Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

good jobはチームワークで 

2010-10-04 23:32:31 | インポート
居住する団地の坂道の舗装が決まって、最初の工事として、古くなった塩ビ管から鉄管に替える水道埋設が始まっています。

坂の下から順に進んで、今日は我が家の前の坂道の工事でした。

    
?道路にまでせり出した栗の枝は、予定通りに切り払われたのを確認しましたが、何となく寂しさが残っています。

この際の重機の轟音が、集中して絵筆を動かす妨げになるのは仕方がないので、目前の工事現場を短時間見物しました。

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厳冬期に鉄管が凍結するのを防ぐため、 鉄管までの深さ144cmまでユンボで掘りさげています。

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掘った土砂をトラックに積み込み、鉄管を繋いだ後を埋め戻します。

テキパキと手順よく工事が進むわけは、その5人の分担がはっきりしていることでした。

地面をユンボを巧みに操って掘り進み、土砂をトラックに積む人、 深い溝の中で古い塩ビ鉄管をはずして新しい鉄管で繋ぐ人、 土砂を積んだトラックを移動させ、鉄管を埋めた後を、もう一台のユンボで土砂で埋める人、埋め戻した土砂を踏み固める人など、誰かが声を出して指図しているわけではないのに、 5人の息のあった働く姿は、まさにチームワークです。

ユンボの腕が自在に動く隙間で、安全に行動できるのは、お互いの動きを5人で確認し合いながら、仕事を進めているからで、何をすればgood jobなのかを、5人がはっきり理解しているのです。

汚れてきたなく、危険できつい仕事ですが、5人の行動は綺麗です。

雨の中で黙々と働く姿を見ながら、これぞチームワークだと感じ入りました。

チームワークはスポーツの世界にあるだけでなく、どの組織体で必要不可欠のものなのですが、印象として身辺の組織体には、チームワーク欠如があるように感じます。

大切なのはホーレンソーと、報告・連絡・相談のことをもじって心得ていましたが、「知らせなかった・知らなかった・任せてあるから話し合わなかった」で責任逃れが目立っています。

これではチームワークは成立しませんよねっ。