チューリヒ、そして広島

スイス・チューリヒに住んで(た時)の雑感と帰国後のスイス関連話題。2007年4月からは広島移住。タイトルも変えました。

本屋で見つけたささやかな喜び

2011年02月26日 20時47分54秒 | Weblog
本屋で見つけるとちょっと嬉しいもの。


『福音書記者マルコ』(拙訳)。

キリスト教専門書店で見かけるのは(それもありがたいですが)珍しくないものの、一般書店の棚に並んでいるのを見ると、やっぱりちょっと嬉しい。売れたらもっと嬉しい。

ありがとうございました、紀○○屋さん。


以前は『隣人愛のはじまり』も置いていただいていたような気が……。

赤十字・原爆病院のモニュメント

2011年02月19日 23時48分00秒 | Weblog
何度も前を通っていながら、これまでわからなかったのが不思議です。

ある日、広島赤十字・原爆病院の前を通っていて、不思議な建物があることにふと気がつきました。



写真手前の、壊れた建物の一部のようなもの。原爆関係だろうということはすぐに想像がつきましたが、近くに寄ってみて、はじめてそれが何かわかりました。



原爆で破壊された旧1号館の一部というのです。以下、ウェブサイトからの引用:

「旧1号館階段室の窓ガラスは、原子爆弾の爆風によって破砕・飛散し、1階から屋上までの壁に無数の傷跡を残しました。窓枠とともに、その一部をモニュメントとして保存しています。」

赤十字・原爆病院(旧日本赤十字社原爆病院)はそもそも、「原爆被爆者の健康管理と診断治療にあたる専門の医療施設として」設立されました(ウェブサイトから)。1988年に日本赤十字病院と合併したとのことです。

この近辺は、広島大学病院、県病院といった大きな病院も他にあるのですが(ちょっと北へ行けば市立市民病院も)、広島ならではの役割を担った病院として、広島大学東千田キャンパス(かつて大学の中心キャンパスだった場所)のすぐ近くで今もその務めを果たしています。このモニュメントは、病院の存立意義を示すものだと言えるでしょう。

真剣にホワイト・バレンタイン

2011年02月17日 08時49分24秒 | Weblog
真剣なのは、「バレンタイン」ではなくて「ホワイト」の方です。

2月14日の朝、広島市内はみぞれ気味の雪がちらついていましたが、積もるなんて感じでは全然ありませんでした。

ところが、東広島方面へ向かうJRが、一つトンネルを抜けた途端に景色は一変。一気に山陰地方に出てしまったかと思うほど。

八本松駅はこの通り。ここはとくに標高が高いそうで、西条より寒いというので、ちょっと降りてみたら:




降り続く雪、道も真っ白です。しかしそんな道を、まるで日常茶飯事だとでも言うかのようにバスは大学へと向かって疾走していきます。(ちょっとコワかったです。)

大学に着いて、さらにびっくり。





8階の研究室から見る景色も、雪、雪、雪。視界が悪すぎて、写真も撮れないほどでした。

かつて、同じような天気の日に、夕方からの教授会が終わったら、バスが雪のせいで来なくなり、足止めを食ったことがある、とは同僚の先生の話。研究室で一泊、なんてことになってはたまらないので、会議後早々に帰宅することに。雪はまったく降り止む気配もありません。


夕方のバス停。広島県のイメージと程遠い。


西条駅も白くなっていました。

ところが、帰路には逆の現象が。「分岐点」のトンネルをJRが抜けると、またまた景色は一変。雪などどこにも見当たりません。遠くの山の上が多少白くなっている程度。

こんなに違うのに、同じ「広島県南部」で括っていいのか、天気予報?

散歩中の発見

2011年02月01日 20時57分25秒 | Weblog
ただ何となく散歩していても、色々な発見はあるものです。いちいち立ち止まっては携帯で撮影しています。



「写真師」という言葉ははじめて知りました。そして「写真師連合会」なる組織があることも。しかし、元々「写真屋さん」は「写真師」と呼ばれていたそうな。プロらしい感じがして、良い響きです。「寫眞舘」というレトロな表記がまたいいですね。



このドラッグストア、いつも目を引く看板立ててます。風邪の人に風邪薬を売らず、キョーレオピンを売ろうとする姿勢がすごい。ドラッグストアなのに。

キョーレオピンって、町の散髪屋さんで流れているAMラジオでよくCMをやっていたので覚えています。ABCラジオとか毎日放送とか。



川沿いの歩道に立てられている杭のような物体ですが、真ん中の穴は何を意味しているのでしょうか。道を封鎖する際(どんな場合に?)鎖を通すためのものか?