チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

東広島は大したことなかった

2014年02月14日 21時38分01秒 | Weblog
東京や関西では結構な雪が降ったらしいバレンタインデー。

職場では今日が、修士論文の発表会。出勤しないわけにはいきません。

朝の天気予報では、東広島は雪で最高気温3度とのこと。こりゃ大変な雪じゃないかとおそるおそる出かけてみると……。





あんまりたいしたことない。



我が研究室(8階)のある建物も。


総合科学研究科の正面玄関も。



ちょっと拍子抜けでした。鉄道も(山陽本線にしては)目立った遅れもなく、バスも普通。それが一番いいわけですが。

バレンタインチョコレートパラダイス

2014年02月09日 21時13分43秒 | Weblog
今年もバレンタインデーが近づいたというので、あちらでもこちらでも、例によって例のごとくチョコレートだらけです。

そんな中、そごう広島店の催し「バレンタインチョコレートパラダイス」に夫婦で出かけてきました。本当は、男女で出かける場所ではないような気もしますが、まぁいいでしょう。


本館9階の催事場はこんな感じで、日本のメーカーはもちろん、スイスやベルギーなど、海外のお店も来ていました。こちらが出店一覧。


なぜか横にはひな壇が。もはやバレンタイン後を見越しての飾りか?

我々(いや、彼女、か)が購入したチョコレートは、スイス・ジュネーヴのFAVARGER。創業1826年だそうです。なぜか日本語で「ファバラジー」と表記している例が見られるのですが、綴りからして、そうはならないような気がします。



スイスというだけで親近感を覚えて購入しましたが、お味は……もちろんまだ試しておりません。14日のお楽しみということで。

(追記)
どうやらこのフロアで、非常勤先の学生さんがアルバイトしていたらしく、私が来たことをツイッターに書いてくれていました。本務校から遠く離れた広島市内に住んでいるからといって、油断は出来ませんねぇ。

【神学関係】あると便利シリーズ(2) 『西洋古典叢書』(京都大学学術出版会)

2014年02月07日 22時54分03秒 | Weblog
ギリシア語・ラテン語の古典著作邦訳シリーズ。1997年6月に刊行が始まって、現在までに107冊。仕事でチェックする場合は原典にあたる必要があるとはいえ、前後を含めてざっと読みたい時、どんな内容なのかを手早く知りたい時など便利。ついつい読みふけってしまうことも少なくない。よくぞこれだけのものを邦訳する気になったというか、翻訳者がよく揃ったものだというか。刊行一覧はホームページで確認できる。

【神学関係】あると便利シリーズ(1) 『神学百科事典』(Theologische Realenzyklopädie)

2014年02月05日 13時36分27秒 | キリスト教


全36巻。第1巻が出たのは1977年。Albert Hauck編集による Realencyklopädie für protestantische Theologie und Kirche - die RE - の第3版が1908年に完結した後(全21巻)、20世紀の神学を網羅する大百科事典として刊行された。2004年完結。ペーパーバックでサイズも小さめの廉価版(Studienausgabe=写真)が出ている。とにかくまずこれを見れば大要がわかるし、文献表も充実しているので便利。とはいえ、結構長大な項目も多い。「主の祈り」(Vaterunser、34巻)は504-529頁で、新約、ユダヤ教、教会史・実践神学の3章に分かれている。「ルター」(Luther、21巻)に至っては、513-594頁。ちょっとした冊子くらいはある。キッテルの『新約神学辞典』(Theologisches Wörterbuch zum Neuen Testament)は英訳が出ているが(『旧約神学辞典』も)、さすがにこれはまだドイツ語版しかない、はず。

こういう事典を出せるのは、ドイツ神学の歴史的な厚みのゆえか。