チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

後日談(8):マグカップ

2005年07月21日 20時39分27秒 | Weblog
3度のスイス滞在中、気がつくたびに集めていたのが、グリューヴァイン(Glühwein)を入れるマグカップ(というのか?)。

最近はあちらこちらの街でクリスマス市をやるようになりましたが、市でこのグリューヴァインを買うと、このカップに入れてくれるところが割にあります。上の写真はベルンのもの。最初の滞在時(1991-95年)には見かけなかったのですが、2度目の滞在時にはお目見えしていました。

 これは上のカップ(2003年版)の反対側。

 こちらは1998年版。

カップには保証金(スイスでは Depot という。Pfand じゃないんですね)がついているのですが、たいていの人が記念に持って帰ってしまうので、次第に数が減ってしまい、クリスマス市の終わり頃に行くと、その年のカップがもうない、なんてことになります。我々も、2004年の冬に行ったのですが、2004年版は手に入らず、2003年版(も使われている)をもらって(買って?)帰ってきました。1998年版は、1999年の冬に入手したものです。

このグリューヴァイン・カップを手に入れるのが密かな楽しみだったのですが、チューリヒでは残念ながら見つけることができずじまいでした。クリスマス前に旅行したフランスでも見つからず。(ドイツ語圏だけのものなんでしょうか?)


こちらは、1999年の冬にハイデルベルクを訪れた際手にいれたもの。色が鮮やかで気に入っています。


これは、ハイデルベルクの前に行った、マールブルクのクリスマス市で手に入れました。

 これが反対側。

手に入れたカップは陳列するのでなく、毎日のようにコーヒーを飲むのに利用しています。時々ふと、その街のことが思い出されて懐かしい気分になるのがいい。

他にも、ケルンやニュルンベルクのものもある(はずな)のですが。食器棚の奥にでも隠れているのだと思います。

後日談(7):ドール

2005年07月17日 15時39分11秒 | Weblog
スイスから2ダースほど持ち帰ったスイスワイン。あまり保存しておくと中身がダメになるからということで(前回、5年前のスイス滞在から帰ったときは、大事にしすぎて失敗したこともあり)、友人知人にお裾分けした一部を除き、消費に少しずつ努めています。

昨夕賞味したのは、ドール(Dôle)。スイスで最もポピュラーなワインの一つではないかと思います。スイスのワインといえばすぐにこのドールが思いつくくらいです。どこのレストランにもある(ような気がします)し、スーパーでも簡単に手に入ります。

たぶん、ピンキリなんでしょうけど、我々庶民が買うワインですから、写真のものはスーパー(COOPです)で買った、1000円程度のものです。なぜか黒っぽい瓶に黒っぽいラベルで、写真写りがあまりよろしくない。

 全体だとこんな感じです。

ドールはヴァリス州のワインで、少なくとも51%はPinot Noir (Blauburgunder) とGamayの混合でないといけないそうな(Wein-Plusからの受け売り)。味はまろやかで、それこそフルボトルでも軽く飲めてしまいます。

 裏側のラベル。

昨夕は、パンの小屋で数種類のパンを購入し(このお店、通販もやっています)、生ハムやサラダなどと共に、いわゆる kaltes Essen でドールを飲みました。

いよいよ夏休みも近くなり、チューリヒの思い出と共にスイスワインを楽しむ夕べも増やせそうな予感が...。

後日談(6):ディズニーランド・パリ(最終日)

2005年07月08日 23時39分17秒 | Weblog
パリのディズニー・リゾート、お値段はというと、

1日券が大人40ユーロ、子供(3歳~11歳)30ユーロ。今日のレートで1ユーロが133円63銭ですから、円に換算すると大人5360円、子供4020円。これは「ランド」だけの価格で、「スタジオ」の入場料は含まれませんから、決して安いとは言えません。両方共通の入場券だとそれぞれ9ユーロずつ高くなります。2日券、3日券というのもあり、少しずつですが割安です。

ホテルは、ディズニー直営のものの他、MoevenpickやHoliday Inn、Kyriadといったホテルも周辺にあり、巡回バスが走っています。一覧表はこちらからどうぞ

我々が泊ったのは Holiday Inn。Kyriadのほうが値段は安かったのですが、妻が事前にネットで調べたところでは、部屋がすごく狭いうえに、安普請なのか、隣の部屋の物音が聞こえてきたりするという話だったので、一つだけランクを上げました。まぁまぁ快適なホテルです。ホテル内部のいい写真が撮れなかったので、リンクを張っているホームページを見ていただければと思います。


これはホテルを外からみた写真です。夏は、手前に見ているプールで泳げるようですが、ディズニーランドに行かずにプールで過ごす人もいるのでしょうか。

園内のアトラクション、主なものはだいたい見て回りましたが、何しろ月日が経っているので、写真を見ても、それが何だったのかがもう一つよく思い出せません。内部が暗いアトラクションが多いので、うまく写真が撮れていない、あるいはそれどころじゃなかった(ジェットコースター系など)場合も多くて。

アトラクションの他に、園内のあちらこちらでいろいろなショーをやっているという点も、考えてみればUSJと同じような感じです。

 
昔懐かし、マイケル・ジャクソンの「スリラー」を思い出すような(古い?)ショー。司会者が英語とフランス語を使い分けながら巧みに聴衆を煽っていることに感心してしまいました。

 
同じステージでやっていた、ハロウィーンのカボチャたちによる演奏ですが、なぜか客の集まりが悪くて可哀相。ウチの息子と娘が、これまたなぜか、最前列に二人でポツンと立って、演奏に見入っていたのが不思議な光景でした。

 ほら。

別の場所では、アフリカ音楽の演奏もありました。こちらは、演奏が始まると、足を止めて聞き入る人が少しずつ増えている様子でした。


最後は、前回取り上げた、キャラクターによるサインの光景の続き。サイン帳を取り上げられているのは娘です。



 カボチャもサイン。

3日目は、午後まで遊んで、その後夕刻のTGVでチューリヒに戻ったのですが、遊びすぎて疲れた(んだろう、きっと)息子は帰りのTGVの中から調子がおかしくなり、列車の中でひたすら眠り続けたあと、次の日は自宅で床に臥せっておりましたとさ。娘は元気でした。(この項終わり)

後日談(5):ディズニーランド・パリ(2日目)

2005年07月01日 22時58分01秒 | Weblog
ディズニーランド・リゾート・パリは、ディズニーランドと、その横にあるウォルト・ディズニー・スタジオの2つから成っています。(ほかに、ショッピングをしたり、ひと息入れたりするためのディズニー・ヴィラージュという施設もありますが、あまり面白くないという話だったので、我々はついに入らずじまいでした。)

2日目の朝はまず、このディズニー・スタジオ(ステューディオ、と書くべきなのだろうか?)に行ってみました。

こちらは、USJのディズニー版とでもいった趣きの施設です。映画関係のアトラクションが集中しており、それはそれで結構楽しめますが、どこかUSJで見たことがあるような...という気分になることもしばしばでした。

園内を回る電車に乗ると、映画撮影で使った仕掛けや大道具などを次々に見学できるようになっています。冒頭の写真や、

これなんかがそうです。電車のすぐ横で火柱が上がったり、大量の水が降ってきたりと、結構楽しめました。

こちらは、カーアクションの劇場です。劇場の作りも、やっぱりUSJを思い出す...。


園内を、こんな衣装の人たちが歩いていたり、


パレードも、映画風です。


ディズニー・パリの面白いところは、キャラクターのサインを集めて回れることで、園内で売っているサイン帳とボールペン(ペンは自前でもいいけど)を持って、キャラクターにサインをせがむと、あのかぶり物をした格好で必死に書いてくれるのです。これは子供たちに結構な人気で、我が家の娘も必死にキャラクターを追い回していました。

どのキャラクターにも、サインをせがむ子供がむらがっているので、自分のサイン帳にサインをもらうまでは粘り強くまとわりつく必要があります。ウチの娘があんなに忍耐強いとは知りませんでした。

サインを必死に書くキャラクターたち。写真では切り取られていますが、すぐ横には娘がへばりついています。

 ミニーちゃん。もちろんミッキーからもちゃんとサインをせしめていました。抜かりないです。娘は。

 白雪姫。素手ですからサインする苦労はなさそうですが、いつも子供たちにへばりつかれて、疲れ気味でしょうに、笑顔を絶やせないのが辛いところ。ウチの赤ちゃんをだっこしてやってくれ、とせがむ厚かましい母親連中もいて、本当、大変そうでした。

 誰だったっけ、このキャラクター? いじわるな役だったとは思うのですが。実は左下で娘が、跪かされているのです。そこに跪け!と命令されたので、笑いながら跪いておりました。でもサインはしてくれるんですね。

このほかにも一杯サインを集めた娘はゴキゲン。サイン帳は娘の宝物となりました。喜ぶ娘の姿を見て喜ぶってのがやっぱり親心ですね。

昼からは、ディズニーランドの方に移り、昨日と同じパレードも見たのですが、この日は終日晴天に恵まれ、太陽の光降り注ぐ中でのパレードは、前日よりも楽しそうに見えました。