チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

後日談(4):ディズニーランド・パリ(初日)

2005年06月14日 23時09分15秒 | 番外編
書くべきかどうか、かなりためらいましたが、事実には違いないので。

パリで1泊した我々が向かった先は、ディズニーランドでした。
パリのディズニーは、ディズニーランドと、ウォルト・ディズニー・スタジオの2パークから成っており、とても1日で全部を見ることはできそうにないので(関連リンクはこちら)、2泊3日で見て回ることにしました。たぶんもう2度と来ないだろうから、この機会に見尽くしてやろうという根性で。

パリからメトロとRER(A線)を乗り継いだ我々が到着したのは Marne la Vallee / Chessy駅。ディズニーランド入口はもう目の前です。駅前から巡回バスに乗り、まずは予約しておいたホテル(Holiday Inn)にチェックイン。そこでディズニーランドの3日間パスを受け取る手はずになっていたのです。ところがなんと、チューリヒで利用した旅行会社の手違いで、ホテルに入金がなされていないとの話。「オレのせいじゃないだろ、そっちの手違いだろーが!」と主張すると、確かにその通りなんですが、ご自分でまず旅行会社にそのことを説明して、入金するよう言ってください、との返事。だからフランスは嫌いなんだ、と悪態をつきながら、とにかく部屋に入り、部屋からスイスに国際電話をするハメになりました。(その電話代を請求されなかっただけマシだったのかも。)

それだけですでに疲れてしまいましたが、気を取り直し、パスを受け取っていざディズニーランドへ。10月はじめのディズニーランドは、ハロウィーン一色となっておりました。なんか、アメリカなんだかフランスなんだかよくわからない変な気分ではありましたが、子供たちは大喜びです。



ほら、メインストリートに向かうゲートもハロウィーンでしょう?


 
メインストリートです。この日は曇っていて、夕方遅くからは一時雨となりました。

10月はじめみたいな時期にディズニーランドに遊びに来る奴がいるのかと思っていたら、案の定、あちらこちらで、聞き慣れた訛りのドイツ語が。スイスではこの時期に学校が「秋休み』を取るので(大学にはない、というか、そもそもまだ夏休み)、その休暇を利用して(もちろんお父さんも仕事を休むのです)ディズニーランドに「遠征』してくるスイス人がいるというわけ。

とはいえ、スイス人だけでディズニーランドが満杯になるはずもなく、園内は全体によく空いていました。寂しくはないほどに人がおり、しかしストレスを感じるほどには溢れていないという、ある意味理想的な状態で、アトラクションに並ぶ時間もせいぜい10分から15分。一番待たされたビッグサンダー・マウンテンでも30分くらいだったでしょうか(あまりに昔でよく覚えていないのですが)。本当、パリのディズニー行くなら10月はじめがお勧めです。ハイ。

3時頃から始まったパレードも、天気のせいなのか時期のせいなのか、それほど押し合いへし合いしなくても見ることができました。以下はその写真です。







ミッキーやドナルドが写ってはいますが、全体のテーマは、悪役中心のパレードという、少々風変わりで面白いものでした。このパレードは翌日も見ましたが、やはり晴れているほうがパレードも楽しそうに感じられました。

それにしても、広い園内を歩き回ってへとへと。明日も明後日もあるから、欲張る必要はないとわかっていたのですが、それでも疲れました。それと、さすがディズニーランド、ハンバーガーやらポンフリやらにやたらよくお目にかかる。子供たちは喜んで食べていましたが、ジャンクフードには本当、嫌気がさすほど。とはいえ、他に美味いものがあるわけでなし。パリ郊外に突如登場したアメリカ、って感じでした。アトラクションがフランス語と英語で行われているところが「非アメリカ的」ではありましたが。(つづく)