チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

日本感情心理学会懇親会

2010年05月30日 16時20分51秒 | Weblog
同僚の先生から突然電話があり、日本感情心理学会のシンポジウムでパネラーになってくれ、とのこと。感動というテーマについて、宗教の視点から語ってほしいということです。

そんなテーマについて、これまで考えたこともなかったのですが、色々調べてみて何とか話を見繕い、シンポジウムに臨みました。

日本感情心理学会第18回大会(2010年5月29日(土)・30日(日)、於:広島大学東広島キャンパス)
―感情心理学の新たな可能性を探って―

大会企画シンポジウム「新たな感動研究に向けて ―他領域から心理学への示唆」

パネリストは、桑島秀樹氏(広島大学大学院総合科学研究科准教授、美学)、柳瀬徹夫氏(広島国際大学心理科学部感性デザイン学科教授、感性工学)、川畑秀明氏(慶応大学文学部准教授、認知科学、神経美学)、そして私。司会は戸梶亜紀彦氏(東洋大学社会学部社会心理学科教授、社会心理学、実験心理学)。

「感動」をめぐって、宗教学、美学、感性工学、神経美学の角度から話すという、面白い試みでした。議論が活発になる、ということは(時間の関係もあって)残念ながらなりませんでしたが、日頃聞くことのない他分野の研究についてじっくり耳を傾ける興味深い機会でした。

私は、「至高体験」(マズロー:究極的な恍惚・陶酔・歓喜に関わる体験)に類するものが新約聖書の中にも見られる(パウロの回心、イエスの病気治癒など)こと、また感動が「可能」と「不可能」との境界線で生じ、認識および生き方の劇的変化を伴うものであることをなどを話しました。



シンポジウムよりも印象的だったのは、その後の懇親会です。バスで会場を移った先は、西条駅前の賀茂泉酒造酒泉館




賀茂泉が作っている様々なお酒が並んでいます。これを少しずつ試飲していくというわけです。


まだ飲む前です。


下の写真が有名な美酒鍋(びしょなべ、と読むそうで、漢字は後から当てられたものらしいです)。お肉と野菜を炒り煮のようにしたもの。味付けは日本酒と塩胡椒。



これを食べながら、賀茂泉のお酒を次々と試飲。飲み過ぎないよう気をつけていましたので、事なきは得ましたが、シンポジウムの緊張が解けたこともあり、結構お酒が回ったような気がします。

シンポジウムよりも懇親会の方がメインイベントだったような一日でした。

フラワーフェスティバル2010(その3):エスニックな屋台

2010年05月08日 17時01分06秒 | Weblog
フラワーフェスティバルに集まる屋台の数は半端じゃない。いわゆるテキ屋さんのそれはもちろん、レストランなどが出店しているもの、まぁ色々あります。

初日の3日に来た際、ケバップをもって歩いている人をヨメさんが発見。どうやらどこかにケバップの屋台があるらしいというので、平和大通りの北側を探しまくったのですが、とうとう見つからず。

で、5日に再出陣。今度は会場の図面であたりをつけておいて、通りの南側へ。すると、ありました、ありました。「トルコチキンケバブ」と書かれた看板が。



ちゃんと「あの」肉が置かれています。


ドゥネルケバブと書かれていました。チキンとビーフあり。これはチキンですが、ビーフも注文し、一つずつ食べました。


ケバップに久々巡り会えた嬉しさで調子に乗った我々は、次にインド料理に挑戦。広島駅新幹線口から5分ほど東に行ったところにある「ルーパリ」が出している屋台です。



セットメニューのCを注文。カレー、ナン、サモサにタンドリーチキンもついて、850円だったのが最終日だからか、700円に値下げされていました。

結構なボリュームです。これも夫婦で完食。


通りにはラオスの屋台も。広島ラオス交流協会というところがやっているようでした。ラオスカレーにアジアンスイーツなんてのもありましたが、すでに満腹に近かったので、今回は見送り。



こちらはタイ料理の屋台。


背後にある「タイ焼きそば」は良いとして、「トリラーメン」ってのが謎。


こちらはギリシャ料理。右側の「焼きかき」ってのは何かの間違いでしょう、きっと。

さて、もうお腹も一杯だし、と思っていたところに出くわしたのが、別のケバップ屋。

のび~るトルコアイスも一緒に売っています。ヨメさんはこちらを購入。なかなかいけます。でも僕は、



二つ目、行ってしまいました。不思議と食べられるんですね。

店のおっちゃん(トルコ人、のはず)はベタベタの関西弁。大阪から来たそうです。

もう何も食べられない状態になったところに登場したのが、沖縄料理の店。この通り、エスニック屋台通りだったようです。


テントには、「普天間を今すぐ沖縄に返せ」との文字が。

テントの中はたくさんのお客で賑わっていました。お腹にスペースさえあれば、ソーキそばにオリオンビールと行きたかったところなのですが、残念。

この屋台通りは本当、楽しめます。ここだけでも来る価値ありです。

フラワーフェスティバル2010(その2):メイン会場

2010年05月06日 21時55分04秒 | Weblog
フラワーフェスティバルのメイン会場、平和記念公園周辺にまず行ってみました。が、路面電車の「市役所前」電停からが大変な渋滞。たどり着くまでにものすごい時間がかかりました。30分はかかったか?


花の塔。「平和を願う人々の手をハトの羽根で表現し、周囲も花、羽ばたく先にも平和の花が咲いているというイメージをデザインしました」とのことです。


カーネーションステージ。3日昼は、オープニングセレモニーの後、広島吹奏楽団による演奏が行われていました。会場全体には12のステージがあり、石井杏奈、マナ・カナ、ベッキーなどゲストが出演(していたそうです。見てない)。ご当地ミュージシャン原田真二も来ていました。もはや恒例のようです。


平和記念資料館前あたりで、広島女学院大学の「折りづるひろば」を発見。女学院の学生さんが紙を配り、鶴を折ってもらっていました。

フラワーフェスティバル2010(その1):パレード

2010年05月05日 15時08分38秒 | Weblog
広島のゴールデンウィークといえば「フラワーフェスティバル」。5月3日から5日まで、平和大通りを占拠して行われる最大級のお祭りです。動員数は3日前で100万人を超えるとか。

初日の目玉は総合パレード。市民団体(それこそ色々な団体)が次々に平和大通りを行進します。



フラワークィーンのパレード。



こちらは、鹿児島親善大使(右端)ほかキャンペーンレディの皆さん。


大人気だったのは、ディズニーのパレードです。




意外にも、天理教のパレード。


宗教的なのは他にもありました。法輪功?


その他、ダンススクールやら学校の吹奏楽部やら。詳しくはこちら


この日のスペシャルゲスト、マナ・カナもパレード車に。偶然至近距離で発見。


次回は、パレード以外の場所へ行ってみます。