今や食卓になくてはならない存在となったアボカド。美味しくてリーズナブル、しかも栄養満点とくれば人気にならない訳がない。ハンバーガーとの相性もバッチリで、おそらく「ベーコン」「チーズ」と並ぶ3大トッピングのひとつであろう。
第43回を迎えた『最強ハンバーガー決定戦』でご紹介するのは、そのアボカドがとんでもない存在感を放っている、東京・三軒茶屋の『ハラカラ。』である。なんと1週間熟成させたアボカドしか使用しないという、こだわりのアボカドバーガーは必食だ。
・味付けは塩コショウのみ
東急線・三軒茶屋駅から徒歩3分ほどのところに店を構えているハラカラ。専門店にしては珍しい「脱ジャンクフード」を掲げる、ナチュラル系バーガーショップである。なお、三軒茶屋が本店となっており、南青山には2号店があるぞ。
ナチュラル系バーガーの定義は曖昧だが、こちらでは一般的なバーガーショップで使用される、ケチャップ・マスタード・マヨネーズ……などで味付けはしていない。全メニューが天日塩と黒胡椒のみで味付けされているのがポイントだ。
・1週間熟成させたアボカドを使用
今回伺ったのは平日の12時前。お店の一番人気だという「アボカドチェダーチーズバーガー」を注文、価格は1人前税抜1250円だ。ちなみに、特にサイドメニューは付いていないので、ポテトなども食べたい人はセットで頼むといいだろう。
店内のメニュー表によると、ハラカラでは1週間熟成させたアボカドを使用しているらしい。アボカドは食べ頃の見極めが難しい素材だが、果たして熟成アボカドを使用したハンバーガーはどんな味なのだろうか?
待つこと10分弱でやってきたハンバーガーは、パティを覆い尽くすアボカドの存在感がハンパない。しかも見るからに濃厚そうなアボカドは、プンプンと “熟成感” を漂わせている……。
・パティもウマい
口に運ぶと、まずはやっぱりアボカドがウマい! クリーミーな口当たりで青臭さは一切なく、ただただアボカドの旨味が口いっぱいに広がっていく。さらにはアボカドに隠れていて気付かなかったが、パティも分厚く肉汁もたっぷり。決してアボカドだけが美味しいハンバーガーではない。
結果的に、味付けは塩コショウのみでも十分に美味しかったハラカラのハンバーガー。どうしてもアボカドに目が行ってしまったが、パティもバンズもウマい優良なハンバーガーショップであった。特にアボカド大好きっ子たちには自信を持ってオススメだ。
・今回ご紹介した飲食店の詳細データ
店名 ハラカラ。
住所 東京都世田谷区三軒茶屋2-16-8
時間 平日ランチ11:30~16:00 / 平日ディナー18:00~21:00 / 土曜11:00~21:00 / 日祝11:00~20:00
休日 不定休
参考リンク:ハラカラ。
Report:P.K.サンジュン
Photo:RocketNews24.
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▼アボカドの存在感がスゴイ。
▼数種類のサイドメニューがあるが、今回はフライドポテトをチョイス。
▼アボカドに目が行くが、パティもウマかった。