ぶらり東京~23区巡り~

東京23区をぶらりと歩いた記録です。
が他にもいろいろ出歩いてますけど

レストラン「聚楽台」

2008年04月20日 | 台東区
JR上野駅・広小路口を出てすぐのところにレトロな佇まいのレストランがある。
1959年(昭和34年)オープンしたという歴史があります

そのレストランの名は「聚楽台」
上野と言えば聚楽(じゅらく)が思い浮かぶ人も大勢いるくらいこの街の象徴的なスポットでもあります。
戦後の復興、バブル経済、バブル崩壊、そして今、日本は変化をしてきたが
この聚楽だけは何も変わらずにあり続けたはずである。

建造物的にも昭和な雰囲気が残っているので気に入っているのですが
明日(4/21)で閉店する事になりました。
物心ついたころから上野へはよく来ましたが一度も入店する機会はありませんでした
何が遠ざけていたのか・・・


“聚楽”の文字も随分剥げていて老朽化は否めません
逆にそこがリアルなレトロを醸しているとも言えるのだと思います。


西郷隆盛像のあるところから「駅への近道」と書かれた何とも怪しげな入り口がある。
中へ入れば階段になっている、ここはちょうど聚楽のあるビルの屋上にあたるところになっています。
偽りなく確かに近道になっているし
レストランも通過せざるを得ないので店としては一石二鳥なんでしょうかね


いざ階段を降りれば昭和時代にタイムスリップしたような雰囲気です。
似たような雰囲気の階段は東京メトロの古い駅でもよく見かけますね
 
これまた最近ではあまり見かけなくったメニューサンプルも飾ってある。
 

閉店は一時的で2010年秋にも再オープンするとの事。
でも生まれ変わった姿は昭和とは無縁の近代的な建物へとなってしまうだろう
上野からレトロな感じの古臭い建物が消失することは残念です。


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4 コメント

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さみしいですねぇ・・・ (夜景専科)
2008-04-21 21:54:37
特に千葉県民でもある自分としては、
上野で京成に乗り換える際には必ず前を通る場所なので、
見慣れた聚楽がなくなってしまうだけで寂しい気がします。
既に、対岸の「軍艦ビル」や、京成上野駅に地下で通じていた
謎の地下スポットはなくなってしまい、
上野はどんどん変わりつつありますが・・・

っても、一度もレストランには入ったことがありませんが・・・
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なぜか寂しさが (ぶらり東京)
2008-04-22 20:44:57
夜景専科さん、こんばんは

聚楽って一度も中へ入ったことがなくても閉店してしまうと寂しさを感じてしまう不思議なところですね。
それだけ上野のシンボルだったと言えるのですかね

確かにどんどん変化しつつある上野ですが闇市的な雰囲気が残るアメ横だけは今後も変わることなくいてほしいと思うのは自分だけはないと思います。

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もったいなあい (モナ吉)
2008-04-24 23:03:42
先日ニュースでみました。こんなレトロな作りだったなんて。
上野には数回だけしかいったことがなくて、
あ,何か古いお店だな~~と見入ってしまった。
いつもながら、無くなると思うと急に気になる私^^;
上野に行く機会があれば,撮影したいです☆
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ディープな上野 (ぶらり東京)
2008-04-25 21:58:11
モナ吉さん、こんばんは

今すぐ解体される事はないでしょうから是非見て、撮ってみてはいかがでしょうか

上野はけっこうディープなところがありますね
馴染みが無ければ余計そう感じるかもしれません。
同潤会アパートがいまだに建っていたりもします。
モナ吉さんの愛チャリで行けば隈なく観察できると思いますよ。


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