小柳ルミ子
苔むす庭に 遊ぶ風が
私を泣かせる 私の恋を
嫌な人の事なんか
胸に秘める わけがない
初めて自分で結んだ
唐草模様の帯も
ああ あなたを待てば
またひとつ 夜がゆく
雲間がくれに 遊ぶ月が
私をじらせる 私の恋を
一輪ざしの はな桔梗
なぜか人待ち顔して
膝をくずせば 障子越し
月夜の笛は ピーヒョロロ
ああ あなたを待てば
またひとつ 年をとる
池の向こうに 浮かぶ山が
私を叱るの 私の恋を
愛する人の為ならば
じっと待てば 甲斐がある
ほのかな香り 焚きしめた
たもとを 頬にあてて
ああ あなたを待てば
またひとつ 夢をみる
私を泣かせる 私の恋を
嫌な人の事なんか
胸に秘める わけがない
初めて自分で結んだ
唐草模様の帯も
ああ あなたを待てば
またひとつ 夜がゆく
雲間がくれに 遊ぶ月が
私をじらせる 私の恋を
一輪ざしの はな桔梗
なぜか人待ち顔して
膝をくずせば 障子越し
月夜の笛は ピーヒョロロ
ああ あなたを待てば
またひとつ 年をとる
池の向こうに 浮かぶ山が
私を叱るの 私の恋を
愛する人の為ならば
じっと待てば 甲斐がある
ほのかな香り 焚きしめた
たもとを 頬にあてて
ああ あなたを待てば
またひとつ 夢をみる
十五夜と言うのは、陰暦の毎月15日の満月の夜のことですが、通例は陰暦8月15日の夜を言います。
この夜、月見をしたり、綱引、相撲などを行い、年占的行事が多いようです。
月の満ち欠けを基準とする太陰暦では、満月はもっともわかりやすい目印であり、生活の折り目のよりどころとなっていました。
1月の小正月、2月の祈念祭、3月の梅若ごと、4月の春の例大祭、6月の祇園会、7月の盆、8月の月見、11月の霜月祭など、
この夜、月見をしたり、綱引、相撲などを行い、年占的行事が多いようです。
月の満ち欠けを基準とする太陰暦では、満月はもっともわかりやすい目印であり、生活の折り目のよりどころとなっていました。
1月の小正月、2月の祈念祭、3月の梅若ごと、4月の春の例大祭、6月の祇園会、7月の盆、8月の月見、11月の霜月祭など、
1年を通じて月々15日前後の満月を目印として祭りを行う例は多いですよね。