西洋史でタタ―ルのくびきという言葉があった。今でも色々なロシア史学者の解釈があって、どうやら自陣に都合の良い解釈をして、プ-チンの戦争容認の根拠としているようだ。13世紀前半に始まったモンゴルのルーシ(今のロシア・ウクライナ・ベラル―シ)の支配をロシア側から表現した用語という。その後2世紀にわたってモンゴル・タタ―ルにルーシが支配されていた。ウクライナがNATO加盟をほのめかしたので仲間割れとみて容認できなかったと思われる。
今のTV戦争評論家は核戦争を懸念しているが、ウクライナ・ロシアの小麦・トウモロコシの食料が放射能汚染で長期間にわたって今後入ってこない恐れがある。
原油の投機で低所得者の仕事であるトラックドライバ-の反乱があるかもしれない。さらに通常なら分配できるの先行き不安で食料備蓄騒動が拡大し、貧困国では暴動もあると思われる。今は忘れているアフガンも武器はあっても食料の分配は偏る懸念があるがネットの自由がないので不明となる。欧米のマスコミは酷いことをしていても自国に関係ないことは無視するかちょっとだけ報道し責任回避する。第二次大戦後、つかの間の平和と医学の進歩で人口は発展途上国で増えた。これからは生きるための食料確保戦争がはじまりことも予想される。第一次大戦の始まりがサラエボの銃弾からとなっているが、第三次大戦はスラブ内乱から始まり、食料確保戦争となることもある。エチオピアがナイル川にダムを造り発電を開始した。この結果下流のエジプトでは水位が下がって、不都合な状況となっている。どこかで農業が不振となればエジプト政府がエチオピアのせいにして紛争が始まることもある。ス-ダンでもあった。もう日本の自衛隊は国内だけでは済まない時代に来たようだ。アフリカには地下資源が豊富にある。まだ日本は先の戦争と違って手が汚れていない。
食料不足は日本の戦後にアメリカから余剰穀物が来てから収まった。ただその時の日本の人口より多いし、農作業の道具もないし体力もない。