A Daily Life Diary

日常や思い出を綴ったblog

ASIENCE SPIRIT OF ASIA

2009-05-01 | 旅行エッセイ
昨日は面白い体験をした。

友人と『頑固な親父さんの店』で飲みの約束をしたので電車に乗って店に向かうときのこと。
ipodに入っているPodcastの「SPIRIT OF ASIA」を久しぶりに聴いてみることにした。

入れっぱなしにしていた「SPIRIT OF ASIA」。
題名が「ASIENCE SPIRIT OF ASIA」に変わっていた。
さてどれを聴いてみようか?

まずは、バリ島・ウブドの小さな村へのひとときをプッシュ。
ナレーションの女性が田中美里さんから別の女性に変わっていた。
電車から見える田植えを終えた田園風景を眺めながら約10年前に旅したウブドのことを思い出した。
ガムランが聴こえると鳥肌が立った。

次は台湾の茶藝館で過ごすひとときへ。
「何はともあれ、お茶を一杯。それは、緊張の糸をスルリと解く魔法の言葉。湯気の向こうで誰もが表情を和らげ、その場の空気がふわりと丸くなります。例え短い睡眠でも深く上質な眠りなら疲れが取れてしまうように、おいしいお茶を頂けば、萎んだ心もふっくらとしてくるものです」というナレーションが流れる。
急須からお茶を茶碗に注ぐサウンドがとても心地良い。

そして、オリエンタル急行に乗って、ひと時のサウンド・トリップ。。を体験。
「変わり映えのしない現実に疲れたとき、人は眠りの世界へと逃げ込みます。“目が覚めたらまっさらな一日が始まりますように・・・”そう祈りながら・・・」というナレーションを聴きながら「僕の場合、酒と眠りの世界に逃げ込むのかな?」などと考えていた。
突然、ガタンゴトンガタンゴトンと現実の電車が線路を走り抜けるサウンドとipodから聴こえて来るオリエンタル急行が線路を走り抜けるサウンドが交差する。
「おやっ」っと思ってしまうほど、とても不思議な気持ちがした。
バンコクからペナンへ寝台車で旅したことを思い出しながら、寝台列車で過ごすひと時もまた感じてみたいと思った。

昨日はしばらくの間、僕の魂はASIAを旅していた。


【写真】
昨年の夏、佐原の大祭を見に行ったときに撮影した線路の写真です。
電車や線路の写真は十分、気を付けて撮影しましょう。



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