チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

祝賀パンだが

2011年01月30日 20時50分26秒 | Weblog
祝・ザックJAPAN最高

と書かれたパン。パンダの顔をかたどった特別品です。近くのパン屋で売っていました。

でも、値段は1000円強。ちょっと便乗の気がします。

昨夜のアジア選手権決勝、試合終了までテレビ前に陣取っていたので、今朝はすっかり寝不足。そういう人が多かったはず。午前中はどうにか普通に過ごせたものの、昼ご飯を食べたら我慢できなくなって、爆睡しました。

上り坂のザックジャパン。下る一方のカンジャパン。監督交代も遠くないかも……でも誰に?

「おおブレネリ」、あなたのお家わかったよ

2011年01月24日 18時49分29秒 | Weblog
以前から不思議に思っていた謎の解き明かしをネットで発見したので、すっきりしました。

「おおブレネリ」という歌があります。スイス民謡として有名な曲なので、たいていの人が知っているでしょう。

♪おおブレネリ、あなたのお家はどこ~?
♪わたしのお家はスイッツァランドよ~、綺麗な湖水のほとりなのよ~
♪ヤッホー、ホートランランラ

という歌ですが、不思議に思っていたというのは、

(1) なぜスイス民謡なのに、「スイッツァランド」と英語で国名を言っているのか? 「ヴレネリ」も、スイス人女性によくある名前 Vreni/Vreneli から来ているはずで、ならば「フレネリ」となりそうなのに、なぜV音を「ヴ」と発音しているのか?

(2) この歌、スイスではほとんど知られていない。昔々、最初にスイスに留学していた1991-95年の時のこと、日本の教会関係者がスイスの教会と交流するためにやってきて、その席でこの歌を一緒に歌おうとしたら、スイス側が知らず、「スイスの歌じゃない」などと言いだす輩までいたらしい(記憶が多少あやふやですが)。それを真に受けた日本側も、この曲をスイス民謡だと思い込んでいたことを「誤り」だと「自己批判」したのです。でも、歌詞内容から考えて、明らかにスイスの歌だし、ヨーデルだし、こんな曲を国外で作って、スイス民謡ってことにしたなんて、ちょっとあり得ません。

そんな疑問を20年近く持っていながら、そのまま放っていたのですが、何気なく覗いたウェブサイトで、疑問氷解。

元歌は、スイスのルツェルンで出版され、「第1次大戦前後に兵士たち、さらに学生たちの間に一時的に広まり、ついで、その改作されたメロディーの一つがアメリカに伝えられ〔中略〕これがアメリカでレクリエーション・ソングとして流行し、その方面の経路から、日本ではYMCAの歌集である「楽しい歌」に松田稔さんの訳でおめみえした、という次第」だそうです(リンク先から引用しました)。

なるほど、アメリカ経由で日本に伝わったのなら、「スイッツァランド」も「ヴレネリ」も納得がいきます。この歌は今日のスイスではほとんど歌われていないということなので、スイス人が知らなかったのも合点が行く話です。

ちなみに、「フレネリ」の部分は元々の歌詞(スイスドイツ語)では「娘さん」(Meiteli) となっていたそうです。(リンク先には、スイスドイツ語の元歌詞が掲載されています。最初は1番しかなかった日本語歌詞に2番が付け加えられた経緯も。)

よくぞ調べて下さいました。感謝。

今年も駅伝

2011年01月23日 20時08分42秒 | Weblog
毎年恒例の広島男子駅伝。去年は最終区あたりを見に行きましたが、今年はスタート前に会場へ。

目当ては、

です。去年は行くのが遅かったので、食べるものが何もなかったため、今年は早めの出陣です。


必死の呼び込み。香川県らしい。


道路の反対側から見た光景。人が鈴なりです。


秋田県はやはり「なまはげ」ですね。子供と一緒に写真を撮ってもらおうとするお父さん、嫌がって半泣きの子供、という風景も見ました。


今年もNHK放送の大スクリーン。スタートを見送った後は、このスクリーン前にレースの模様を眺める人が集まってきました。


なぜか東海大学の幟。県を応援するのでなく、出場選手(の大学)を応援しているわけですね。



瑞穂の「ひょっとこ踊り」。島根県ですね。


こちらは……。出雲だったか。


偶然最前列に立ってしまったので、スタートを見ていくことにしました。ほんの一瞬のために、30分ほども待つことになってしまいましたが。

今年は兵庫が勝てなくて、残念です。



ちょっと興味をひく看板

2011年01月22日 23時21分24秒 | Weblog
散歩中に見つけた、ちょっと興味をひくお店や会社の看板です。


冒頭の「長松銘木」。建物入口の暖簾が素敵です。奥がどうなってるのか興味をひかれます。木材関連業だと思いますが、広島市内には「銘木」と名の付いた会社が意外に多いようです。


遠くからもよく見える「記念品のカキタ」。トロフィーやカップや旗などを扱っているお店です。確かに、学校や会社が何かとお世話になりそうな。


鷹野橋商店街入口にある、広島市女性教育センター。看板を見たとき、何をする場所なのか、すぐにイメージが出来なかったのですが、「女性の自立と社会参加をめざした生涯学習拠点」とのこと(ウェブサイトから)。ちょっと名前がいかめしい感じですが、これでもソフトになった方で、1982年の設立当初は「広島市婦人教育会館」と称していたそうです。1996年以来、「WEプラザ」という愛称も持っています。Woman Education と「私たち」を掛けているのですが、愛称がどの程度浸透しているのかは調べていません。


結納品・のし袋を扱う「竹内結納店」。鷹野橋商店街すぐ近く。結納店というジャンルがあることも初めて知りました。結納にこれまで無縁だったせいもありますが。


「くじら料理、猪肉の塩焼他」という手書きの看板にひかれました。ちょっと行ってみたい。


「インドネシア屋台 ワルンマタハリ」。インドネシア料理の専門店。こちらも一度訪れてみたい気持ちをそそります。が、近くに寄ってよく見ると……


1月23日(日)までバリ島帰省のためお休みとのこと。日を改めましょう。


雪の平和大通り

2011年01月20日 22時52分44秒 | Weblog
16日の日曜日、広島市内もすっかり凍りつきました。センター試験の受験生や関係者の皆さんは大変だったようです(私は担当を外れていました)。

朝、散歩がてら平和大通りに出てみてびっくり。なんと雪景色ではありませんか(一部だけど)。



歩道が凍り付き、土の部分は雪化粧。こわくて2輪車には乗れません。と思ったら、自転車が前方からふらふらっと現れました。恐るべき広島市民。



いつもは賑わいを見せる「ひろしま朝市」も、雪のせいで出展数は半分。品物も、収穫ができないため少なくなっていました。



こんな道、広島に来て初めて見ました。中区と南区の境でこんな様子ですから、安佐南区や安佐北区は大変だったはず。滑らないように歩くだけで疲れてしまいました。

試験監督をしながら

2011年01月16日 13時37分47秒 | Weblog
大寒波到来の中、今年もセンター試験。初日の監督業務をしながら(何もできないので)つらつら考えたこと。

・英語リスニング試験が最後ってのはやっぱり可哀想。疲れて集中力が下がってるし。英語以外の言語だとリスニングがないから楽(試験内容も簡単という噂だが、確かめたことはない)。

・「筆記」試験と「リスニング」試験ってのは区別の基準がよくわからない。「リスニング」試験だって答えは「筆記」してるのに。前者は「読解・単語力」試験とでも言うべきでは?

・リスニング試験は、やたら気を遣うので疲れる。果たしてこれで受験生の英語力が上がってるのだろうか?

・笑ったのは、筆記試験終了時に、次のリスニング試験で使うIC機器の故障を避けるためというので、机の上の埃やゴミを払っておくよう指示が出ること。そんなことで故障する機械って……。

・受験票に性別の欄があるけど、必要なのだろうか。統計上? トイレの数を考えるため?

・「国語」って表現、小学校以来のつきあいだけど、やっぱり何となく引っかかる。「外国語」ってのもだけど、こちらはうまい表現が思いつかない。でも「国語」は「日本語」でいいような気がする。「国語学会」も「日本語学会」に名称変更したそうだし。



午後7時。試験が終わっての帰路、大学のバス停に行ったら、受験生がまだ長蛇の列を作っているではありませんか。西条駅に行きたい人は当然多いので、なかなか乗れないわけですが、そんな横で空っぽ(本当に一人も乗ってない)東広島行きのバスが待っています。バスの配備の仕方を間違ってるんじゃないかと思います。前に並んでいる受験生がポツリ。「あの(東広島行きの)バスを西条行きに振り替えてくれたらいいのにねぇ」。まったくです。

鷹野橋を歩く(2)

2011年01月15日 21時34分45秒 | Weblog
鷹野橋商店街はウェブサイトも持っています。一度ご覧あれ。全体のマップはこちら


商店街の中にある「ショッピングセンタ-」。入口左側にあるのは「鷹の橋食品センター」。野菜や果物が見えますが、お魚も扱っているそうです。右側は、広島牛のお店「新長」。


インド料理のお店「ガネーシュ」です。宇品や廿日市、西条、さらに岩国にも支店があるそうです。


大武写真館。なんか、昔ながらの写真館って感じで、とてもいい雰囲気です。記念写真をぜひお願いしたくなるような。


昭和21年創業、和菓子の老舗「銀月堂」。インターネットでの注文もできます。「割引クーポンのページ」ってのもありましたが、クリックしたら空っぽでした。


「マル武百貨店」という名前がすごい。取り扱いは婦人服、寝具、肌着類、ハンドバック、呉服とのこと。八丁堀の百貨店に負けないぞという気概さえも感じられます。

この商店街、毎日歩いても飽きないです。他にもたくさん元気なお店あり。

鷹野橋を歩く(1)

2011年01月13日 20時42分18秒 | Weblog
鷹野橋商店街の近くは実にレトロな場所で、何度歩いても癒されます。


商店街を入ってすぐのところを左折すると、サロンシネマ1,2。シートが自慢の映画館だそうです。まだ行ったことはないのですが。「アート系新作映画を中心に、旧作の日本映画にもこだわりを」持っているそうです(リンクページから)。


映画館の前を通り過ぎると左前方に見えるは、日本キリスト教団広島教会。創立125年。一度、ここで礼拝説教をさせてもらったこともあります。建物の内部も渋い感じのいい教会です。

ところが、教会の手前の角を右折すると、そこは愛宿街。教会も含めて、愛を語るエリアのようです。


教会すぐ近くにある、居酒屋食堂「はなのや」。


商店街入口まで戻ってくると、「食べ放題1980円」の大きな看板が。チェーン店の居酒屋「くら家」ですが、これは昭和でなく、平成のお店ですね。レトロではない。

中央卸売市場の年末

2011年01月09日 17時56分57秒 | Weblog
年末に、西区へ行く用事があったので、ついでに中央卸売市場へ足を延ばしてみました。昼前だったので、魚市場の建物へ行けば、寿司屋があるのではないかと思ったからです。神戸市東部中央卸売市場には「ふさ鮨」というおいしいお寿司屋さんがあったので、きっと広島にもあるはずだ、と。

ところが、出かけてみると





年末のせいか、市場は閑散としていました。そして、お目当てのお寿司屋さんも見当たりません。

近くで荷下ろしをしていたおじさんに妻が尋ねたところ、

「昔はあったけど……」

との話。残念無念。空腹をかかえたまま車に戻り、空しく帰路についたのでした。