入梅前くらいから秋口まで、南四国では、鰺科の高級魚の幼魚がよく獲れます
シオ(カンパチの幼魚)、小さなシマアジ、ツバス(鰤の幼魚)など
写真は、25cmくらいのツバス(関東ではワカシ)です
脂ののった鰤よりも、すがすがしい香りがあります
個人的には、刺身ならツバスのほうが、鰤よりも好きです
ツバスはカネダワシで水を流しながら鱗を処理します
鰭の付け根などに残った鱗は、包丁で処理する
3枚におろして小骨をぬき、塩をあてます
ペーパータオルなどで包み、冷蔵庫で3時間~半日おいて
酢洗いして、皮をひいて刺身にします
水分をぬいてやった方が美味しい
ツバス一塩造り
ぴちぴちと微発砲したじゃじゃ馬な冷えた純米吟醸酒でやると
南四国に生まれてよかったと、つくづく思えてきます