きょうはきのうの夕ご飯のロールキャベツをお弁当に入れて、くだものを食べ、いつものように出勤しました。
いまの職場には女性が3名、男性だけれどお茶を淹れるのがとても上手なIさんを含め、4人で朝の掃除や来客にお茶を出したりしています。 きょうは私以外の3名がお休みで、雑務が忙しくなるかなぁと思っていたのですが、周囲の人が気をつかってくれて普段と変わりありませんでした。
お弁当を食べてから、ライフへ行ってパンとおやつを買い、「塔」の4月号をベンチに座ってよみました。(外は寒いので、館内のベンチです)
午後も会議や打ち合わせをして、淡々と時間は流れ。
帰りのバスに乗ろうとしたら、あと少しというところで、京都駅行きが行ってしまいました。 つぎにやってきたのは202系統のバス。 「西大路駅」と表示されていたので、一度そっちのほうから帰ってみることにしました。 迷いやすい私が自分からあえて別のルートで帰るというのは、ちょっとした冒険です。 私のバス定期は京都市内中心部をカバーしている定期なので、西大路駅までだったらそのまま使えます。
乗り込んで4つめでもう西大路駅に着きました。 なんだ、近いじゃない。 205系統は本数は多いけれど、満員だし、15分から20分くらいかかって京都駅に着くのです。
バス停からJR西大路駅も徒歩3分くらい。 こういうルートもいいかも、と思っていたら、JRの普通が8分待ち。 ホームで待つと寒かったです。 ここでちょっとロス。
ホームから見えるのは、背の低い薄の群れ。 風もなくて、みんなシャンと起立しています。 そしてそこに夕日が差してきらきらしていました。 なかなかいい景色。 眩しくて目を閉じていると、まぶたのあたりがオレンジ色になって、私も薄の気分でした。 待ち時間があったからこういう気分になれたんだな、と思いました。
18時3分の電車に乗って、18時6分には京都駅に着き、いつもの奈良線快速にはじゅうぶん時間がありました。 ベンチに座って、お昼にかったタルト(柚子の餡子のはいったお菓子です)を食べてのんびり待ちました。 いつもはバスを降りて時間があったら、ポルタや伊勢丹や成城石井などをうろうろして、結局ぎりぎりにホームへ向かうのですが、たまにはそういう賑やかじゃないコースで帰るのもいいかなと思いました。
帰ったら、八重咲きのチューリップが風に倒れていました。 回覧板が郵便受けに入っていたので、チューリップを切っておとなりに回覧板のついでに持っていったら喜んでくださいました。
もううちも家のなかも八重のチューリップだらけだし、お花のおすそわけはもらうのもあげるのも幸せな気持ちになるから好きです。 きょうはなんの変哲もない普通の日だったのに、最後のほうで挽回してちょっといい日になりました。