漬物は地域振興の農産加工品として政治家などの支持率向上の道具とされることがある。多くは失敗するのだがまれには成功することもある。このことの詳細な分析がなされていないので今でも新規予算獲得のため、無理な計画が目立つ。過大な需要予測は仮に成功しても、前例を重視する予算獲得競争で新たな参入者を招く。そこで不要な競争が始まり、成功した事例も次第に不振となる。予算という安易な金が地域を越える存在となると逆に制約となって他の地域に工場を作ることも出来ず、拡大を阻止される。
補助金と言う餌には程よい成功しかないと思える。紀州南部町の村長はこれを超えた人物だった。