年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

2006年8月30日福岡オリンピック招致失敗

2020年01月24日 | 築地市場にて
2006年8月31日の新聞記事を都立中央図書館で集中的に読む。今は忘れ去られたが築地市場関係者は気にしながら結果待ちだった。石原知事が当選してから、築地市場の再建工事が止まっている状況見て、築地での再建を諦め。他の地域に移転することを表明した。その中で2005年にだれが言いだしたかは不明だが2016年東京オリンピック招致という構想が発表され活動が始まった。同時期福岡市も招致活動が始まり、一時期は東京一極集中ということで僅差の争いだったが福岡の不祥事などで最終的に2016年招致失敗でも再招致する東京に支持が集まり、僅差で東京となった。
築地市場移転反対する中央区区長
東京都中央区の矢田美英区長は2019年1月17日、4月の統一地方選で実施される区長選に出馬せず勇退する意向を固めた。1987年に初当選した矢田氏は現在、23区長で最多となる8期目。在任中、同区は臨海部での不動産開発が進み、約7万人まで落ち込んだ人口が16万人台まで回復した。一時は 居住人口がバブル崩壊で減り、他の近隣の区との統合も噂されていて、築地市場で働く人たちが移転に伴い中央区から出る懸念があった。築地市場は午前2時頃から活発に動き始める。この時間の公共交通機関はなく、近隣の居住地からバイク・自転車・徒歩で築地に通うことになる。場内の駐車場は少なく、周辺の駐車料金も高い。7万人まで減った中央区民の中で築地市場で働く人の比率は多かった。区が統合すると公務員・議員も減ることになる。中央区は財政は安定していたので、人口を増やす手段に出て、消滅区から脱出した。
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