わたしの城下町 

2023-11-20 06:36:04 | 小柳ルミ子
小柳ルミ子



平尾昌晃  


大川栄策

格子戸をくぐりぬけ
見あげる夕焼けの空に
だれが歌うのか 子守唄
わたしの城下町

好きだともいえずに
歩く川のほとり
往きかう人に
なぜか 目をふせながら
心は燃えてゆく

家並が とぎれたら
お寺の鐘がきこえる
四季の草花が咲き乱れ
わたしの城下町

橋のたもとにともる
灯のように
ゆらゆらゆれる
初恋のもどかしさ
気まずく別れたの

橋のたもとにともる
灯のように
ゆらゆらゆれる
初恋のもどかしさ
気まずく別れたの




「みんなの恋人」というキャッチフレーズを持ってデビューした小柳ルミ子さんのファースト・シングルがこの曲です。

国鉄キャンペーン「ディスカバー・ジャパン」の流行も手伝い、デビュー・シングルながらオリコンでは、その後12週にわたって1位を独走しました。

なおこの記録は2014年現在、ソロの女性歌手では歴代1位の記録だそうです。

ところで、わたしの城下町」とはどこの城下町のことか、というのが問題となって久しいですが、特に作詞者や歌手に縁の地方は気が揉めるところです。

こういう場合、作詞者が言明した所が<ゆかりの地>となるのですが、この歌の作詞者安井かずみさんはその地を特定することなく亡くなりました。

「湖畔の宿」の湖はどこか、というのと同様です。

<湖畔の・・>の場合は、後に佐藤惣之助さんのメモなるものが出てきて<榛名湖畔>とされ、現在では湖畔に立派な公園まで出来て名所の一つとなっています。

この「わたしの城下町」は歌碑ができてもいいくらいに、有名かつ名曲ですが、作詞者の言明が出て来ないのでは、あとは歌手しかないでしょう。

<わたしの=小柳ルミ子の、城下町=筑前福岡城下町>として、歌手が<わたしはこの歌を歌うときはいつも、大濠公園を散策しながら

福岡城址を見上げているのをイメージして歌いました>とかなんとか言ってくれれば公園に歌碑でも建つかも知れませんが・・・(笑)

ちなみに、「歴女1000人に聞く 訪ねたい城下町ランキング 」というのがありますが、これによりますと、圧倒的に人気のある城下町は京都市です。

ただ、京都市を城下町と呼べるかどうかが疑問、・・・と言うことで、ここを除きますと、ベスト5は、

1位、姫路市
2位、金沢市
3位、松本市
4位、大阪市
5位、会津若松市

 と、成っています。
















































































































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