ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

東京→夢の下町(Ⅲ)

2008年05月06日 | 都バス
都バスの新ルート「東京→夢の下町」の第三弾は上野公園山下⇒菊屋橋までを
やっと中盤ってところです
(この調子なら第四弾で終わりそう)

【停留所のおさらい】
東京駅丸の内北口⇒日本橋三越⇒須田町⇒上野公園山下⇒菊屋橋⇒浅草雷門⇒両国駅前⇒都営両国駅前

上野公園山下の停留所は先月、惜しまれつつ閉店した「聚楽台」の真ん前にある。
レストラン「聚楽台」

次のバスが到着する迄の30分でどこへ行こうか思案した挙句
“山下”なので山の上に行く事にした。

階段を登っていくと昔から記念撮影スポットとしても有名な西郷隆盛像がある
観光で上野に来たらかなりの確率で撮るじゃないかと思います。
しかし何で上野に西郷どん?
この地で徳川の旧幕府軍と薩長の新政府軍と激突した事に関係しているのかしら・・・


さらに山の中を進むと突如、寺らしき建造物を発見
清水観音堂(きよみずかんのんどう)因みに重要文化財。
寛永寺を開創した天海が京都の清水寺を模して建てた
本物と比べるのも酷ではあるが旅行が手軽な時代ではない江戸期には貴重であった事が窺える。




時計を気にしつつも更に奥へと進む。
不忍池が見えてきました
ここは寛永寺建立の際に天海が琵琶湖に見立てて作った。
去年のマイブームであった“江戸”を勉強していてこの事実を知りました。
休みの日には多くのボートが池に浮かび長閑な日常が広がっている。

不忍池には弁天島が浮かんでいてそこに弁天堂がある(↓)
琵琶湖に竹生島があるように不忍池に弁天島が作られたわけです

こうして見てみると上野の山はパクリ天国ってことでしょうか(笑)
いずれしろ徳川の時代から脈々と受け継がれている歴史あるスポットが多いと言えます。

そろそろ時間なのでバス亭へ急ぎましょう

次なる停留所は「菊屋橋」
川などないのに橋
バス停・交差点には昔の名残がよく使われている例が多々あります
ご多分にもれずココもそうでして江戸時代には新堀川が流れていた。

かっぱ橋道具街の入り口になっていて
800mに渡ってキッチン関係の道具を扱う店が並んでいる。

一番目立つのはニイミ洋食器店
特徴は何と言っても屋上にいるコックのおじさん
様々なメディアでも扱われているので広告効果は抜群!!




同じニイミ洋食器店の別店舗では巨大コーヒーカップが各フロアに置かれていて驚かせてくれる。
道具街へ来たら食品サンプルの店を覗かない手はありません
ショーウィンドウを写真に撮りました
本物そっくりの出来に日本人の細かい芸っぷりが出ています、飽きがきません。


合羽橋道具街が誕生して90年を記念して平成15年10月7日にシンボルとして
「かっぱの河太郎像」が建てられた。
ちょっとリアルすぎやしませんか
色からしてご利益がありそうな感じだけどぱっと見怖いです・・・



次回のフィナーレは浅草・両国
5月はどちらの街も盛り上がるイベントがありますよね


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