チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

やりました!

2005年11月17日 08時54分48秒 | Weblog
スイスのサッカーナショナルチームが来年のワールドカップ本大会出場を決めました。プレーオフに回っていたので、ちょっと苦しいかな、と思っていたのですが、やっぱり「第二の故郷」だけあって、肩入れしていたこともあり、嬉しいニュースです。

スイスの新聞社のホームページを覗いたら、どこでもスポーツ欄はこの記事がトップでしたね、やはり。(このページの写真は、Tages-Anzeigerのページにあったものです。写真のタイトルが Geschafft! だったのをそのまま拝借。)

前回スイスがワールドカップに出場したのは、1994年のアメリカ大会だったはず。そのとき僕はスイス留学中でした。何十年ぶり(50年くらい?)だったかの出場ということで、ベルンの町はワールドカップ(ドイツ語では Weltmeisterschaft と言うから、略してWM)関連の飾りだらけ。WMワインといった便乗商品も結構登場していました。

同じアパートにスペイン人がたくさん住んでいたのですが、スペインの試合になると、それはもう、うるさいこと。ちょうど息子が生まれてすぐの時だったのですが、この年の夏は異常に暑かったということもあり、クーラーはもちろん(そんなものがある家のほうが珍しい)扇風機もない我が家は、暑さにたまらず、窓を開け~れば~♪騒ぐスペイン人~♪ってな感じで、静寂とは程遠い、忘れられない夏でした。(そういえば、あまりの暑さに耐えかねて、ミグロに出かけ、冷凍庫のドアを開けて涼んだこともあった……。)

スイスのナショナルチーム、ドイツ語では Nationalmannschaft、略して Nati、ナツィと発音しますが、どうもこれが、Nazi と同じように聞こえるので、みんなヘンに感じないのかな、と思っていました。ドイツ人の友人にこのことを尋ねてみたら、俺もそう思っていた、とのこと。ドイツ人が皆そう感じるとは限りませんが、スイス人はなんとも思わないのでしょうか。

来年のワールドカップ、日本はもちろんだけど、スイスの戦いぶりも気になります。

余談(2):スイスチーズセット

2005年11月11日 22時07分54秒 | Weblog
さすがに日本でスイスネタを見つけるのは難しい。

写真は、一見「*印のプロセスチーズ6Pパック」のようではありますが、スイス製チーズセットです。グリュイエールチーズをベースにして、サラミ味やマスタード味、ハム味(?? ハムが混ぜ込んである)など6種類を2ピースずつ12個セットにしたものです。ま、これもプロセスチーズには違いないんだけど。

スイスチーズ「もどき」って感じがしないでもなかったのですが、なんと本当にスイス産でした。トゥーンのゲルバーケーゼという会社が作っており、日本に輸出しているのでした。パンやハムを買い込んで、ワインを飲みながらカルテスエッセンしようと思い、家の近くにあるムッシュ・アッシュというパン屋に出かけたら、そこで売っていました。試しに買ったら、結構いけたので、それからちょくちょく購入しています。グリュイエールやエメンタールを単品で売っている店ももちろんありますが、このほうが飽きが来ないので、気に入っています。食パンに塗りつけて、朝の食卓でいただくことも可能。

箱の赤い縁取りのところには、フランス語や英語、イタリア語、そしてなぜかオランダ語(だろう)で「グリュイエール溶けるチーズ」と記されています。溶けないけどね。柔らかい、くらいの意味なんでしょう、きっと。箱のウラに、「お酒のおつまみ、お子様のおやつ(?!)に巾広く(ママ)ご利用下さい」と日本語で書かれているのがちょっと興醒めではあります。どうやら輸入業者が付けているらしい。