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 年寄りの漬物歴史散歩

 東京つけもの史 政治経済に翻弄される
漬物という食品につながるエピソ-ド

電線の風景

2025年03月13日 | 宅老のグチ
街散歩をしていて、大正から昭和にかけての目白文化村の画家たちがアトリエのあるところの風景を描いていた。そこにある絵には電柱と電線があって、何故かフランスの画家が描いた街風景に電線と言う印象がない。自分はフランスにまだ行ったことがないが映画でも電線の印象がない。このことに気がついたのは東京でも電柱・電線が消えつつある街がある。
 池袋駅から立教大学へ向かう道が工事中でその工事の説明版には電線の地中化で、立教通りの歩道を広げるという。空が広い道は気持ちが良いが、地震等の自然災害が多い日本では復旧の速さも優先されるし、道等の狭さも電柱の地中化に手間取る。普通の道を広げるは自然災害を待っている様子が東京で一番危険な町と言われる、木造家屋密集地域の墨田区京島地区の様子で判る。この道の広さで震災時に火事になっても、消防力は倒壊した家屋でたどり着けないだろう。神戸の街が燃えていても何もできないところもあった。
 今は耐震の建物が増え、最初の地震で倒壊しても、死者は少ないと感じる。問題はその後の余震で今までの知識では余震は小さいと思っていたが、熊本地震から余震は小さいとは言えなくなった。やはりテント小屋は必要な避難器具の必要な気がする。

 電線は日本では蒸気機関車と同じ文明開化の象徴かもしれない。電気の下で本を読む。江戸時代は   
月明りとか雪明りの時代で、囲炉裏端で本を読み聞かせていて、文章を音読していて、調子が良い。
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