグラを引き立てる。
3種類の中から選ぶオードブルで、これは相方が注文した新じゃがと魚介のココット エスカルゴバター仕上げ。
私は野菜のメリメロサラダ。
うん?葉っぱばかり、これなら相方が食べているものの方が良かったかな?
葉っぱをかき分けると、半熟卵とミートローフが現れ、まぁいいか・・・。
丸いパンが一つお皿に盛られ、バターもオリーブオイルもない。
しかし、このパンがおいしい。
お替りどうぞ・・・とは言われなかったので、パンはこれ一つなんだろうか?
と、思っていたら、メインディッシュが出てきた時点で、もう一つお皿に盛られた。
冷製スープ。
メインディッシュは二人とも豚フィレ肉のロテー スウィートバジル風味。
バジルソースを絡めた大きなフィレ肉は少々固いが、おいしく頂いた。
この後コーヒーが出たが、これが薄くて。
食後には、濃いめ少量のコーヒーで締めくくりたい。
コーヒーにはがっかりしたが、料金は安く、味も良し、それに多種類の野菜が摂れて良い昼食だった。
この後も数か所の湧水巡りを続けます。