A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

カーナビ

2011-11-02 | エッセイ


もう2週間くらい前になるのですが、カーナビを付けました。
車にカーナビを付けるのは初めてで、これから知らない土地に行くことも増えるだろうからと多少値段は張りましたが付けることに。

付けた感想は「良い!」の一言に尽きます。

行き先を女性の声で案内され、ほぼ計算された時間に到着。
高速道路に乗っても「この先、合流があります。ご注意下さい」と注意勧告まで。

ほとんどの電子機器類の音声案内の声は女性ですが、CNN.CO.JPのwebである記事を読みました。

“(CNN) ボイスメールシステムからGPS端末、iPhone 4Sの音声アシスタント機能「Siri」に至るまで、なぜコンピュータ音声の多くは女性の声なのか。

1つには生物学的な理由が考えられる。複数の科学的研究から、一般に人は男性の声よりも女性の声に心地良さを感じることが分かった。

「誰もが気に入る男性の声よりも誰もが気に入る女性の声の方がはるかに見つけやすい」と語るのは、米スタンフォード大学教授のクリフォード・ナス氏だ。ナス氏によると「人間の脳が女性の声を好むように作られているというのはれっきとした事実」だという。

ナス氏によると、人の声の好みは胎児の頃から始まるという。ある研究で、複数の胎児が自分の母親の声には反応したが、他の女性の声には反応しなかった。しかし、胎児らは自分の父親の声にも明確な反応を示さなかったという。

また歴史的な理由もある。ナビゲーション機器に女性の声が使われるようになったのは第2次世界大戦からだ。当時、飛行機のコックピットには、男性パイロットの声と区別しやすいとの理由から女性の声が採用された。また伝統的に電話交換手も女性が務めている。そのため人々は女性の声によるアシストに慣れてきた。

シリコンバレーのアナリストで、米調査会社クリエーティブ・ストラテジーズの社長でもあるティム・バジャリン氏によると、自動車メーカーが数十年前、最初に自動音声プロンプトを採用した際に行った消費者調査で、男性の声よりも女性の声を好む人の方が圧倒的に多かったという。

現在販売されている大半のGPSナビゲーションシステムの初期設定の音声が女性の声なのはそのためかもしれない。ただ注目すべき例外がある。ドイツの自動車メーカーBMWは、1990年代末期に発売した5シリーズに女性の声のナビゲーションシステムを搭載したところ、ドイツ人の男性ユーザーから抗議の電話が殺到し、リコールを余儀なくされた。

またバジャリン氏は興味深い指摘をしている。同氏は、もし「HAL」のイメージがなければ、より多くのコンピュータ音声に男性の声が採用されていただろうと考えている。HALとは、SF映画「2001年宇宙の旅」に登場する人工知能を備えた殺人コンピュータ「HAL9000」のことだ。これには男性の声が採用された。

バジャリン氏は、「HALが原因で多くのハイテク企業が男性の声を採用しなかった」とし、「これまでその話を何度も耳にした(唯一の例外は、AOLがダイヤルアップ時代に採用していた『You‘ve got mail!』の声だ)」と語った。 ”

興味深い記事でした。
何かそこで統一されるのには何かそこに理由があるからなんですよね。
僕も音声案内は女性の声に心地良さを感じます。





















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