進歩ということ

2014-06-04 21:01:08 | 日記

 田んぼに転がし(除草機)で入っている。除草機は以前にも見せたかと思うけれど、苗と苗の植えてある条のところに2条あて入って行く。転がしというくらい、車輪があってそれが泥をかき回すという仕組みになっている。高校のとき野球部にいた青年がこの作業をやっての感想は、これ野球部のトレーニングに最高ですよ。というくらい、泥田のなかを延々歩く。それでともあれ足腰がとてもくたびれるのだ。

 そんななかで、唐突に進歩しているというのは機械や制度などで基本的に人は進歩などしていない。と転がしながら思った。機械や制度が進歩しているから、なんとなく自分も進歩しているように錯覚しているだけなのだ。今日のように風もなく、湿度も高く、それでお日様に照りつけられてやっていると、のどはからから、汗は流れ続け、不愉快指数は上がる一方。だからちょっとお腹が空いてくるとイライラするし、疲れてくるとカリカリしているし、なんとも情けないくらいである。きっとこれから時代がどれほど進展しようが、この人であることのありかたは変わらないんだ。とおもったなぁ。そしてもうひとついえば、寺に帰りてともかく風呂と思い風呂に。そしたら今日の当番さん、ショウブ湯にしてあり、これでなんだか田んぼでのこと吹っ飛んだよね。だから感情ってあまりあてにできないんだな。

 

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