チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

小倉初見参

2012年01月06日 21時29分29秒 | Weblog
新年早々、ちょっとした用事があり、夫婦で小倉へ日帰り旅行となりました。山陽道から中国道を経て九州に入る、往復450キロのドライブです。

10時過ぎに自宅を出て、途中高速道路のサービスエリアで小休止を挟み、小倉に着いた時には午後1時近く。まず向かったのは旦過市場です(冒頭の写真)。市場の生い立ちや名前の由来については、こちらのページをどうぞ。「福岡市の柳橋連合市場と並んで福岡二大市場と称される」(Wikipedia)由緒ある市場です。

中に入ってみると……。

この写真より実際はもう少し暗めです。

まず向かったのは、小倉かまぼこ。ここのカナッペが目的です。




カナッペとは、魚のすり身をパンで巻いて揚げたもの。なぜこれを「カナッペ」というのかは不明。形も食感もあまり似てるとは思えませんが。

カナッペの中身はこんな感じです(食べかけご容赦)。



南側入口にはこんな市場マップもありました。中は結構入り組んでいます。

市場の中にあるお茶屋さんは、茶菓子も一緒に売っています。そこで買ったのがこの「抹茶どら」。お勧めです。


どら焼きを開いてみると


旦過市場の北側にあるのは、魚町銀天街。日本で最初にアーケードをつけた商店街だそうで。


こちらはだいぶモダンな感じの店並みです。

お腹が空いたので、偶然見つけたラーメン屋さんへ。



藤王というこのお店、醤油ラーメンが看板商品です。九州では「ラーメン」と言えば豚骨だから、あえて「中華そば」と称しているのでしょうか。


中華そば。630円。ストレートな醤油ラーメンです。好みです。


こちらは塩ラーメン。730円。



小倉は、想像していた以上にずっと都会です。そして、近代的な高層建築の間からお城が見える面白い町です。もっと時間をかけてあちらこちらへ行ってみたかったのですが、夕方には残念ながら帰路につきました。また行ってみたい町、小倉でした。

昨年、天へと旅立った人たち

2012年01月04日 23時56分17秒 | Weblog
2012年になりました。不定期更新の「チューリヒ」ブログを見て下さる皆様に新年のご挨拶を申し上げます。

正月は冥土の旅の一里塚、とか。新年にあたり、この1年間で天へと旅立って行かれた方々の天上での幸いを祈ると共に、その中から、一般にも名前が知られている何人かのお名前を列挙したいと思います。逝去日順。

1月8日 横澤彪(1937年生):何と言っても「ひょうきん族」。
1月23日 喜味こいし(1927);漫才の大御所。
3月10日 坂上二郎(1934):55号。
4月21日 田中好子(1956):キャンディーズは永遠。
5月2日 ウサマ・ビン・ラーディン(1957?):アメリカの「正義」とは何なのか、「平和」とは何なのか。
5月6日 団鬼六(1931):母校の先輩。
5月12日 上原美優(1987);貧乏アイドル。
5月16日 児玉清(1933):アタックチャンス!
5月21日 長門裕之(1934):名優。
6月28日 セーラ・ロウエル(1960);ポップスベストテン、MTV。
7月12日 宮尾すすむ(1934):「ハイッ!」「ああ日本の社長」。
7月26日 小松左京(1931):SFと言えば。
7月27日 伊良部秀輝(1969);豪腕投手、阪神優勝の立役者の一人。
8月5日 前田武彦(1929):夜のヒットスタジオ、そしてやはり「ゲバゲバ90分!」
9月9日 久万俊二郎(1921);タイガース元オーナー。
10月24日 北杜夫(1927):どくとるまんぼう。
11月21日 立川談志(1936):「だんしがしんだ」。
11月25日 西本幸雄(1920);悲運の名将。
12月17日 金正日(1942):「きむじょんいる」でちゃんと変換されたのでびっくり。
12月28日 杉原輝雄(1937):ゴルフ界の「ドン」。

もちろん他にもたくさんおられますし、有名人ではないにせよ、昨年はとりわけ3.11の犠牲者を覚えずにはいられません。それにしても、月日の流れる速さには驚かされます。天上での霊の平安を祈りつつ、自分自身も残されている命を全うできるよう、日々の務めに励みたいと思う年頭です。