A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

マネー・ボール

2011-11-16 | 映画
「長い間染まってきた考えは正しいと思いがちですが、果たしてそうなのだろうか?」
と映画のプロデュースに関わったブラット・ピットはインタビューで答えています。
今まで常識だと思われてきた考えに立ち向かうと、さまざまな摩擦が出来てきます。
映画「マネー・ボール」はアメリカのメジャーリーグを舞台にしています。
ブラット・ピット演じるビリー・ビーンは弱小球団「オークランド・アスレチックス」のGM。この映画は球界の古い体質に真っ向から挑みチームを生まれ変わらせた物語。
当時のオークランド・アスレチックスは経営が厳しく、選手獲得に与えられる年俸の総額はリーグ内の最低レベル。(常勝軍団ヤンキースに比べ1/3)
“少ない投資でいかに優秀な選手を集めるか”がビーンさんにとって一番の課題でした。自分の感や経験を封印し、選手のデーターを徹底的に分析、その選手の出塁率(打者が塁に出る確率)が勝利に直結することに気付き独自の理論「マネー・ボール理論」を実践したそうです。「我々は経済的余裕がなかったので“感”に頼って間違えるわけには行きませんでした。より確実に選手の能力を測るために“マネー・ボール理論”を実践したのです。どんなときでも急進的なことをやろうとすると人を不愉快にさせることがあります。しかし我々は決してリスクを冒しているとは思わなかったし、むしろやらないリスクの方が高いと思っていました」とNHKのワールドWAVEトゥナイトの放送でビリー・ビーン本人がインタビューに答えていました。
そんな映画「マネー・ボール」を観てきました。僕は野球観戦が好きなのですがなんとも複雑な気持ちにされられた映画でした。不況の中でも結果を求められるビジネスマンにとっては1度観ておいてもいい映画なのかも知れないと思いました。
















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