旅行中によく行く「マック」といえばマクドナルド(関西人は「マクド」と言いますが)。しかしスイスでは違います。スッキリと用を足したくなったとき、行ってください。有料トイレ「マックリーン」(McClean)に。
駅のトイレというと不潔、悪臭、治安の悪さなどが思い浮かぶかもしれません。しかし、さすがはトイレ天国のスイス。主要駅のトイレには、このマックリーンという会社が入っていて、トイレを清潔に保っています。マックリーンのモットーは「3つのS」、すなわち Sauberkeit(清潔)、Sicherheit(安全)、Servicequalitaet(サービスの質)だそうですが、まさに、ヨーロッパの駅のトイレで、お金を払って手に入れねばならない3つだと言えるでしょう。
使用料金は、男子小用1フラン、その他は2フラン。シャワーも用意されていて、確か12フランだったはず。有料トイレなんて、と思われるかもしれませんが、マックリーンの入っていない駅で、あまり清潔とはいえないトイレを使えば、マックリーンのありがたさがわかるというものです。ちなみに、子どもはタダ。(とは書いていないのですが、子どもはタダでバーをくぐっても見逃すという不文律があるようです。)うちの息子も、チューリヒ中央駅に行くとよくマックリーン詣でをしています。上の写真は、男子小用の入口。扉の向こう、右側にコインの投入口と回転式のバーが見えます。写真には写っていませんが、左手には係員のいる中央入口があります。
マックリーンはスイス・ドイツ・ルクセンブルク・フランスにあります。スイスでは、バーゼル・ジュネーヴ・ベルン・ローザンヌ・ルツェルン・トゥーン・チューリヒにあり(営業時間は、トゥーンを除いて6:00-24:00。トゥーンのみ何故か7:00-21:00)、ドイツではアウグスブルク・ベルリン・フライブルク・ハノーファー・ケルン・ライプツィヒ・ミュンヘン・ニュルンベルク(6:00-24:00。ベルリン(ツォー駅)のみ5:30-0:30)。ルクセンブルク(ルクセンブルク中央駅)は5:00-1:00の営業。フランスはパリ北駅にしかなく、6:00-24:00。営業時間の違いが何に起因するのかはよくわかりません。
それでは、街中で用足しの必要を感じたらどうするか。チューリヒでは、主な広場にはトイレがありますが、あまり綺麗とは言えないし(日本の公園よりはマシだけど)、安全面もいま一つ不安が残ります。
日曜日でさえなければ、一番簡単なのは、デパートなどに入ることです。いずれかの階、たいていはレストランなどが入っている階にトイレがあります。
ミグロ・シティの3階にあるトイレは、久々にお目にかかった青い光のトイレでした。これは、麻薬中毒の人たちがトイレの中で麻薬注射をできないよう、血管が見えない青い蛍光色の光を使っているわけです。10年ほど前、ベルンの公衆トイレはどこもかしこもこの青色だったのに、今回はあまりお目にかからないなと思っていたところでした。同じ建物でも、最上階のミグロレストランがある階のトイレは普通の色でした。
これは有料トイレ。通りに突然立っています。まだお世話になったことがないので、使い心地などは不明ですが、きっと綺麗なのでしょう。
スイスは、山の上の公衆トイレでも綺麗なものがあるくらい、トイレについては充実(?)しています。しかし、行けるときに行っておく、とくに綺麗なトイレがあるところで済ませておくというのは、旅の重要な秘訣だと言えるでしょう。
(本稿はマックリーンのPRページではありません。)
駅のトイレというと不潔、悪臭、治安の悪さなどが思い浮かぶかもしれません。しかし、さすがはトイレ天国のスイス。主要駅のトイレには、このマックリーンという会社が入っていて、トイレを清潔に保っています。マックリーンのモットーは「3つのS」、すなわち Sauberkeit(清潔)、Sicherheit(安全)、Servicequalitaet(サービスの質)だそうですが、まさに、ヨーロッパの駅のトイレで、お金を払って手に入れねばならない3つだと言えるでしょう。
使用料金は、男子小用1フラン、その他は2フラン。シャワーも用意されていて、確か12フランだったはず。有料トイレなんて、と思われるかもしれませんが、マックリーンの入っていない駅で、あまり清潔とはいえないトイレを使えば、マックリーンのありがたさがわかるというものです。ちなみに、子どもはタダ。(とは書いていないのですが、子どもはタダでバーをくぐっても見逃すという不文律があるようです。)うちの息子も、チューリヒ中央駅に行くとよくマックリーン詣でをしています。上の写真は、男子小用の入口。扉の向こう、右側にコインの投入口と回転式のバーが見えます。写真には写っていませんが、左手には係員のいる中央入口があります。
マックリーンはスイス・ドイツ・ルクセンブルク・フランスにあります。スイスでは、バーゼル・ジュネーヴ・ベルン・ローザンヌ・ルツェルン・トゥーン・チューリヒにあり(営業時間は、トゥーンを除いて6:00-24:00。トゥーンのみ何故か7:00-21:00)、ドイツではアウグスブルク・ベルリン・フライブルク・ハノーファー・ケルン・ライプツィヒ・ミュンヘン・ニュルンベルク(6:00-24:00。ベルリン(ツォー駅)のみ5:30-0:30)。ルクセンブルク(ルクセンブルク中央駅)は5:00-1:00の営業。フランスはパリ北駅にしかなく、6:00-24:00。営業時間の違いが何に起因するのかはよくわかりません。
それでは、街中で用足しの必要を感じたらどうするか。チューリヒでは、主な広場にはトイレがありますが、あまり綺麗とは言えないし(日本の公園よりはマシだけど)、安全面もいま一つ不安が残ります。
日曜日でさえなければ、一番簡単なのは、デパートなどに入ることです。いずれかの階、たいていはレストランなどが入っている階にトイレがあります。
ミグロ・シティの3階にあるトイレは、久々にお目にかかった青い光のトイレでした。これは、麻薬中毒の人たちがトイレの中で麻薬注射をできないよう、血管が見えない青い蛍光色の光を使っているわけです。10年ほど前、ベルンの公衆トイレはどこもかしこもこの青色だったのに、今回はあまりお目にかからないなと思っていたところでした。同じ建物でも、最上階のミグロレストランがある階のトイレは普通の色でした。
これは有料トイレ。通りに突然立っています。まだお世話になったことがないので、使い心地などは不明ですが、きっと綺麗なのでしょう。
スイスは、山の上の公衆トイレでも綺麗なものがあるくらい、トイレについては充実(?)しています。しかし、行けるときに行っておく、とくに綺麗なトイレがあるところで済ませておくというのは、旅の重要な秘訣だと言えるでしょう。
(本稿はマックリーンのPRページではありません。)