2月も半ば過ぎを迎え、11月から始まりましたふぐ料理や美福鍋のコースも
早いもので残すところあと２週となりました
有難いことに７割のお客さまが２回目以上でご予約をいただいており
その流れで他の季節にも … と、地元の素材のチカラはほんとすごい
今日もお客さまの到着に合わせて逆算し、水槽から水揚げしました
残り２周ではなく、２週！
ゴールテープを切るまでがんばります^^
今日も読んでくれてありがとうございます
寒さも少し緩み、目の前の鳴門海峡は３月によく見られる霞みのかかった
モノトーンな風景が広がっておりました週末の月曜日
２週連続大雪を降らせた大寒波も過ぎたことだし、２月も半ば過ぎ …
そろそろ、気温も一進一退から、早いかもしれませんが右に少し上がりそうな予感
そろそろ、始めよか … と朝、お客さまをお送りしてから
夕方、お迎えするまでの合間に毎年恒例の菜園の土起こしに汗を流しました
夏の終わりに収穫してから半年休耕してましたが、そろそろ起こします
今日は秋の異常な大雨のせいで流れてきた土砂を振り分け
冬の雨や雪で固く締まった土を起こして空気に触れさせるところから …
隣の笹林から地下を伝って生えてきた小笹を根こそぎ掘り起こして
そんな根っこを掘り返して食べにくる野生の猪豚が来ないように
柵を作ってたらお昼過ぎになり今日はここまで …
次はこの一年でまた農家さんからいろいろ教わり上積みされた土作りのノウハウを
畳１０枚ほどの自家菜園に活かしていきたいと思います
今日も読んでくれてありがとうございます
今日はお昼のお客さまのお料理をお出ししてから
相方に厨房をおまかせして、延び延びになってた娘との約束を果たしにスケートへ行ってきました
昔、淡路にスケートリンクがあった頃に何度か連れて行ってもらっただけでしたが
有難いことにそれだけも体は覚えているもので、とりあえずは前に進めました^^
一方、初めての娘は恐る恐る氷の上へ、半時間ほどはがっちり手をつないでくれてましたが、
徐々に慣れてくとあっさり手の平を返したようにすぐに手を放そうとします
ここから、ま～軽く数えて50回は転んだでしょうか
でも、それに合わせて上手な人の滑りを見様見真似でどんどん上手くなっていきます
子供の吸収力とは、ほんとすごいものですね
夢中になることには時間も疲れも失敗も忘れてどんどん自分のものにしていきます
勉強もこれくらい夢中になってくれてれば、もうすでに天才になっとります^^;
3時間前に教えてくれた親を周回遅れにするころには
片足に重心がいくようになり、人もひらりを交わせるほどに上達してました
少しの時間でしたが久しぶりに日曜パパ、できました
その代償は、明日思いっきり筋肉痛となって返ってきそうです … 怖い^^;
今日も読んでくれてありがとうございます
2週連続の週末寒波も越え、今日は強い風が吹くものの
幾分暖かさまで感じられる週末の土曜日となりました
今朝は早起きしなければいけないのに夜中のソチが気になって
目を覚ましてはちょっと観てから“アカン、アカン … 寝な ”を繰り返しておりました
そこまでして肝心要は夢の中だったりして^^;
そんな本日のお客さまから
お昼にお越しいただいた毎冬、美福鍋のご予約をくださる団体さま
今回は結構なご予算でしたので、三年とらふぐ以外にお造りなんかもご用意しました
数日荒れ模様の天気でしたので水槽に確保してたハスとイシガキダイで盛り合わせを …
そんなこんなでお料理も終盤 …
食後にお風呂に入られるので準備してると、あらら … ボイラーの調子がおかしい(゜д゜;)
午後１時、満室のお泊りのお客さまのチェックインまで２時間切っとります
急いでいつもの設備屋さんに連絡して部品を取り寄せ、難を逃れましたが血の気が引きました^^;
ただ、こちらのお客さまには間に合わず、謝りに行くと
「また、入りに来るからかまへん」と申し訳なくとも有難い言葉
「そんな事より言ってくれたらよかったのに」、と …
実は、こちらの団体様名は〇〇設備
そこまで気も回ってませんでしたし、ましてや旅行に来て仕事してもらうなどめっそうもなく、
ただ、こうして声を掛けてもらえることを大事にされていると勝手に解釈して
これからもそんな関係を大事にしてもらうべく、こちらこそ大事にさせていただこうと思いました^^
今日も読んでくれてありがとうございます
先週に続いてまたしても雪の朝になってしまった本日
午前８時の宿からの風景はいつもの鳴門海峡を望む景色が
こんなだったので、いつもと反対側 …
裏山の雪化粧は年に一度あるかないか、なのに２週続くとは …
今回はどうやろ？と思っていた明石海峡の橋がまたもや通行止め
本日はすべて遠方からのご予約だったのも重なって早々にキャンセルとなってしまいました
午後２時過ぎに通行可となりましたが、時すでに遅しなのでした
気持ち切り替えて明日からのお客さまの準備をみっちりと …
こんな寒い日ですが、火の気が入れば調理場は快適です
宝楽焼きのお出汁や合わせ酢、ポン酢などを準備して明日に備えます
今日も読んでくれてありがとうございます
今日、一通の手紙が届いた
先週、お見送りの際にお会いしたお客さまからだった
先週の旅のお礼から始まり、滞在のなかでとても印象深かったことが書かれていた
お部屋食だった夕食も済み、お布団を敷いてもらうまで窓際で夜の海を見ている時のことだったそうだ
やんわりとした物腰の仲居さんと年配の異様によくしゃべる仲居さん（たぶん、これは母だ^^;）
とのやりとりが心地良くとても楽しかったそうで、あ～、自分たちはこんな旅がしたかったんだ、と思えた、と
“失礼を承知で書かせていただきますが”との途中の文面にはドキッとしたが
今まで数多くの宿に宿泊して丁寧で一流と呼ばれるサービスを受けてきて
それには残念ながら及んでないが、今でもふと思い返しできるような楽しい時間だった、と
その時のことを思い返して筆を手にとっていただけたことはやはり有難い
常連さまを始め、ここに何度も足を運んでいただける方が
この宿に求められているひとつであろう、こういうことを大事にしていかなあかんな～、って思えた
でも、あくまでその言われていた一流のサービスも求めていかなければ、とも …^^
今日も読んでくれてありがとうございます
まだまだ、強い北西風の吹く寒い日が続いておりますが
少しずつ、ほんの少しずつではありますが春の兆しを感じさせるものを目にし始めました
山からは毎年何処からやってくるのでしょう、春を告げる鳥メジロからやってきてます
今は寒椿の花の蜜を吸いに来ております
海からは、厳密に言うと魚屋さんからは春を告げる魚黒メバルが入るようになってきました
お刺身に焼き霜、煮付けに唐揚げなどがお皿の上に出始めると
お客様に自然なカタチで春の到来を感じてもらえます
そして、地元阿那賀の春を告げる風景は、灰ワカメの干し場、今年もばっちり出来上がっています
…が、普段ならそろそろ刈り始めの頃のなんですが今年は生育がかなり遅れておるようです
水温や雨の影響もあるそうですが、養育期のころに魚が食べてしまっているのも原因のひとつだそうで
いつもお願いしていたみつぅさんからも
「こうちゃんよ～、今年のワカメは厳しいわれ～」と言われておるところです
それでも漁師さんもあの手この手でがんばっておられます
お客さまからも毎年、灰干しワカメを楽しみにお土産に買って帰られる方も多くおられますので
海の神さんぜひぜひ頼んましょ～^^;
今日も読んでくれてありがとうございます
昨夜は祀りものをして家族でご飯を食べてから、近所の春日神社へ厄除け参りに行ってきました
それにもいろいろとやり方があって、付き添いを二人連れて刀（ないので、剃刀）を持って
草履を履き無言で神社にお参り … 帰りの道の角に履いてた草履を置いて自宅へ
玄関先で家内から「二か二かと思ってましたが、三だったんですね、おめでとうございます」
という意味深な謎の言葉を受けてお参りを終えました
一夜明けた今日はお昼のお客さまのお料理をお出ししてから家族で
お札を貰いに市内の厄除けで有名なお寺へ行ってきました
ほんとは、2月4日の節分で終わっていたらしいですが、そこをなんとか！と祓ってもらいました^^;
帰りに付き添ってくれた家族に甘いものでも、とエルムさんへ
お昼はだいぶ過ぎてましたが、残念ながらの満席とウェイティング多数 … ^^;
大好物のつぶつぶいちごのジェラートでご満悦の娘
「寒いとこで、冷たいもの食べる！これがええねん！」
そんな妙な気を遣ってもらいながらも無事厄払いを終えることができました^^;
仕切り直しの夕方はすべて島外からのお客さま …
常連さまのご紹介の方や久しぶりリピートの長野の方、
当日予約いただいたみなさま方もお迎えすることができました
お料理が始まる少し前の午後6時前 …
だいぶ日が長くなってきましたね
先程、初めて来られたお客さまに呼ばれてお食事されているお部屋へ
お料理や温泉、仲居さんのおもてなしに大変満足していただいたようで
有難いお言葉とおビールをよばれてきました
最近はなかなかお客さまの前に出られることも少なくなりましたが
やはり、こういうことは大切だな、って感じました
今日も読んでくれてありがとうございます
この歳になってくるとまた違った意味でいろいろ学ぶべきことが多い
地元で伝わってきた神事、祀り事などもそのひとつ
そして、今年は自分自身の厄年ということで
先日、地元の叔父からこの地区に伝わる厄払いの神事を教わった
ここら辺では、旧正月を越して節分の頃の大安の日に行なわれるそうで
手さぐりながらも厄除けの棚を作ってみた
幣（ぬき）と呼ばれる神祭用具は半紙を四つ折りにして切れ目を入れて折り、仕上げる
そこに日の丸の扇子を３つ合わせて円にして中心の棒に留めるそうだ
祀り物はお神酒に洗い米、魚を３匹供える
こういう道具は何処で扱っているかを聞いてみると昔から続く地元の文具店
「おばちゃん、厄払いの扇子っておいてある？」に
手慣れたように一式要るものを出してきてくれ、いろいろ教えてくれた
これに限らず、家の神事事は最近までは祖母、そして今は母親が一切を行なってて
自分は仕事にかまけて、それを横目で見てるだけだった
そういうことにも目を向けていかないと … とちょっと反省した
今日も読んでくれてありがとうございます
大寒波も過ぎて、少し緩んだように思えた週末の日曜日
今朝は電車兄弟をバスターミナルまで送るところからスタートでした
いつもの便より一時間早い、（勘弁してくれの）始発で吉備の国、岡山へ
いつものようにローカルな駅へ行ったり電車撮ったりと夕方までびっしりと …
またしても、ほとんどが電車と駅の写真のメモリーのなかから
岡山の車窓の風景を抜き出してみると
そう … 風景の構図が良くなってきてるでしょ^^
電車の知識はともかくとしても
旅のなかで得るものに
ほんとに大事なものが隠れているんだけどな
気がついてないだろうけど …
さて、そんな本日のお料理より
午後からやってきた魚屋さんおすすめのお魚たち
昨年もこの時期に新年会でお越しいただいた会社のみなさまには
昨年同様、魚チリ鍋と淡路牛のしゃぶしゃぶのコースを合わせで …
骨付きで豪快にぶつ切りにしてお出しするのが当館流 …
炊くと身がはぜて、骨からほろりと外れるのは鮮度が良い証拠なのです
骨からも出る旨みで〆の雑炊が一段とよいよいです
今日も読んでくれてありがとうございます
