きょうは、いいお天気。 朝から義父母と買いものへ行き、いっしょにお昼ご飯を食べて、おしゃべりしたのち、帰宅しました。
なんだか家にいるのがもったいなくて、土曜日に桜が満開というのもあんまりないかなぁと思って、ひとりでお花見に出かけました。 歩いて5分くらいのところに水度神社があり、神社の裏に鴻巣山という山があって、その山全体に桜とコバノミツバツツジが咲いて、この時期とてもきれいなのです。
息子のカメラを借りて、ゆっくり山を歩きました。 久しぶりに登ったのですが、整備されていてとても歩きやすく、明るくなっていました。 それが少し寂しい気がしました。 もっとうっそうとした森だったのなあ。ときどきリスが枝を渡っていくのが見えたりしたのに。
思ったより人が少なくて、たまに向こうからやってくる人と「こんにちは」とあいさつしたりしながら、のんびり歩きました。
さくら見台という場所からの景色は圧巻で、そこは変わっていませんでした。
そこからふわと飛んだら、桜か空かわからないような空間に消えてしまいそうな感じがしました。 ひとりでお花見というのもいいなぁ。
持ってきたラスクを食べたり、写真を撮ったり。 お孫さんをつれたおばあさんがやってきて、お話しました。 それから、足の悪い老夫婦もやってきて、おじいさんがいろいろ話しかけてきたので、カメラの話や薬の話、辛夷の話をしました。
ヒヨドリでしょうか。 少し大き目の鳥が桜の枝にとまって、花の蜜を吸っています。 ぱっと飛び立つときに、花びらがはらはらと散って、それがあちこちに見られて、あんなふうにいろんなものをこぼしながら、樹も鳥も、人間も生きているんだなぁと思いました。
1時間くらいたっぷり桜に浸って、山を下りました。 身体じゅうに桜が満ちて、血がきれいになったような気がしました。
そして、昼寝をしたあと、餃子を作りました。 まだ家族が帰ってきていないので、焼かずに待っているところです。