ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

タイムトンネルでイタリア公園へ

2008年08月13日 | 港区
約二か月前の記事(新橋の東西はこんなにも違う~東編~)の中で
『ここにもイタリアに関した公園があるがそれは追々紹介するとして』という行がありました。

ようやくその“追々”が今回のネタである。
『オイオイ今更かよっ』ってな感じですがお蔵入り寸前でのアップとなりました。

公園なので日中の方が良いと思いますが夜に訪れました。
ジョギングで通り過ぎる人は何人か見かけましたが公園内には誰もいません
夜の公園に付き物のカップルでさえゼロ
2,200㎡あるみたいですが独占できます、できたところで何にもなりませんがね


立地としてはかなり弱点を持っている。

両側はJRの高架と都心環状線に挟まれている。
騒音はするわ、せっかくの緑も排気ガスにより効果は相殺

再開発エリアに公園は必要ってことで限られたスペースに無理やり作った感がなくもない

HPによると公園建設の経緯があります
『日本の大衆に対するイタリアのイメージアップを図ることを目的として設立された「日本におけるイタリア 2001-2002 年財団」による様々なイベントの一環であり、日本とイタリア二国間の友情の永遠の証としてイタリアから日本への寄贈品です。古典的トスカーナ庭園を参考にシンメトリーと調和を尊重しつつ、限られた土地を利用して造られました。』

ってことはこれらの彫刻品はイタリアからはるばるやってきたのでしょうか

周囲がライトに照らされているからいいですが暗闇であれば不気味でしかたないと思います。
動き出したりすれば肝試しになります、夏だし面白そうですね



なんだか批判的な意見が多くなってしまいましたが
汐留再開発エリアにまとまった公園は少ないので周辺住民にとってみたら憩いの場であることは間違いないです。
日中であれば感想も違った方向になっていたかも


以上が公園の紹介となりましたが
公園へのアプローチで面白いルートがあります。

JR高架下のガードがおススメである
どこが?
答:天井が低い
標識によると2.2m
大柄の人であれば圧迫感を受ける高さでしょうね


山手線沿いのガードは味わい深いところが多いです。
有楽町辺りでは昭和の雰囲気の残る飲み屋街になっていて
時代に取り残された部分がとっても良い感じ

ガードを抜けると高層ビルが立ち並ぶ汐留エリア
手前のエリアは昭和の佇まいをいまだに感じられる
まるでガードがタイムトンネルのようである、ガードを抜けるとそこは別世界。

ガード内部はこのようになっています、窮屈な感じはしませんか
片側の壁はキレイになっていてちょっと残念でありますが
もう片側はレンガ造りになっていてレトロな雰囲気である


新銭座ガードと名がついています。
江戸時代の地図を見てみるとなんと「新銭座丁」を発見
またこの辺りに三田へ移転する前の慶応義塾がありました。
参考【慶応義塾大学の生い立ち

紐解いてみたら単なるガードの名称にも歴史が詰まっていることわかるんですよね
これでますます江戸から平成をまたにかけたタイムトンネルっぽい気がしてきました。

ここよりもっともっと低いガードが実はあるんですよ
新銭座ガードからそう遠くない所に
しかも【提灯殺し】なんて異名がある
それはまたの機会に


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【ガード位置】



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