ほよほよさんぽみちNEW

いつでも君のこと好きだったよ

 陽気なバス

2015-04-20 22:49:38 | 日記

 きょうは一日雨でした。

 

 そんなどんよりした日の終わりに乗り込んだ京都市バス。 金閣寺から来るバスなので、帰りは観光客で混んでいます。 半数くらいは外国人でした。 耳に入って来る外国語は英語ではなくて、南欧の明るい国、の雰囲気でした。

 

 バスの前方と後方に分かれて一団は乗っていました。 私は立つスペースがなくて、中央の階段のあたりに立っていました。 

 

 すると、後方の外国人が「無料!」と大声でいって、一団のなかの人たちが「ぎゃははは」と大声で笑うのです。 たぶん、「ムリョウ」という言葉は自分の国の言葉で、へんな言葉なのかもしれません。(たとえば「おへそ!」とか) きょう覚えた日本語が妙に気に入ったらしく、なんども「無料!」といってみんなで笑うのです。

 

 しばらくすると、別の誰かが「七条!」といって、またどっと笑いがおきました。 「シチジョウ」というのもへんな言葉なのかなぁと思ってきいていました。

 

 はじめはちょっとうるさいなぁと思っていたのですが、あまりにもその団体が明るく、まるで小学生がふざけるみたいに、

 

 「シチジョウ!」 ぎゃははは、ひーひー 

 「ムリョウ!」 あははは、ぎゃー

 

 と沸き返るので、だんだんこっちまでなんのことかはわからないけれど、可笑しくなってきました。

 

 その笑いは京都駅までとぎれることなく続いたのでした。 陽気なバスでした。

 

 そういえば、お昼休みにエレベーター前で外国人の団体と出会いました。 あまりにも多いのでなにかイベントがあるのかなと思って、エレベーター横の「きょうの案内」の掲示板を見たら、

「すしにぎり体験」と書いてありました。 なるほど。 雨だし、外国人にはいい体験かもしれません。 私もやったことがないし、お昼からさぼってすしにぎり体験をしてみようかという考えがよぎりましたが、仕事仕事と思いなおして部署に戻りました。

 

 外国人にたくさん出会った日でした。

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再校作業

2015-04-19 22:07:55 | 日記

 きょうは午後から再校作業。 岩倉へ行くときは雨が多い気がします。

 

 再校のお知らせが遅かったことを係の淳さんが気にしていたけれど、年明けに年間のスケジュールをみなさんに渡しているから大丈夫でした。 私もすぐに1年分をスケジュール帳に写しています。みんなそうじゃないかな。

 

 作業の合間に紅さんの娘、Aちゃんが登場して、場がふわっと明るくなりました。 永田先生が抱っこしておられて、Aちゃんは寝起きのせいかぴたっとくっついて下に降りようとしません。 それを「降りたくないんやなぁ」と嬉しそうに抱き続ける永田さんの姿が微笑ましく、幸せそうでよかったなぁと思う反面、河野先生がおられたらすごくかわいがられただろうなぁと思うと、ちょっと寂しくなりました。

 

 Aちゃんが帰るとき、みんなにバイバイをしてくれて、希望者(?)には握手もしてくれました。 もちろん私もしてもらいました。 かわいいパワーをもらって、しばらくがんばれそう。

 

 事務連絡、割付、再校作業をして17時に終了しました。 ずいぶん早く終わったなと思ったら、日が長くなっていたのでした。 やっぱり外が明るいと同じ時間でも気持ちに余裕が生まれます。

 

 今朝、外にでたらスズランが咲いていました。 ハナミズキも小手毬もハゴロモジャスミンももう咲きそう。 出番を待っています。

 

 GWごろにはいろんな花が咲くでしょう。 そしてまた暑い暑い夏が巡ってくるのです。

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旧月歌会、新樹集・百葉集を読む会

2015-04-18 23:56:57 | 日記

 今朝、ガレージ脇の細い花壇のスノーフレークが咲いていました。 よそのスノーフレークがきれいに咲いているのを見かけて、今年はうちのは咲かないのかなぁ、葉っぱで終わるのかなと心配していたのですが、ちょっと遅くなったけど、ちゃんと咲いてくれました。 

 

 午後からは旧月歌会でした。

 

 ひさしぶりに来られた人も多かったのか、37首。 A3用紙に2枚ぎっしり歌が並ぶと圧倒されますが、そこを司会の松原さんが焦ったふうもなく、会は進みます。 あのやさしい声と話し方のせいでしょうか。 時間に追われるという感じがしなくて、最後の作者名発表まで落ち着いておられて、こういうところ見習いたいなと思いました。

 

 ・去年には去年の桜の花びらを手放していた同じ川辺に

 

 という歌を出しましたが、「手放していた」が「私」の行動のように読まれました。 このままではそう読めてしまうのね。 「桜」を主語とするなら、「の」を取って「桜花びらを」にすればいい、という評者のアドバイスを受けました。なるほど。

 

 17時終了時には結構くた~となりましたが、そのあとはきょうから始まった吉川さんの「新樹集・百葉集を読む会」に参加しました。 塔事務所で17時15分から。 参加者は11名。 

 

 まずは百葉集の歌から、それぞれが好きな歌のいいところを言ったり、どういう意味かわからないといった意見を言ったりして、同じ言葉なのに、深く共感する人とそうでない人があって、言葉の伝わり方の違いが目の前で展開されるのがとても興味深かったです。

 

 百葉集に採られている歌だけでなく、その前後の歌を読んだり、作者の住んでいる地域から窓から見ている風景をリアルに再現したり。 ノートにちゃんと書いてきているひともいて、その歌ができるまでのプロセスを想像して発表(?)されて、その読み込み方の深さに驚きました。 やっぱりいい歌を詠む人は、読み方も違うなぁと思いました。 ぱっとできたと思われる歌、推敲を重ねたと思われる歌など、意見や質問がつぎつぎとでて、あっというまの1時間45分間でした。

 

 歌会だけではなかなか訊きたいのにきけないことがきけてよかったです。 

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神楽岡歌会

2015-04-17 23:51:27 | 日記

 きょうはぴったり定時に会社を出て、神楽岡歌会へ。

 

 烏丸丸太町のこどもみらい館は、いつもの京文センターより少し近いので、途中でオムライスでも食べていこうかなぁと思いましたが、時計を見たら、18時半近く。そんな余裕はありません。

 

 神楽岡歌会100回記念誌の効果か、初参加やひさしぶりのかたも来られて、詠草25首、参加者22名を2時間弱でやりました。 はじめは大丈夫かなぁと心配でしたが、島田さんが「どんどんいってください」と言われたので、どんどんいってたら、結構みなさんも厳しめのコメントや、評価に対する反論がでたりして、いつもの会よりもエキサイティングになりました。

 

 私がうっかりしてまだ来られていない人の歌も議論を進めてしまって、最後に残った時間でその歌に戻るというハプニングもありました。 そして、はじめにあてた人にもう一度コメントをもらったら、かなり場面的にシュールな感じになって面白かったです。 たくさん笑って、たくさん唸った2時間でした。

 

 私の歌は1票。 あーあ。 この時期桜の歌が多くて、やっぱり桜を詠うのは難しく、もっと推敲すればよかったと思いました。 一昨日、神楽岡、旧月、ちいさな会と3首立て続けに送って、きのう月詠草10首をまとめて。 あーなんとか終わった~と思っていたのですが、やはりにわかに作った歌は弱いし、まったくだめでした。 

 

 だけど、歌会そのものが楽しくて、来月はもう少し気合いを入れて歌を作ろうと思いました。

 

 あしたの旧月はどうでしょうか。 あしたはあした。 

 

 そういえば、きょうの羽生結弦くんはどうだったのでしょうね。 あとでスポーツみてみましょう。

 

 

 

 

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京都水族館

2015-04-16 23:14:08 | 日記

 きのうはふいにお休みになったので、姪のMちゃんとその子供たち(3歳男子、2歳女子)を連れて京都水族館へ行きました。

 

 「京都水族館って遠くない?」とMちゃんは心配していましたが、

 「京都駅から歩いてもすぐだよ」 

 「へぇ、そんなに近いんやね」

 

 ということで、3歳のYちゃんが幼稚園から帰ってから出掛けたのですが。 

 

 遠い・・・ の意味がわかりました。 私がMちゃんの家に14時前に迎えに行ったら、すでに玄関でリュックを背負ってスタンバイしていた子供たち。 かわいい・・・

いってきまぁす、と出掛けてすぐに、雨が降ってきました。 私の折り畳み傘1本では4人+ベビーカーは覆いきれません。 それで、駅までは徒歩5分(大人の足で)くらいなのですが、途中のコンビニで最後の1本の長い傘を買って、ゆるゆる歩いて駅へ向かいました。 2歳児も歩くので、それにあわせると、なんと駅の遠いこと。 駅の階段の長いこと。 そうかぁ。こんなスローな暮らしはずいぶんしていなかったから、電車で30分、そこから徒歩15分の遠さがわからなくなっていたんだなぁ。

 

 時間短縮のため、途中で急行に乗り換え、電車は座れなかったけれど、子供たちも京都駅までちゃんと立っていました。 京都駅からはタクシーに乗って、とりあえず、帰りの通勤通学ラッシュにかからないために急ぎます。 あいにくの小雨でしたが、水族館だから大丈夫。 

 

 イルカのショーをみたり、オオサンショウウオに喜ぶ子供たちを眺めたり。 アザラシのコーナーで休憩。 ベンチにすわって、カステラを食べました。 雀がたくさんやってきて、Yちゃんはカステラをわけてあげていました。 そこの場所がとても気に入ったようでした。 それからペンギンをみて、クラゲをみて、魚をたくさんみて、おみやげを買って帰りました。

 

 大人同士できたことしかなかったんだけれど、ゆる~く見て歩くのも楽しかったです。 ただ、水族館の「見せ方」が前にきたときと変わっていました。 大水槽の上のほうに月がでていたり、大きなタコのCGが水槽に現れたり。 子供だったら、どれが本物でどれがCGかわからないんじゃないかなぁ。 本物の大きさを見て驚いたらそれでいいと思いました。 足元には波がうちよせられるような演出もしてありましたが、せっかく魚を見に来たのに、なにを見せたいのかよくわからない演出になっていてとても残念でした。

 

 いちばんがっかりしたのは、私のお気に入りのクラゲのコーナーが、窓枠がちかちかパチンコ屋さんみたいな模様がぐるぐるして、酔いそうになってクラゲに近寄れなかったことです。静かに暗い部屋でクラゲの幻想的な美しさを楽しみたかったのになぁ。 クラゲのよさがまったくいかされていないのが残念すぎました。

 

 リピーターのために工夫を凝らしているのかもしれないけれど、ディズニーランドとは楽しみ方が違うのだから、ちゃんとゆるぎない「価値」を大事にしてほしいと思いました。こんなこと考えるのは仕事のせいかもしれないけれど。 期間限定だったとしても、クラシックを聴きに行ってマーチの演奏を聴いて帰ったような気分でした。

 

 でも、子供たちは喜んでくれたし、お休みを有意義に使えてよかったです。

 

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