Tsuny'sブログ

老人が感じた日常生活を気ままに綴ったあれこれ

アメージンググレイスを聴いて 

2010-10-26 21:28:05 | Arts
cafe花みずき(旭川市2条3丁目右3号)で、 アメージンググレイスわれをもすくいし/賛美歌2編167番)を、弾き語りで聴きました。

思いもかけないふいの出来事で、コンサートではありません。お客さんの笠原ゆかりさんが、cafe花みずきのオーナーの勧めで、アメージンググレイス一曲だけ歌ってくれたのです。
?
     

この曲は、20年以上前に倉本聰さんの富良野塾で最初に公演された「谷は眠っていた」のバックで流れていた曲でした。

当時は、どんな曲かは知らなかったのですが、気持ちが洗われるような清らかな印象深いものでした。

その後、この曲を聴く度に、強烈なインパクトで心に迫った「谷は眠っていた」を思い出すくらいに、心に残り続けています。そしてまた歌詞の

意味深い内容を知ってからは、その曲想の深さと重味が、心にしみいるのです。

多くのシンガーが、それぞれの味わい深い表現で歌っていますが、いつ聴いても心を平穏にさせてくれます。

今日の歌手笠原ゆかりさんが、音楽療法士のであることもあってか、感情豊かに訴える歌い方は印象深く聞き入りました。

旭川市を拠点に音楽活動を初めて間もないらしく、癒しの曲を沢山用意して、幅広い今後の活動へ向けた希望を語ってくれました。

地元のアーティストの活動が、地元に根付いて発展できる環境つくりに協力したいと思っています。

音楽文化の一面からは「音楽のまち」と言ってはいるものの、市民活動の域は幅広くても、文化として行政の支えも必要なのです。

今日の旭川は、積もるほどではない初雪でしたよ。明日はもっと寒くなるそうで、積もるかも。

寒さに耐えるアリッサム 

2010-10-25 22:30:35 | 自然の恵み
アリッサムSweet alyssumスイートアリッサム)の和名は、 ニワナズナ( 庭薺)といって、花期のとても長い花です。

地中海沿岸が原産ですが、耐寒性に強く虫も付かないので、特に手入れをせずに放ったらかしのままでも、夏が過ぎても秋になっても咲くし、雪が降っても平気です。

多年草なので同じ場所に咲いてくれますが、こぼれ種で増えるようです。一般的に単にアリッサムというのは宿根草なのだそうです。

園芸種でニオイナズナとして白・紫色以外のピンク・赤・淡黄色など色の多様なアリッサムが出回っているようです。

草丈はせいぜい10cmくらいで、花径は3~4mmの小さな花が集まってカーペット状に見えるので、庭のグランドカバーのように植えていますが、プランターや鉢植えの場合もあります。

庭に出ると、どこからともなくフッーと香しい匂いがするのは、このアリッサムの芳香のためです。

    
?         8月27日撮影
?
                    9月24日撮影
?
                    10月21日撮影
?
  ?

枯葉がアリッサムの上に落ちてしまい、ところどころから可愛い花をのぞかせる様子になったこの頃なので、「がんばれよ!」とエールをおくっています。

明日は、雪が降るとの情報です。いよいよ来ますね-。

過ぎ去った日々の星くず 

2010-10-25 00:50:51 | Arts
ジャズのスタンダードナンバーのStardust(スターダスト)を生バンドで聴きました。

スターダストは、ビング・クロスビールイ・アームストロングのボーカルなどで知られていますが、トミー・ドーシーベニー・グッドマンのオーケストラででも有名です。

1956年にはナット・キング・コールがスロー・バラードで歌って大ヒットしたのです。

当時は、アメリカン・ポピュラー・ミュージックの代表的な曲だったそうですが、現在はどうなのかは知りません。

このスターダストの曲を耳にして馴染んだのは、昔NHK-TVの白黒の時代に人気番組の「夢で逢いましょう」のエンディング・テーマ曲だったためでした。

「そして今、夕暮れの紫の黄昏が
 僕の心の草原にしのびこんでくる
 小さな星が空高く昇り
 僕らから離れていることをいつも想いだせる
 
 君は小道をさまよいながら遠ざかっていった
 僕には消えることの出来ない歌を残し
 恋は今過ぎ去った日々の星くずとなり
 過ぎ去った歳月の歌となった」

と歌い出される切ない男心を歌った何とも悲しげに訴える歌詞が、日本人の心をもつかんだのでしょうねー。

今日は、旭川市のジャズバンドSwing Messengers Orchestra第9回目の演奏会で、この曲を聴いたのです。

     ?

メロディーラインのいいところをトランペット演奏が歌っていました。心に響いてよかったなー。

Swing Messengers Orchestraにヴァイオリンが加わった演奏は、おそらく初めて聴いたのかも知れませんが、今回のゲスト出演坂本朋美さんのヴァイオリンでした。

            ?
    白く写っていますが、実際は真っ赤なドレス

Stardust(スターダスト)を演奏したのではないけれど、坂本朋美さんは、クラシック演奏家なのに、ジャズまでもよくやるなーって感心しました。

ジャズに酔った余韻をひきずったままの帰路は、夜空に星はなく、星くずまでも見えるはずもない夜道でしたが、おぼろ月が少しだけ夜道を照らしていました。

歌声喫茶全盛期の歌集 

2010-10-24 00:04:54 | インポート
床下に造ってあった簡易な格納室には、昔描いた絵画・古い書籍・貴重な記録類・記念品などの、思い出のこもった品々が格納してありました。

ところが、床下の換気口の不具合のため、格納してあった種々の物品が、湿気ってしまったのです。
長いこと点検もせずに、気が付かずまま放置したため、それらの殆どがカビ付いてしまったので、気落ちしています。

昨日は、床下からそれらの物品を持ち出す作業をしました。床下換気口を施工した業者と、ちょっとした引っ越しみたいな作業を一日中しました。

今日も、その続きで戸外に出したままの物品を一人で、乾燥・整理・処分など、晴天なのをいいことにして暗くなるまで続けました。

それらの汚れ湿気った物品の中から、古い時代の歌集を発見?しました。

それは、 歌声喫茶 全盛期の豆本のような歌集です。

昭和30年頃に日本中で流行った飲食店の一形態で、喫茶店のようですが、ピアノやアコーデオンの伴奏で店内の客が一緒に揃って大声で歌うのです。

新宿の店「カチューシャ」・「ともしび」のオープンをきっかけに全国に広がりました。

                  「新宿カチューシャ」愛唱歌集第一集
?
      
        第一集~第三集

昔のことなので、ここへ行ったことを忘れていましたが、旭川市の「旭川カチューシャ」(当時3条8丁目第一ハイヤー2階)へは、何度か行ってみんなと歌ったことを思い出しました。懐かしーーなー。

「旭川カチューシャ」愛唱歌集は、「新宿カチューシャ」愛唱歌集とそっくりです。
?
                    「旭川カチューシャ」愛唱歌集 第一集
   
      ?
        第一集~第六集

1ぺーじ目の最初は「カチューシャ」も同じです。

愛唱歌集に載っている歌は、ロシア民謡・労働歌・反戦歌・唱歌・童謡などが多い「新宿カチューシャ」に比べて 
「旭川カチューシャ」愛唱歌集には、反戦歌が少ないようです。

旭川市3条6丁目右10号にも「うたごえ-ともしび」がありました。
?
      
    「旭川ともしび」愛唱歌集 第一集
?
      
     第一集~第五集と第合併9・7特集

「旭川カチューシャ」愛唱歌集の最初に載っているのは、やはり「灯(ともしび)」です。

シベリヤ抑留兵たちがロシアから帰国して、とある飲食店で ロシア民謡や労働歌を大勢で歌ったのが、歌声喫茶きっかけとか。

昭和40年以降は急に衰退したそうですが、このカラオケブームの中で「ともしび新宿店」などが復活しているようです。

年寄りは、こんなことを懐かしがるのです。

目の前の道路工事進行中

2010-10-22 20:58:30 | インポート
自宅前の坂道に水道管と下水管が埋設されることを、 10月4日ブログの話題にしました。

その後道路の外側に上りと下りの新旧水道管の交換工事は終わり、今度は道路のほぼ中央に、新規の下水道管の埋設工事が始まっています。

3mくらいまで溝の深さが必要なので、ユンボの大きさも騒音も、これまでの水道管埋設工事とは違います。

                ?

今日は、丁度自宅前までに迫ってきて、玄関の階段前で、重機独特の轟音と掘った溝の壁面を安定させるための鋼板を打ち付けるギャスンギャスンという、異音をはなつ音響が一日中なり響いていました。

         ?

目の前で見ると、ユンボの強力な仕事量と、操作技の巧みさがよくわかります。

昔は重労働の人力の手掘りでしたから、工事期間は長かったのです。上半身裸の作業姿を思い出すことも薄れるくらいに、昔の話しになってしまいました。

機械力の威力を見て、時代の移り変わりを実感しました。

それにしても、掘っては埋め戻しを繰り返すこと3回もして、道路を平らに復元させ、又改めて道路工事のために掘り始めるなんて、素人には不合理に思えます。

4つの業者が総合的に施工するのではなく、同じ場所をそれぞれ別々にに工事を遂行するのだから、仕方がないにしても、何か無駄な財源を費やしているように思います。