チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

宣伝:『福音と世界』

2012年11月13日 22時09分39秒 | Weblog
拙稿「パウロなき後のキリスト教」を連載させていただいている、『福音と世界』誌(新教出版社)の定期購読お勧めです。



2012年12月号は

特集=動乱の世のただ中の霊性2
荒野の師父と空の器の日本の私/中西恭子
他者のための決断―ホロコーストとボンヘッファー/島田由紀
剣をとるものは剣にて滅ぶ―アシュラム運動のめざす霊性/榎本恵
インタビュー=社会のただ中での瞑想/ヨハネ・ウマンス(神言会司祭)

連載
リレーメッセージ 「三・一一」以後12 遠い福島に思いを寄せて/西畑望
明治キリスト教史の周辺53 Boys be ambitiousを聴いた人々/太田愛人
神学の履歴書50 十字架と栄光/佐藤優
交響する啓典の民35(最終回) 開かれた神学を目指して/伊東乾
私のごすぺるくろにくる12 1981 炎のランナー/沢知恵
ブルトマン、マルクス、バッハから学んだこと11 創造の秩序/川端純四郎
パウロなき後のキリスト教9/辻学
新約釈義 使徒行伝89 25章23節―25章27節/荒井献
表紙画について /藤本四郎

現代社会においてキリスト教が果たすべき務めを考える上で重要な素材と論考を提供してくれている『福音と世界』。神学部の学生時代、私もこの雑誌から多くを学び、育てられてきました。いまその雑誌で連載を持たせてもらえていることを光栄に思っています。お礼の気持ちも込めて宣伝させていただく次第です。

キリスト教をキリスト教よりも広い視座から捉えるような文章も多いこの雑誌は、キリスト教を自省的に捉え直していく上で大変貴重な存在です。新年からはまた面白そうな特集が企画されています。自分が連載原稿を書いているからというのではありませんが(連載は来年3月号までの予定です)、多くの読者が得られますよう、お勧めする次第です。出版社からの直送なら送料込みで1年8016円、書店を通せば7200円です。(新教出版社さんからはとくに宣伝の依頼は受けておりません。)