春を代表する旬魚の鯛。
朱色をまとって北上する桜の季節の真鯛を「桜鯛」「花見鯛」と美しい名で呼びます。
鯛は海老を食べるのですが、殻に含まれるアスタキサンチンが身に影響するのだそうです。
縁起の良い魚として昔から珍重される鯛は栄養価も高く、タウリンが豊富で低脂肪。
高タンパク、低カロリー、消化吸収もよいので胃腸の弱い人やお年寄りにもお勧めです(鯛の骨には充分気をつけて)。
鯛は昆布締めなど、塩分が入ると表面がねっとりとする魚で、それが美味しくてお鮨や散らし寿しにすることもあります。
平らな昆布を用意して、表面を酒でふき、刺身を重ならない様に並べて挟みます。
ラップできっちり包んで冷蔵庫で3〜5時間ほど寝かせます。
鯛は昆布締めや、いり酒などでいただくと味わいがよくわかります。
山葵をたっぷり添えた鯛茶も美味しいですね。
ゴマにクルミやカシューナッツ、松の実など好みで入れて乾煎りし、すり鉢でめんつゆ味程度のタレとすり混ぜる。
切り身を濃厚ゴマだれにくぐらせて炊きたてのごはんと半分いただき、あとはお好みで煎茶をかけて2度楽しみます。
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